トレード雑記第322弾、

「アイデア」と「チャンス」と「ビジネス」と！

本日17時より、アース製薬杯 麻雀最強戦 2024出場枠争奪戦が無料生放送されます。

まさにブログタイトルのとおりですが、

アイデアとチャンスとビジネスが融合したすばらしい大会になりそう。

そもそもの経緯は、以前のブログでも解説しましたが、

麻雀最強戦の推薦枠1名を「読者アンケート」で決定しようという企画から。

麻雀最強戦が竹書房の一社主催だからこそ可能な、

思い付きと行き当たりばったりの小回りの利く企画。

実施方法などに賛否両論はあったものの、

読者アンケート1位で出場権を獲得した篠原冴美プロは、

出場した大会で見事優勝、12月の決勝大会に駒を進めました。

一方で、この盛り上がり（炎上を含む）をそのままで終わらせないのが竹書房。

次点となるアンケート2位から9位までの8名を選抜して、

次年度最強戦の出場権を賭けた大会を開催すると発表。

それが本日の大会。

さらにさらに、

ビジネスセンスがある竹書房なればこそかもしれませんが、

発表のなかに少なくとも2点の興味深いアイデアが盛り込まれていました。

ひとつ目は、

特別コメンテーターとして篠原プロが出演すること。

おそらく実況解説席で、

今回の企画への感想や自身の麻雀への想いを聞かれたり、

園田プロとともに解説（≒コメント）をする役回りだと思います。

若手プロにとってメディア出演は、

喉から手が出るくらいほしいはずなので、

それこそお金を払ってでも出演したい状況のなか、

出演料を貰って（≒ノーギャラということはないはず）出演することになる篠原プロは、

出場権獲得→出場＆優勝に留まらない、大きなプレゼントとなったはずです。

このあたりの展開をみると、

品がなくて叩かれやすい竹書房が、

一方で人情味があって愛されているところだと思う。

アイデアをチャンスに変えて、

そのチャンスをビジネスに繋げた感じ。

企画した竹書房にとっても、

1位を獲得した篠原プロにとっても、

間違いなくwin-winの展開になっています。

さらに、2位から9位の麻雀プロがブレイクすれば、

当初の想定を超えた大きな価値を生み出すかもしれません。

そしてふたつ目が、

特別ルールの採用。

麻雀でずぅ～～～～っと言われ続けているオーラス目無し問題への対応。

とりあえず最強戦のnoteから特別ルールを添付。

内容としては、

RMUの新決勝方式と類似のルールで、

オーラスで逆転不可≒目無し問題を解消するために、

アガリ続ける限り全員に優勝のチャンスがあります、というもの。

いきなり最強戦のすべての大会に採用するわけにもいかないので、

まずはこの特別大会で特別ルールとして運用してみて反応をみよう、というアイデア。

もし好評であれば、次年度の最強戦はこのルールが採用されるかもしれません。

なお、もちろん万能のルールというわけではなく、

①どうせ最後に逆転チャンスがあるので道中は派手な手を組んで大味の試合展開になる、

②北家（ラス親）の価値が変化（≒著しく低下）するので座席の有利不利に影響が生じる、

③その他、このルールならではの抜け道（≒トップ目以外からの横移動の連続など）が発生する

など、懸念事項がないわけではありません。

それでもまず、長年の目無し問題に対して、

特別ルールでやってみようという勢いというかいい意味で軽いノリが見て取れます。

こういうところも竹書房のいいところ。

若手プロにとってはチャンス以外の何物でもないので、

一人ひとりの本日の活躍を楽しみにしたいと思います。

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

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