サッカー日本代表の現在地点-6月の親善試合に向けて

トレード雑記第254弾、

 

サッカー日本代表の現在地点-6月の親善試合に向けて

W杯ベスト16からの3月の親善試合を経て、新生日本代表が少しずつ形作られていきます。

 

次は6月の親善試合(対戦相手未定)に向けて、

〇〇を招集してほしい、△△を日本代表で観たい、

という声はたくさんあると思います。

 

そんななかで、W杯に対するインタビューという感じで、

元ポルトガル代表のルイス・フィーゴ(50歳)が日本代表を好印象だと評価していました。

 

フィーゴは、サッカーにおいては説明不要なレベルのスーパースターですが、

代表歴として1991年から2006年まで15年間、強豪ポルトガル代表で活躍した選手です。

(アイキャッチ画像は、フィーゴのポルトガル代表時代のもの)

 

彼の日本代表評が、ハッとさせられるものでした。

 

〇この10年間で日本ほど成長したチームはない

〇スター選手はいないが、グループの力が日本の武器

〇前半と後半でまるで違うサッカーを仕掛けてくる監督の戦略はとくに気に入った

 

この手のインタビューにおいてはリップサービスを込みで受け止める必要はあるけれど、

1点目については多くの日本人が共感できるように思う。

 

なんならここ20年間としても、30年間としても、そうだと思う。

 

2点目と3点目は、人によって感想は異なるかもしれない。

 

たとえば3点目は、わたしは納得感があるけれど、

苦肉の策だ、たまたまだ、監督は無能だ、と批評する人は少なくない印象。

 

そして、特にハッとさせられたのが2点目。

 

日本代表にはスター選手がいない・・・。

 

日本にも三笘薫をはじめスター選手がいるじゃないか!

という意見もあっていいと思う。

 

また、このインタビューがW杯のものなので、

終了後の活躍についてはどの選手に対しても言及されていない。

 

それでも、

ルイス・フィーゴが、

「スター選手はいない」と表現していることに大きな意味があると思う。

 

スター選手の定義

そもそもサッカーにおけるスター選手の定義はよくわからない。

 

ポジションによっても異なるだろうし、

チームの印象なんかも影響してくるだろうし。

 

フィーゴが何をもって「スター選手」と表現しているのかもわからない。

 

だから、ある程度、納得感のあるスター選手の定義というか範囲を定めないと議論にならない。

 

そこで、ない頭を振り絞って、サッカーにおけるスター選手の定義を考えると・・・、

 

“トップレベルの活躍を最低5年間は継続している選手”

 

というのが、ひとつの基準になるかなぁ・・・という感じ。

 

もちろん、丁寧に定義づけするなら「トップレベル」の数値化も、

やらないといけないだろうけれど、まずは活躍期間「5年以上」がわかりやすい。

 

1試合だけとか、1か月間とか、1大会だけとか、1シーズンだけとかだと、

注目を浴びるし光り輝いてはいるものの「ラッキーボーイ」感覚になる。

 

そういう感覚の「スター選手候補」はたくさんいるし、

「一発屋」で終わってしまう選手もたくさんいたりする。

 

本当に「スター選手」と評価されるためには、

そういった一瞬の輝き、印象に残るプレーに加えて、

複数シーズンで継続して光り輝くことが求められるはず。

 

そういうことを考えると、

たしかに日本代表にスター選手はいない。

 

海外のチームに所属している選手、そこで活躍している選手も多くなったけれど、

チームの中心選手になっているか、さらにはリーグの中心選手と言えるか、

などと問われると、微妙なところだと思う。

 

三笘薫にしても「プレミアリーグでの日本人史上最高得点を記録!!!」って、

大々的に報道されていたけれど、数字だけをみるとたった7得点。

 

これまでの香川真司、岡崎慎司が6得点だったので、そこを超えたのはすごいけれど。

 

W杯を含めて今シーズンの活躍は目を見張るものがあるけれど、

これから複数年にわたって同水準の活躍をしてはじめてスター選手の仲間入りなんだと思う。

 

