トレード雑記第62弾、

爆損ツイートの心理

タイトルを考えるのに時間がかかったけれど、

爆損ツイートを何通りかに分類してみました、という程度の意味ですw

なお、「爆損」の金額は人それぞれなので、

数千万円～数億円の損切り画像を見ることもあれば、数万円のものもあります。

またTwitterで公開される画像とは別に、

隠される爆損も少なからずあると思いますので、

そういった諸々の諸事情について慮りながら、

特徴的な爆損ツイートの分類を考えてみました。

1．定期的な損切り

最もわかりやすいのは年末恒例、税金対策でのスイング銘柄の損失確定のやつ。

たとえば年間で2,000万円の利益を上げていた人が、500万円の含み損を切る感じで、

比較的高額な損切りになるので、インパクトも大きく印象に残りやすい。

基本的には、損失額を大きく超える利益を計上しているパターンです。

2．話題の銘柄での損切り

仕手株、IPO、決算暴落などなど、そのときに話題となっている銘柄での損切り。

金額の多寡はあれど、旬を追いかけるツイートとしてよくあるパターン。

入ってみたけれど、今回はダメだった・・・、という余裕のあるやつと、

勝負を賭けて裏目をひいた悲壮感漂うやつとが混在する感じ。

3．絵になる損切り

普段めちゃくちゃ上手い人による珍しい損切りパターン。

将棋の木村義雄十四世名人（1902-1986）の言葉だったと思うけれど、

「名局とはどのようなものですか？」との記者の質問に、

「わたしが負けた対局です」と回答した感覚に近い。

めちゃくちゃ上手い人だからこそ、

その負けたときが強く印象に残るので、絵になるし語り継がれるというやつ。

書籍にもなっているけれど、cisさんの「損5億」みたいなやつで、

通常は真似することができないレベル。

4．かまってちゃん

毎度の如く「負けたぁ～」「損したぁ～」「退場だぁ～」っていうやつ。

それが芸の域にまで昇華されている人もいないわけではないけれど、

ほとんどの人がやると中途半端になるので、やめた方がいいと思う。

5．自暴自棄な損切り

負けが込んできて・・・、

ヤバい銘柄にヤバいタイミングで入って、ヤバいタイミングで損切り、

そして悲壮感や絶望感、虚無感なんかが漂うツイートが続くパターン。

上記1．～4．の、半分ネタのような爆損ツイートとは異なり、

本気で退場を心配したくなるやつ。

だからといって、手を差し伸べることはできないし、

しない方がいいとも思う。

偉そうなことを言えるレベルにないし、

逆ギレされる危険もないわけではないし。

あとは番外編として、

複数口座あるうちのひとつの証券口座が上手くいかなかったというパターンで、

「追証が発生したぁ～」みたいなやつもあったりする。

だいたいの場合、入金力ももちろんあるし、

別の口座ではしっかり利益を計上しているというやつ。

そして、

年末には勝負を賭けたくなる気持ちが出てくるので、

結果的に爆益や爆損のツイートが一段と増える季節。

爆損ツイートを見て思うこと

ここまで分類した以上に、様々な理由から爆損ツイートがあふれる季節ですが、

そういった爆損ツイート（より厳密には爆益ツイートに対しても同じ）を見て、

一喜一憂しないことが大切だと思います。

「一喜」というと怒られるかもしれませんが、

トレードを初めて損ばかり計上していた頃は、

他人の爆損ツイートを見て・・・、

〇変な安心感（自分より大きな損をしている人がいる）

〇変な優越感（いわゆる「シャーデンフロイデ」の状態）

〇変な仲間意識（同じ銘柄で爆損している人がいる）

みたいな、

あまりよろしくない感情になったりします。

そういう感情になった自分に自己嫌悪したり、

といった負のループに陥ったことも、わたし自身なかったとは言えないです。

もちろんそういった感情を他人にぶつけたりすることは論外ですが、

ある程度、自分自身を律しておかないと、意外と下品な思考は出てくるもの。

ときに人間は弱くて醜いもの、そう理解しつつ、

自分なりの解消方法を見つける必要があります。

たとえばSNSを見ないということもひとつの手段だと思いますし、

「スルースキル」（いい意味で、真剣に受け止めない）もありです。

大切なことは、あまり他人の爆益＆or爆損ツイートに惑わされずに、

自分ができることを地道にコツコツと実践する、それがすべて！！！

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