Mリーグ、選手強制入替制度に思うこと

トレード雑記第543弾、

 

Mリーグ、選手強制入替制度に思うこと

例年どおりだけど、

レギュラーシーズン終盤の話題の中心は選手強制入替制度に該当するチームの成績、

そして実際に入れ替え対象(≒強制退団、実質クビ)となる選手は誰か、というやつ。

 

終盤戦の消化試合になっていても、

そういった話題があることで最後まで盛り上がる理由になるので、

興行としては間違いなく面白い制度設計だと思う。

 

ちなみに、

わたしは選手強制入替制度に賛成の立場。

 

マンネリ打破と緊張感の担保、

応援(野次を含む)の盛り上がり、などなど、

実によくできた制度だと感じています。

 

とはいえ、細かい内容(2年連続とか、チーム成績のみ対象とか)については、

議論を重ねてより良いものに変更していってもいいかなぁ、とは思うけれど。

 

たとえば、新規参入チームは2年ではなく3年の猶予がある、とかね。

(もちろん参入時に議論する話で、今季のBEASTについて優遇せよという話ではない)

 

「今季は誰がその対象に!?」

みたいな話もありっちゃありだけど、

その前提としての「強制退団になる選手の要件」を整理するのが今回のブログの趣旨。

 

過去に強制退団となった選手の事例も踏まえて、

あらためてどういう選手が退団になりやすいか、

おそらくは次の4つの要件の総合的判断だと思う。

 

1.チーム事情

2.選手個人の成績

3.選手個人の成績以外の評価

4.選手個人のファン層

 

 

1.チーム事情

ある意味で一番わかりやすい要件。

 

前年度のセガサミーフェニックスを退団した2名は、

この要因が大きかったように感じる(特に東城りお選手)。

 

2.選手個人の成績

これもわかりやすい要件。

 

可視化される唯一といっていい数値なので、

この数値が大きくマイナスしている選手は選ばれやすい。

 

個人成績がプラスで退団となったのは、

近藤誠一選手と沢崎誠選手の2名だけ。

(いずれも健康上の理由によるもの)

 

Mリーグ復帰待望論が出ている元選手もいるけれど、

実現していないのは、「Mリーグでの成績が悪かった」という事実が大きいからだと思う。

 

3.選手個人の成績以外の評価

こちらは表現は失礼だけど、いわゆる「商品価値」。

 

たとえば、

俳優、モデル・タレント、声優、棋士、など二刀流の選手だと、

麻雀プロではないところでの商品価値が認められたりする。

 

そういったある意味特殊な事例を除けば、

Mリーグ以外での成績、トーク力など際立つキャラ、SNSなど発信力、

そういった影響力の大きさが総合的に評価されることになりそう。

 

ちなみにこういった商品価値は、

絶対値が大きいと「マイナスもある」ということと、

あくまでも「相対的な評価」であるということが大切。

 

岡田紗佳選手の発言がマイナスの影響が大きかったことは記憶に新しい。

 

また、相対的により強力なライバル、

たとえば、30代の人気俳優とか加入すれば萩原聖人選手の影響力は相対的に低下するし、

(考えにくいけど)藤井聡太竜王名人など現役タイトルホルダーが二刀流を表明すれば、

鈴木大介選手の影響力が低下することになるわけ。

 

そして、実際に退団した選手のなかには、

SNSの使い方が下手くそだなぁという人も少なくない。

 

やたらネガティブな発信が多かったり、

意味不明な「かまってちゃん」的発言だったり、

一般人とムキになって喧嘩していたり、などなど。

 

4.選手個人のファン層

この要件は、おそらくだけどかなり大きいと感じるやつ。

 

ファンと一口に言っても、

単純に「量」(=人数が多い)の話ではなくて、

「質」も考慮されていると思われる。

 

はっきりと書けば、

「良質ではない=悪質なファン」がいると選手個人にマイナス。

 

応援している選手以外の選手に対して、

攻撃する、貶す、嫌がらせをする、など、

わかりやすい「程度の低いファン層」が目立つと大きくマイナス。

 

また、

一見応援している風で無茶な要求をしているようなやつは最悪。

 

最も有名なのは「〇〇を出せ!!!」を連呼していたあれ。

 

所属チームの試合日ごとに騒ぎ立てるわけで、

限度を知らないなぁ、無茶苦茶だなぁと思っていたけれど、

その選手本人が「ありがた迷惑だった」的な言及をしていたので、

やっぱり、そりゃそうだよな、と感じた次第。

 

こういう悪質なファンが付いている選手は、

圧倒的な個人成績を残せなければ退団候補筆頭になりやすい感じ。

 

ちなみに、

今シーズン終了後には、

おそらくBEAST Xが選手強制入替の対象になる。

(雷電はレギュラーシーズン突破が濃厚なので)

 

今回紹介した4つの要件を総合的に判断して、

1名ないし2名の入れ替えが現実的な路線。

 

それ以外でも自主的な入れ替えがあるかもしれない。

 

まずは残り約10戦、

すべてのチーム、すべての選手による、

痺れるようなかっこいい麻雀を期待したいところ。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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