そういう意味では、日本人ファンの視点で言えば、史上最高のスター選手かもしれないけれど、

世界中にいるサッカーファンや過去のスター選手の視点で言えば、スター選手候補のひとり。

 

三笘は現在25歳なので、4年後のW杯まで同水準あるいはそれ以上の活躍を継続すれば、

そのときはスター選手のひとりとして数えられると思う。

 

そのほかの選手についても、試合によって活躍する選手はいるけれど、

シーズンを通して、それも複数シーズンとなると、そのレベルにはいない。

 

サッカー日本代表の現在地点を考えると、

選手も監督も「中堅レベル」だと思う。

 

決して弱小ではないけれど強豪でもないし、

選手は一流で監督や首脳陣だけが三流ということでもない。

 

そして超一流のスター選手や監督は日本代表には存在しない。

 

6月の親善試合に向けて

そういう状況を踏まえて、6月の親善試合を考えないといけない。

 

3月の親善試合で(暗黙に)求められたW杯活躍組の凱旋出場は終了したので、

今度は攻撃陣の入れ替えを含めて選手の招集には、より自由度が増すはず。

 

たとえば、こちらも複数年活躍しているわけではないけれど、

今シーズンのリーグを代表する選手として常々話題となる古橋亨梧。

 

スコットランドリーグで無双しているので、6月の親善試合では招集されるかもしれない。

 

状況として、

W杯で得点した選手が3月の親善試合で不調だったこともあるし、

現在28歳の古橋が招集されるチャンスは十二分にあるはず。

 

わたし自身も招集してほしいと考えている選手のひとりですし、

代表でどれだけできるのか、セルティックで自信をつけた古橋を試す価値はあると思う。

 

ほかにも試してほしい選手はたくさんいるし、

わたしも知らないような有望な若手が出てくることにも期待しているし、

対戦相手次第だけれど、いろいろとチャレンジしてほしいと思う。

 

おまけ-ソン・フンミン

現在30歳、プレミアリーグのトッテナムで活躍する韓国代表のソン・フンミン。

 

「三笘がソンを超えたか!?」みたいな、

変な煽りが日本と韓国の双方から出ていて興ざめするところもあるけれど、

サッカーにおいてソン・フンミンは紛れもなくスター選手のひとり。

 

プレミアリーグでの得点をみると、

2015-16 4得点(シーズン途中に移籍)

2016-17 14得点

2017-18 12得点

2018-19 12得点

2019-20 11得点

2020-21 17得点

2021-22 23得点(得点王)

2022-23 7得点(シーズン途中)

となります。

 

先日の試合で今シーズン7得点目、プレミア通算100得点を達成しました。

 

ポジションは違えど、

日本人史上最高の得点をたたき出した三笘薫が7得点、

昨年得点王で今季不調、衰えたと叩かれていたソンも7得点。

 

ちなみに、

ソンのプレミア加入前のブンデスリーガにおいても3年連続2桁得点を記録しています。

 

三笘とソンには5歳の年齢差がありますので、

これからの5年間で三笘が並び称されるような活躍をする可能性はありますが、

現時点において両者を比較するのはソンフンミンに対して失礼な状況だと思います。

 

ぶっちゃけ日本代表にも・・・、

こういうフォワードがいたらいいなぁと思える選手のひとり。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

追記。

6月の親善試合の対戦相手に韓国が名乗りを上げているようです。

 

3月も似たような報道があったので、どうなるかわかりませんが、

次の条件を満たせば実施する価値がありそうです。

 

〇試合をする会場は韓国国内

〇選手は国内組の選手を中心に招集

 

「完全アウェーの雰囲気のなかで試合をする意義」は大きいですし、

国内組と呼ばれるJリーグに所属する選手たちの経験にもなります。

 

一方で、日本国内で実施するのであれば、

アジア以外の中堅~強豪国がのぞましいと感じます。

 

変な因縁などを抜きにして考えると、

国内組のレベルアップを目的とするのであれば韓国代表は選択肢のひとつ。

 


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