麻雀とトレード-求められるスター
トレード雑記第31弾、
麻雀とトレード-求められるスター
前後編の2回に分けて「麻雀とトレード」についての雑記です。
今回は後編「求められるスター」について。
前編「麻雀とトレード-運と実力」と併せてご一読ください。
麻雀のプロとは?
麻雀のプロ雀士について、ごくごく簡単に説明すると、
「競技麻雀」のプロ団体のプロ試験に合格してその団体に所属している人を中心に、
フリーのプロ雀士もいます。
(タレント・俳優などのなかにもプロの資格を持つ人がいたりします)
ちなみに、将棋だと日本将棋連盟が唯一のプロ団体として機能していますが、
競技麻雀の場合はプロ団体が複数あります。
そしてそれぞれの団体でプロ資格があって、プロ雀士がいるので、
ぶっちゃけプロ雀士が何人いるのかよくわからなかったりします。
同時に、団体ごとにリーグ戦やトーナメントによるタイトルが複数あるので、
結局のところ誰が強いのか、といった議論が(良くも悪くも)尽きない感じ。
そんななかで画期的な枠組みを構築して、
麻雀の認知度を向上させようと2018年から「Mリーグ」が発足しました。
Mリーグとは?
仕掛け人はサイバーエージェントの藤田晋社長で、
個人戦がほとんどだった麻雀に団体戦を導入し、
そのチームの母体を企業(スポンサー企業)が担当するという構想がMリーグです。
これまでも複数あるプロ団体に所属するプロ雀士が横断的に参加できるタイトルはあったのですが、
それぞれのプロ団体の所属別で戦うのではなくて、
新たにスポンサー企業が中心となって企業によるドラフト会議で指名された雀士が「選手」として
戦うという仕組みが画期的でした。
イメージとしてプロ野球のシステムで、
企業が選手に年俸を支払って、選手はチームの看板を背負って戦うというスタイルです。
企業(チーム)は現在8つあって、
博報堂、テレビ朝日、KADOKAWA、セガサミー、コナミなど、
メディアや(麻雀に関するゲームや出版など)コンテンツを手掛ける企業です。
ちなみに企業の代表は「監督」としてチームに帯同したり、
服装もチームで揃いのユニフォームを着用するなどスポーツを意識したものになっています。
そのため、Mリーグに選ばれるプロ雀士(選手)は、
単純に「麻雀が強い」だけではなくて、ファンサービスやグッズ販売などに貢献できるような、
キャラクターやエンターテイメントとしての要素を盛り込んだものとなっています。
そしてご多分に漏れず、ドラフト会議はファンの間で「あ~だこ~だ」と激しい議論になります。
自分が監督になったつもりで、この選手がみたい、この組み合わせがいい、とか、
なんでこの人が選ばれないんだぁ~とか、その逆もあったりといった感じ。
理念と求められるスター
Mリーグの理念として、4項目掲げられているんだけれど、
ひとつ目が「高度な頭脳スポーツとしての麻雀への認知の確立」
ふたつ目が「麻雀に対する負のイメージの払拭」
となっています。
ですから、旧来の博打、博徒、怖い、怪しいなどといったイメージはご法度です。
間違っても黒い交際みたいなことが発覚したら、
その選手が所属する企業や、Mリーグそのもののイメージダウンに直結しますので、
ある意味では一定より上の世代や、それっぽい武勇伝があったりする人はドラフトの対象外。
実力や実績だけを考えたら、当然ベテラン勢が選ばれることになるけれど、
「おっちゃんばっかりの麻雀番組って視聴したい?」ってなるわけで、
そこには若手、なかでも女性プロ雀士は新たなファン獲得のためにも必須の存在だったりします。
(このあたりが旧来の麻雀ファンガチ勢と新規のライトなファンとで相いれないのかも)
わかりやすいので、女性プロ雀士の話をすると、
Mリーグのドラフトで選ばれそうにないのは、いわゆるホステス系、セクシー系のタイプ。
極端にいえば権力者の愛人みたいな雰囲気を醸し出している感じの人で、
