Mリーグにダメ出ししようぜ!
トレード雑記第273弾、
Mリーグにダメ出ししようぜ!
ブログもTwitterもそうですが、
基本的には、文章も内容についても、
前向きな表現、応援のメッセージ、好意的な構成を意識しています。
無意味な軋轢を生まないためにも、
大切なポイントだと考えていますので、
これからもそのスタンスは崩さずにしたいわけです。
が、せっかくなので、
業界とは何の関係もない第三者の麻雀ファンのひとりとして、
「ダメ出し」メインの回があってもいいかな、と感じだ次第。
ということで、
今回のブログは、
チクチク、ネチネチとダメ出しを吐き出す内容となります。
構成としては、今シーズン優勝~8位の各チームに対して、
さらにはMリーグ全体に対して、つらつらと書き連ねます。
※追記(2023.5.29)
本ブログを最初に書いたのが2週間前(M閉幕翌日)で、
それから大きなニュースが流れてくるたびに加筆修正・・・。
チクチク、ネチネチに加え、
チグハグ、バラバラな構成になってしまいました。
ご了承いただけると幸いです。
優勝:渋谷ABEMAS
表彰式での挨拶について、
優勝チームのみ4名全員が実施したわけですが、
率直な感想として、誰一人、全然面白くなかった。
シャーレや賞金ボードを持ったまま挨拶に進む段取りの悪さが・・・、
まぁ、そのあたりを差し引いても、挨拶は本田プロに持っていかれた感じ。
特に、多井プロの「辞める辞める詐欺」は、
YouTubeでVtuberなんかとしゃべっているときは100%ネタだけど、
ああいう場所でああいう匂わせ発言は、ちょっと・・・、ねぇ。
来年優勝したら新体制移行もありかな、とも思う。
あと、藤田晋監督については後述。
2位:KONAMI麻雀格闘倶楽部
昨シーズン新加入の伊達朱里紗プロがMVP(個人成績首位)だけど、
SNSの使い方がいつまでたっても微妙な感じ・・・。
ツンデレ、女王様、みたいなブランディングなのかもしれないですが、
批判コメントにムキになったり、ファン(あくまでも麻雀のファン)への接し方が、
よくわからない・・・。
もはや人気も実力もトッププロの仲間入り、
くらいの大活躍をしている事実はあるけれど・・・、
「勝っているからこそ許される」キャラ設定だと思うので、
来シーズンの活躍が楽しみでもあり、怖くもあり。
3位:TEAM RAIDEN/雷電
昨シーズン、△1200pを叩き出したトンデモチーム。
正直、今年もダメで選手強制入替の対象になるだろうと考えていたけれど、
あれよあれよとレギュラーシーズン、セミファイナルと勝ち上がった感じ。
ダメ出しのしようがないけれど、
来シーズンはどうなるんだろうか。
最低2年間は選手強制入替の対象外となった今だからこそ、
「何かを仕掛けるのか?」と感じずにはいられない。
その結果次第では、
またトンデモ成績を叩き出すかも!?
そして気になるのが瀬戸熊プロの体調。
(牌をこぼす頻度が増えている気がする)
このまま改善されないようだと、
後述する近藤プロ選手の勇退→新監督就任の2例目になるかも。
4位:EX風林火山
昨シーズン終了後に実施した選手入替オーディションは、
松ヶ瀬プロの2年間の成績をみる限り大成功といった感じで、
予定調和を崩す取り組みを率先して実施しているチーム。
現在も、
練習相手(実質2軍的な位置づけ)を募集する「IKUSA」を開催中で、
実質的なMリーグ「ドラフト候補選手の囲い込み」をしている感じ。
興味深い取り組みだけど、
今後、そこに参加しているプロが、
他のチームへの加入(≒ドラフト指名)など、いろいろと波紋を拡げそうでもある。
イメージとしては、
高校野球(≒甲子園)をひとつのプロ野球の球団が主催している感覚。
Mリーグ機構など、
リーグ全体として取り組む内容、
たとえば次世代の選手の発掘や育成など、
風林火山が単独で実施することの違和感が・・・、なくはない。
5位:U-NEXT Pirates
今シーズン開始時に適用された選手強制入替制度により、
2名の選手を入れ替えてのぞんだ再起のシーズンで、5位。
来シーズンの成績如何では、
もう一度レギュレーションに引っかかる恐れが出てきました。
レギュラーシーズン瑞原選手が絶好調、他3選手が不調、
セミファイナルでは一転して瑞原選手が絶不調・・・。
昨シーズンと2年連続で同じような展開での敗北なので、
そのあたりの修正は必須になってくると思う。
個人成績でいうと気になるのが、
小林プロの絶対の信頼感に陰りが見えてきた。
そこにきて、「麻雀界に物申す」系のYouTubeを始めたりしているけど、
成績が振るわないとアンチも増える感じは小林プロも避けられない、はず。
6位:KADOKAWAサクラナイツ
昨シーズンの優勝チームで、
沢崎プロの体調不良にともない選手入替をせざるを得なかったチーム。
新加入の渋川難波プロは、
控え室の雰囲気を明るくする太陽みたいな人だけど、
個人としてもチームとしても成績は振るわなかったと思う。
結果的に、
自虐やイジリのネタトークが、ネタにならない展開もあって、
渋川プロ以外の内川プロ、岡田プロ、堀プロ、さらには森井監督の毒舌が、
中和できないままになっているところも・・・。
このあたりは、
常勝チームが不振になったときの雰囲気の悪さ、微妙な距離感、違和感に近い。
監督も選手も「ノリのいい」チームなので、
良いときはファンも温かいけど成績が悪いとアンチも増える可能性が・・・。
そして5位のパイレーツと同様、
来シーズンの結果如何で選手強制入替に該当するので、
どう立て直すのか、初めて経験する逆境なので、そこに注目。
7位: 赤坂ドリブンズ
今シーズンの成績により、選手強制入替の対象チーム。
まだ退団発表のない段階ですが、
村上淳プロと丸山奏子プロの退団が発表、
新しく加入する選手がどのくらい活躍するのか、
残留する選手たちが奮起できるのか、新チームの実力が試されるところ。
育成枠の考え方と、
現行のレギュレーションとが微妙にズレている感覚もあるので、
育成枠を踏襲するのか、即戦力(≒現タイトルホルダー)への切り替えか、
そのあたりに要注目。
8位:セガサミーフェニックス
2年目と4年目のシーズンに準優勝(2位)に輝いたチーム。
隔年で覚醒するような選手がいるのが魅力だけど・・・、
言い換えると隔年でトンデモ成績となる選手が常にいる感じ。
8チーム唯一の女流プロが多数を占めるチームだけれど、
仲がいいのか、そうではないのか、イマイチよくわからない。
選手同士は麻雀については議論しない方針なので、
(≒それぞれが一流のプロなので自分で結論を出す)
個人主義的な空気感がどっちに転ぶのか、といった感じ。
と、全体のブログを書き終わった後に、
近藤誠一プロの選手勇退、監督就任のニュースが!?
