『アオアシ』完結！！！

トレード雑記第590弾、

サッカー漫画として、

そのキャラ、ストーリーは、

王道であり異色の作品『アオアシ』がいよいよ完結します。

完結に併せて、

漫画アプリで期間限定で全話無料公開をしていて、

週末の予定を変えて、改めて泣き笑いしながら読破しました。

以前、

『アオアシ』の作品紹介ブログは書いているので、

こちらも併せて読んでいただけるとうれしいです。

『アオアシ』って知ってる！？

一気読みしての感想は、

主人公が複数いる感覚。

間違いなく「青井葦人」（あおいあしと）が主人公なのですが、

福田達也、阿久津渚、大友栄作、などなど、作中のキャラが主人公格の活躍をしています。

マルチ主人公ではないけれど、

選手の視点、指導者の視点、選手同士の立ち位置やリーダーシップなど、

非常に丁寧に描かれていて、リアリティのあるストーリー展開となっています。

内容についてあらためて言及すると、

ユースの育成描写、サッカーの戦術を言語化、

実在の選手等を「尊敬、称賛、憧れ」目的で引用、

単純な根性論ではないストーリー性のある戦い方と結末、みたいなところが好印象。

一方、ほんのちょっと悲しくなるところは、

家庭や生い立ちに難があるキャラが多過ぎる印象。

そういったバックグラウンドがあってのハングリー精神なんだろうけれど、

何人も出てくると「また不幸自慢からの成長物語」といった印象になって、残念。

とは書いてみたものの、

スポーツ漫画のジャンルで言うと、

近年まれにみる面白い漫画のひとつと断言できます。

今回の全話無料期間は（ブログ公開時点で）終了したけれど、

一度あることは二度目があるはずなので、密かにW杯期間とかに全話無料になるのでは、と、

そのときにもう一度じっくり読み直そうと考えています。

といったところで、本日のブログは手仕舞い。