映画や漫画など旧来の麻雀のイメージで登場する女性像。
男性の場合、ホスト系や強面系の人は一時期と比べるとかなり減っていると思うけど、
女性の場合、後でも触れるようにけっこういるのが実情。
また、恋愛やお酒などの武勇伝(豪快な失敗談を含む)なんかがある人も、
Mリーグのカラーに合わないと思われるので、現行制度だと選ばれる可能性はない(と思う)。
それなりに麻雀ファン歴のある人だったら、
ここに書いたイメージの女性プロ雀士について、
すぐに片手くらいの人数の顔が思い浮かぶんじゃないでしょうか。
で、求められているのは、おかしな日本語だけど、
「普通にきれいなお姉さん」のタイプ。
名前を挙げるとしたら瑞原明奈プロ。
ここで名前を挙げる以上、美人なのは当然として、
結婚して子どもがいることも公表してるなど、
いわゆる普通の生活をしている(と思われる)きれいなママさん雀士。
旧来の負のイメージを払拭して新しいファン層を獲得するという理念に最も合致する一人。
さらに言うと、唯一(だと思う)「かわいい」系を確立させたのが丸山奏子プロ。
麻雀プロ歴2年目の新人で実績ほぼゼロでのドラフト指名に驚いた人もいると思うけど、
抜群のセルフ・ブランディングをおこなっている女性プロ雀士。
さっきも書いたけど、ホステス系、若手だと「キャバ嬢」系の女性プロ雀士が少なくないなかで、
丸山プロのかわいらしさはものすごく光る。
もちろん美人ではあるので、服装や髪型、メイクなどで「キャバ嬢」系も、
「きれいなお姉さん」系もできるけれど、前者は求められていないし、
後者はライバルとなる女性プロ雀士がいるのを理解したうえでブランディングしている感じ。
ちなみになぜホステス系やキャバ嬢系の女性プロ雀士が多いかというと、
それが「雀荘での仕事において求められているタイプだから」ということ。
つまり、Mリーグのカラーではないけれど、全国各地にある雀荘での仕事だと、
このタイプに需要があるのは間違いない事実だから。
あとは職人肌であまりしゃべらない人とかだとファンサービスに支障をきたすので、
そういうタイプ(寡黙でカッコよかったりするんだけど)も選ばれない(と思う)。
トレードの世界でも
そしてトレードの世界も、麻雀の世界と似たようなところがある。
相場師とか総会屋とか、巨額の未公開株詐欺とか、インサイダーとか、
株で破産した話とか、負のイメージにまつわる話はあり過ぎるくらいあったりする。
以前のブログで「カリスマ待望論とバーチャの見分け方【後編】」には詳しく書いたけど、
「普通の成功した投資家・トレーダー」が求められている(と思う)。
これも変な日本語ですけどね。
といったところで、麻雀とトレードについてのブログ2部作は手仕舞い。
9月はトレードで、跳満、倍満とガンガン勝ちにいきたいですね!
そして見え見えの役満には振り込まないようにしないと・・・w
お疲れ様です。
丸山プロかわいいですよね!
自分は、You Tubeの麻雀チャンネルで高宮まりプロの闘牌を
よく見てました。理由は理牌の時の谷…(自主規制w)
おっさんプロでは小島プロとか桜井章一氏もかっこいいですが
自分は灘 麻太郎プロが好きでしたね。
それはさておき、麻雀は対戦相手の顔が見えることが
株と違ってメリットですね。
強い人ってなんか独特のオーラがありのでそれを察知できます。
株は板の向こうの人がどんな人たちか見えないから
難しいと思ってます。
来週も一発逆転の役満狙いをせずに、
コツコツ「ザンク、満貫」を積み重ねます。
お互い頑張りましょう!
高宮プロも人気ですよね。
グラビアアイドルが麻雀プロになるルートはありますが、
逆のパターンで麻雀プロがグラビアに本格的にスカウト(?)されたのは、
高宮プロだけだったと思います。
雀力や雀風だと大御所もみたいですが、
桜井章一さん、灘麻太郎さんとかはどうしてもそっち系の武勇伝が・・・。
確かに、ザンクでもゴミ手でも半荘を乗り切ることを目指しましょう!