何か仕掛けるなら雷電と思っていたわたしの予想はあっさり裏切られました!
選手→監督はMリーグ史上初ですし、
監督はスポンサー企業の人、という予定調和を崩した感じ。
来年の控え室、新監督の采配、
そして新加入(男女混成が必須のため男性限定)のプロに注目。
Mリーグ全体について
ここでは大きく2点。
1.チェアマンと監督の兼任はそろそろ・・・
Mリーグはサイバーエージェントの藤田晋社長が創出したといっても過言ではないですが、
ひとつの区切りとして5年が経過しましたので、チェアマンと渋谷ABEMASの監督について、
そろそろどちらかひとつは別の方に任せてもいいのではないでしょうか。
Mリーグ立ち上げからの獅子奮迅の活躍は周知の事実ですが、
リーグの公平性などの観点からも次のステージに進む必要があるような気がします。
2.Mトーナメントのコンセプトがわからん!
オフシーズンの人気の維持、活動の継続など、難しい問題がありましたが、
新しい試みとしてMリーガーによる個人戦のトーナメント開催が発表されました。
それ自体に反対を表明する麻雀ファンはいないと思うのですが、
詳細が明らかになるにつれ・・・、ボルテージが冷めていく流れに・・・。
理由は単純です。
①Mリーガー以外の選手が含まれている
必ずしもマイナスの話ではないですが、
Mリーガーのトーナメント、普段はチーム戦だけど個人で戦えば一番強いのは?
「Mリーガー本当の最強雀士決定戦!」みたいな需要が企画の原点だと思うのですが、
参加選手をMリーガー以外にも拡大したことで・・・、
結局、他社主催の麻雀最強戦と変わり映えしない人選になっちゃった感じ。
近年、麻雀最強戦がMリーグ人気に阿ってるところが見え隠れしてたのに、
今度はMリーグの方が最強戦風のトーナメントを始めた感じ・・・。
これ、共倒れになる危険性が高いんだよなぁ・・・、
5年くらいのスパンで考えると、という不安が大きい。
②次世代を担うであろう選手が少ない
しかも、Mトーナメントの出場選手については、
Mリーガー以外だと、各団体からの推薦みたいな流れですが、
推薦出場者の顔ぶれをみると若い選手がほとんどいない状況に。
ぶっちゃけ、Mリーガー以外の選手を参加させるのであれば、
半数くらいは20~30代にしないと、インパクトがない・・・。
③どうせなら・・・
「Mリーガー頂上決戦」みたいな感じでMリーガー限定で開催するわけでもなく、
「Mリーガー」vs「非Mリーガー」みたいな対立構図があるわけでもなく、
開催時期から逆算して「次期Mリーガーの登竜門」的な位置づけにもならないし。
Mトーナメントのコンセプトって何!?
という感じで、
あれもこれもと追加要素を増やせば増やすほど、
中身がなくなるダメな企画の見本みたいかも・・・。
どうせなら・・・、
優勝チームの渋谷ABEMASに挑戦するチームをつくって、
即席でMリーグじゃないけどMリーグっぽい対局を実施すれば、
なんとなく噂されている新規チームの加入(8→12チーム体制?)を見据えた、
パイロット的な企画として麻雀ファンの反応をみられたのに・・・と思ってみたり。
そんなことを書いていたら、
9チーム目の参入が発表されました。
ますます、
Mトーナメントって何!?
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
追記。
ブログを書き終えたあとからあとから・・・、
いろんなニュースが日替わりで飛び込んできて、
新規参入9チーム目のことや、ドラフト会議の指名予想など、
またあらためてブログにまとめます。
こんにちは
Mリーグにダメ出しというお題にひとつだけ
Mリーグ発足当時のコンセプトに「マインドスポーツとしてオリンピックを目指す」とかあったと思うのです
今季のMリーグのスローガンは「この情熱を外へ」だったと思いますが、やはり矮小化しているような
このままではABEMAテレ朝のコンテンツ止まり、もちろんそれで深化すれば良いという考えもありですが
Mリーグ設立自体は革命的だったと思います
一度、Mリーグ方向性を議論する討論会みたいなものをオープンでやると面白いかもしれませんね
こんにちはこんばんは確認が遅くなりました・・・、
申し訳ありません。
おっしゃるとおりですね、
発足時のコンセプト、スローガンから5年経過したわけで、
この機会にふり返りつつ今後を見据えた公開討論会みたいなもの、見てみたいです!