トレード雑記第63弾、

マイノリティの自覚を持つ

トレードそのものとどこまで関連があるか、

ちょっとわからないのですが、最近考えていることです。

マイノリティ（minority）とは、

いわゆる「少数派」「少ないこと」という意味合いで、

対義語は、多数派を意味するマジョリティ（majority）です。

アイキャッチ画像は、

サイレント・マジョリティ（何も発言しない多数派）と、

ノイジー・マイノリティ（声が大きく存在感のある少数派）のイメージ図。

喚き散らしている人の意見がごり押しのように通ることが往々にしてありますが、

たとえば、職場でも学校でも、さらには家庭でも、よく見る光景かもしれません。

さて、あらためまして、本日のテーマは、

-マイノリティの自覚を持つ-

わたし自身、自分の意見や行動が、

そこまで多数派、主流派だと思ったことはありませんが、

だからといって、同調者がほとんどいない偏屈な人物（≒少数派）とも、

思ったことはありません（思いたくないだけかもしれませんがw）。

とはいえ、わたしを含めてほとんどの人がそうだと思いますが、

「お前は変だ」「間違っている」「おかしいぞ」なんて指摘してくれる人は、

いい意味でも悪い意味でも、強制的な集団生活をする学生時代までさかのぼらないと、

ほとんどいないと思います。

「類は友を呼ぶ」ではないけれど、

長らく付き合いがある人は、だいたい似たような考え方を持っているからです。

そして、そういう集団に慣れてしまっていると、

思っている以上に「外の世界」の常識を知らずに、

「自分の目の前に広がる狭い世界」での常識に凝り固まってしまいます。

小難しい話になってきちゃったので、

突然ですが、ここでひとつご質問！

問：きしだふみお首相のフルネームを漢字で、

間違いなく正確に書ける人の割合は何％くらい存在すると思いますか？

菅義偉（すがよしひで）前首相、

安倍晋三（あべしんぞう）元首相と比較すれば、

かなりわかりやすい漢字が並ぶと思います。

では、どのくらいの人がフルネーム漢字で書けるでしょうか？？

50%、2人に1人は書けると思うでしょうか。

「お」はそれなりに難しいので30%くらいでしょうか。

この質問は、とあるネット新聞が元ネタですが、

そこでの回答も踏まえて、わたしなりに答えを出します。

【再掲】問：きしだふみお首相のフルネームを漢字で、

間違いなく正確に書ける人の割合は何％くらい存在すると思いますか？

回答：約1%

勘のいい方ならお察しでしょうが、

元ネタは『虚構新聞』です。

その理由も、言われてみれば納得です。

世界中のほとんどの人は、

日本語が読めないし、漢字も書けません。

しょうもない「ひっかけクイズ」と思うかもしれませんが、

想像力を働かさないと、自分（及び自分たち）の考えが主流派、多数派であって、

自分（及び自分たち）の常識が、当たり前のものだと妄信してしまいがち。

別に外国人と日本人の文化の違いみたいな話がしたいわけではなくて、

日本人同士でも、世代や性別、住んでいる地域や職業、家族構成など、

自分とはまったく異なる価値観をもって行動する人はたくさんいらっしゃいます。

「マイノリティの自覚を持つ」とは、

自分の意見を卑下したり、主張を控えるといった意味ではなくて、

自分の価値観や行動が必ずしも常識（≒正しい）ではないということ。

それを理解しておくことはとても大切だと思います。

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