「神域リーグ」終幕!

トレード雑記第528弾、

 

「神域リーグ」終幕!

過去3年に渡り、Mリーグのオフシーズンを利用して開催されていた、

麻雀プロとVtuberによる麻雀団体戦「神域リーグ」ですが、

主催Vtuberの天開司さんのSNSで来シーズンは開催しないことが発表されました。

 

 

本当にお疲れ様でした。

 

こういった大会・企画・イベントは、

始めるのも難しいですが、終わらせるのはもっと難しかったはず。

 

すごく綺麗な終わらせ方だったと感じます。

 

開催された3年間という区切り、

大きな成果と、小さくない調整の労力、

なかでも出演者・関係者への誹謗中傷への対応は主催者として頭を悩まされていました。

 

本当にすごく綺麗な終わらせ方(2回目)。

 

ファンの方からの惜しまれる声はもちろん、

「自分は見ていないけど~」といったよくわからない声もSNSで散見されました。

 

Yahooニュースとかでも見ることがありますが、

Youtuberの解散とか結婚とかの話題に「知らない人が~」っていうコメントと同じ。

 

逆説的な言い方かもしれませんが、

ものすごく注目されていたことがわかります。

 

本当にお疲れ様でした。

 

ここからはビジネスの観点から、

いくつかわたしなりの感想となります。

 

あくまでも独断と偏見による私見です。

 

1.幸か不幸か大きくなり過ぎた!?

比較的初期の頃(1年目の中終盤頃?)から視聴者数が激増、

注目度が一気に上がったことによって、個人Vtuberの主催にマンパワーとして限界があった感じ。

 

だからといって主催者が手放す方向は検討しづらいだろうから、

どこかのタイミングで「できるだけ綺麗に」終わらせる方向で話し合われていたのだろうと。

 

そういう意味でベストな引き際だと感じます。

 

2.コンセプトとマンネリ化のバランス、長期企画の難しさ!?

おそらく企画の出発点は麻雀が好きなVtuberが、

麻雀プロとのコラボ麻雀配信企画、Mリーグっぽいもの、

麻雀界とVtuber界との架け橋に、みたいなところから。

 

とはいえ、楽しくわいわいを越えて長期企画となると、

どうしてもマンネリ化とコンセプトのバランスに難が出てきます。

 

ここでのコンセプトとは、開催の目的、開催の意図みたいな感じ。

 

わたしは1年目から見ていてその時々の感想をブログにしていますが、

部外者であるわたしから見た神域リーグのコンセプトは年度ごとに微妙に変化していて、

1年目「高校野球」、2年目「少年野球」、3年目「草野球」と比喩的に表現してきました。

 

プロではないけれど玄人はだしのセミプロがバチバチに戦う甲子園、

「育成」「成長」などがキーワードで初心者の成長を一緒になって応援する少年野球、

麻雀(野球)好き、麻雀(野球)愛好家が集って和気あいあいと楽しむ草野球、みたいな感じ。

 

そして、応援する側、視聴者の側の熱量も、

「高校野球>少年野球>草野野球」だと思う。

 

そういう意味では、

新しいファンの獲得には繋がったけれど、

「古くからの麻雀ファン」としては「視聴の仕方がわからない」という人も出てきていた感じ。

 

野次を飛ばすのは論外だけど、

高校野球の感覚で草野球を見ても面白くないですから。

 

難しい話だけれど、

このあたりのコンセプトとマンネリ化の課題は、

努力された形跡は見えるものの、最終的に解消されないまま、

そして終幕を迎えた感じです。

 

総合的な判断として、

企画続行の限界だったのかもしれません。

 

3.Mリーグも同じ道を辿るのか!?

3点目は本家「Mリーグ」について。

 

上記2点を書いてきて、

ある意味ではMリーグにも当てはまるのでは、と感じます。

 

Mリーグは個人主催ではないけれど、

幸か不幸か関係者の想定以上のスピードで巨大になり過ぎた。

 

そのため、

その成長に追いついていないのか、

ここ数年はどうしてもマンネリ化もあるし、

「ほころび」がチラホラ見えてきています。

 

先日の岡田プロの発言もそうです。

(この件はまた次回以降に)

 

さらに直近では、

「Mリーグ成績速報非公式」さん(Mリーグのデータ収集&発表をしている個人の方)が、

Mリーグは公式としてできることをもっとやった方がいいと発言されていました。

(あまり話題になっていないけど、岡田プロの発言と同等かそれ以上に重要な課題)

 

そして上記2の論点ですが、

麻雀番組は「ガチ&orエンタメ」を常に言われていますが、

Mリーグ発足当初の手探りながらもバチバチの対決姿勢から、

和気あいあいとした麻雀プロの集いへと年々変化しているようにも見えます。

 

新しいファン層の獲得と、

既存のファン層の消化不良感は、

神域リーグと類似の傾向にあるのではないでしょうか。

 

Mリーグがすぐに終幕を迎えるというわけではないだろうけれど、

徐々に少しずつだけど、右肩下がりの停滞期に入っているように感じます。

 

そういう意味では神域リーグの盛り上がりと終幕は、

Mリーグにとっても非常に参考となるケースと言えるかもしれません。

 

いずれにしても、

神域リーグの功績は、神域リーグそのものにとっても、

天開さんをはじめVtuberの方々にとっても、Mリーグ、麻雀プロにとっても、

とても大きいものだと感じます。

 

天開さん、

神域リーグお疲れ様でした。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

人気ブログランキング
1日1回応援クリックよろしくお願いします!

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です