「ネームド」と「モブ」の差は大きい!!!
トレード雑記第496弾、
「ネームド」と「モブ」の差は大きい!!!
前回のブログでアメリカ大統領選挙について採り上げたけれど、
やっぱりというかなんというか、政治ネタは一定の反響がありますね。
(表立っては言えないような内容も、直接にチラホラとありました)
☆.前回のブログ
日常生活で議論することがかなり難しい話題なので、
SNS、ブログ、Youtubeなど、「隠れ政治ネタファン」が多いテーマなのかもしれません。
そういう意味では、
「株式投資・トレード」も同じような感じがしますが。
ということで、今回は、
米大統領選挙の民主党敗因分析-第2弾-
アイキャッチ画像は、
AP通信から選挙結果。
これをみると、
ドナルド・トランプ候補の圧勝がわかります。
(上院・下院も共和党で「トリプルレッド」になるっぽい)
今回のブログは、
分析というほどの話ではないですが、
そもそも両候補者では「役者が違った」という至極単純明快なお話。
「ネームド」vs「モブ」-「モブ」が勝てるわけがない!
トランプ候補は、
「ドナルド・トランプ」として選挙を戦いました。
白人の代表、男性の代表、みたいなことを強調するわけではなく、
まさに「ネームド」としてドナルド・トランプの名前で戦ったわけ。
肯定派も否定派も、語るときの主語はトランプ。
一方のハリス候補は、
当初は「インド系・アジア系女性」として、
途中からは「黒人女性」として、つまり、カテゴリーで戦ったわけ。
まさに「モブキャラ」。
どんな映画でも、
「通行人A」と「主役」で勝負になるはずはありません。
そして当然ながら、
インド系やアジア系の人たちから支持が得られるはずもなく、
黒人からの支持が得られるはずもなく、女性からも、となるのは当たり前。
それぞれのコミュニティからも、
「勝手に自分たちの代表面するな!」となるわけ。
選挙期間中も、
そして選挙が終わった後も、
ハリス氏を語る意見は、「女性」「黒人」「マイノリティ」など、
主語がぼやけたり大きくなったり曖昧になるのが、その証左。
「ガラスの天井」とか「女性差別」とか、
そういう話を持ち出すこと自体が、哀れなくらいに「モブ」を演出。
もし、
本気で、
民主党が4年後の返り咲きを望むのであれば、
最低限、次のような候補を擁立することです。
「自分の頭で考える」
「自分の言葉で話す」
「自分の手で指示する」
「自分の足で立つ」
「自分の名前で選挙戦を戦う」、
そういう候補を擁立することがスタートライン。
このままハリス氏を、モブからネームドに昇格させるのか、
それともネームドの別の候補者を立てるのか、それは民主党次第。
4年後は共和党も新人が擁立されるわけだから、
トランプ批判を繰り返している暇はほとんどなくて、
しっかりと戦略を練り直す必要がある、というお話でした。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。