「謎解き感覚」の面白さ

トレード雑記第213弾、

 

「謎解き感覚」の面白さ

本日1月6日は、日本で最も有名な警部補のひとり(?)、古畑任三郎の誕生日。

 

 

日本における「倒叙ミステリー」の原点にして頂点といった感じで、

あの当時のミステリー好きにドハマリした作品となりました。

 

「叙述式」の不可解な事件が発生して刑事視点で犯人を追い詰める物語ではなくて、

「倒叙式」の犯行に及んだ犯人視点からストーリーが構築される展開になっていて、

「犯人捜し」より「犯行トリックの解明」により重点が置かれた物語構成で、

犯人と刑事や探偵などとの心理戦を楽しむ物語です。

 

登場人物は非常に少なく、記念すべき第1回では、

古畑(田村正和)と部下の今泉(西村雅彦)、犯人(中森明菜)、被害者(池田成志)の4名、

併せて、犬(ゴールデンレトリバー)がエンディングでクレジットされた登場人物すべてです。

 

「犯人vs古畑」の会話がほぼすべてといった回も少なくなくて、

すごく新鮮な気持ちでテレビを見ていた記憶があります。

 

さっき調べてみたら最初のシリーズが放送されたのが1994年でした。

職場や学校で話題には事欠かない新感覚の刑事ドラマだったように感じます。

(ドラマが有名になった後はモノマネやパロディなどの定番にもなりました)

 

結果を固定して、過程を楽しむ

『古畑任三郎』は脚本家三谷幸喜の真骨頂といった作品だと思います。

 

構想がいつ頃からあったのかはわからないですが、

90年代前半はバブルの余韻もあって・・・、

「イケイケ」「ゴージャス」な金満番組も多かったような。

(あくまでも拙い記憶を頼りにした偏った思い出ですが)

 

単純明快なプロットによる濃密な空間設定に厳選された登場人物ですから、

シリーズが進むことで途中からサブキャラが増えてきたけれど、

それまでの段階でコケていたらテコ入れも困難だったかもしれません。

 

ぶっちぇけ、有名アイドルや人気タレントを出しとけばいい、とは真逆の路線。

 

本格派の面白さがありました。

 

トレードも一緒なのかな!?

超短時間で売買を完結させるスキャルピングトレードだと趣が異なりそうですが、

この「結果を固定して、過程を楽しむ」という考え方はトレードでも活きそうです。

 

結果(利確or損切り)を固定して、

過程(値動き)を楽しむ感じです。

 

教科書的にはエントリー前に「利確」と「損切り」のラインを設定してからエントリー、

途中の値動きには一喜一憂しない、ってよく言われていると思うのだけれど・・・。

 

なかなか難しいわけですよね。

 

どうしても利確は早めに「チキン利確」してしまいますし、

損切りはギリギリまで粘ったうえで、その下までいっているのにお祈り。

 

値動きを楽しむ余裕なんて・・・、といった感じ。

 

アタフタとしていたことだけは、

はっきり覚えている苦い記憶です。

 

常に迷宮入りしていた感覚ですね。

 

2022年に引き続き2023年相場において、

皆さまの名推理を楽しみにしています!

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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