大前田庄衛門

トレード雑記第108弾、

前回の「壁-HEKI-」については、

連載中の人気漫画『キングダム』の登場人物なので、

タイトルからピンときた方もそれなりにいらっしゃったと思います。

さすがに「壁」のみで「かべ」とミスリードするような、

姑息な真似は、・・・、

一瞬考えたんだけどw

とはいえ、今回紹介する人物、

豪商・伊勢屋・大前田庄衛門について、

ピンときたという方は壁よりはだいぶ少ない、と思う。

ちなみに、

以前の呼ばれ方は、

「落ち首拾いの鮫吉」

画像を見ると思い出す方もいるかも？

もちろん、さっぱりわからない、という方が少数派というわけではありません。

マニアックな人気を誇った漫画『花の慶次-雲のかなたに-』（原哲夫）で、

ほんのちょっとだけ登場したキャラです。

『花の慶次』自体は、隆慶一郎の歴史小説『一夢庵風流記』が原作で、

前田慶次（前田慶次郎利益、まえだとします）の活躍を描く歴史漫画です。

作中の前田慶次は、

徹頭徹尾、超人的な活躍しか描かれることがないくらいの、

まぎれもなく主人公、スーパースターです。

で、今回取り上げるキャラ、大前田庄衛門、もとい鮫吉は、

若かりし頃、その前田慶次が縦横無尽に活躍する戦場で、

慶次が倒した敵武将の鎧兜や刀、そして首（賞金首）などを集めて回って、

それで得た褒美を元手に商売をはじめて財をなした、という人物。

基本的には、ふんぞり返ったところからヘーコラするところまで、

テンプレ的なコミカルキャラなのですが、男気を見せるシーンもあったり、

妙に印象に残っているキャラでもあります。

最近、無料漫画のアプリをインストールして、

懐かしの漫画を見ていた際に、ふと思い出したキャラですが、

味があるというか、本筋とは無関係のエピソードなんだけど、

考えさせられるところもあったりします。

壁とは、また異なるキャラですが、

トレード、特にデイトレードを考えると、

参考にできるところも多いように感じます。