井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る
2021年5月9日
トレード雑記第5弾、
井の中の蛙大海を知らず、されど空の蒼さを知る
前半部分は道教の始祖とされる荘子による古典『荘子』が元ネタ。
後半部分は後世の創作。
自分の見える範囲で物事のすべてを悟ったかのように語る見識の狭さを揶揄する表現に、
だからこそ、その世界の深さを知り得るというちょっとポジティブな造語。
歴史上の偉人には、画家で音楽家で医者で弁護士で鍛冶職人で政治家・・・、
みたいなオールマイティに活躍した人がいないわけではないけれど、まぁ稀。
現代ではほとんどの人が、とある領域の、そのまた狭い分野でこそ力を発揮する感じ。
スポーツでも音楽でも医学でも、その領域は細分化されているし、
そのなかで個々人が活躍できる役割も細分化されているからこそ光り輝くことができる。
なんかトレードの話ではなくなっているような気もするんですが、
トレードも領域を広げると株、FX、投資信託、仮想通貨、預貯金、などなど、
領域を狭めると時間軸や手法、銘柄選定などによって、いくらでも細分化できる。
どの領域で勝負するのか、勝負しないのか、
その選択と集中が、成長と停滞、利確と損切りの岐路となる(はず)。
自分が輝くことのできる領域を見つけるための方法は大きくふたつ。
1.自分自身を向上させること・・・創造・邁進
2.相場の状況を見極めること・・・探究・探求