なぜ、蓮舫氏はダメだったのか!?
トレード雑記第444弾、
なぜ、蓮舫氏はダメだったのか!?
やっと東京都知事選挙が終幕した。
東京都民ではないわたしにとって、
さほど大きな関心ごとではないけれど、
いくつか気になることもあったわけで、
普段は控えている政治関連の内容をSNSに投稿しました。
大方の予想どおり、
前回の都議選につづき今回も小池候補が20時ジャストに当確となりました。
翌日、上位の顔ぶれを確認すると、次のとおり。
(東京新聞のweb記事より、上位5名を転載)
驚きは、これまで知名度的にはほとんどなかった石丸候補の2位、安野候補の5位でしょうか。
(個人的には安野氏のこれからの動向に最も注目しています)
それぞれの候補についてのコメントを書くと、
とんでもない量になるし、そもそも政治色の強いブログが書きたいわけではないので、
今回はブログタイトルのみ、蓮舫候補のダメだった理由を端的に書いて筆をおきます。
蓮舫氏がダメだった理由は・・・、
おそらく書ききれないくらいあるし、
すでに多くのメディアや有識者の論評で「袋叩き」状態です。
(かわいそうという気持ちがわかないくらい当然の内容が多いですが)
さて、わたしからは一点だけ、
次のweb記事にその「ヒント」というか、
本質的な「答え」がしっかりと書かれています。
記事にあるとおり、
蓮舫氏は「小池都政のリセット」を掲げて都知事選に立候補しました。
この一文がすべての「ヒント」であり「答え」ですが、
「〇〇のリセット」を掲げた改革は、100%失敗します。
繰り返しますが、
100%失敗します。
古今東西の歴史が証明している事実。
たとえば、
わたしが小学生か中学生かのときに社会科で習った「江戸の三大改革」。
漢字で書け、みたいなつまらない暗記問題でしたが、
この「享保の改革」、「寛政の改革」、「天保の改革」の目的、そして結末をご存じでしょうか。
いずれの改革の目的も、端的に表現すれば、
「徳川家康の(良かった)時代に戻す」というもので、
現代風に言えば「江戸時代をリセットする」というもの。
その結末はというと・・・。
威勢よく改革に着手をしてみたものの、
結末は、すべて失敗に終わっています。
ちなみに、歴史上、最悪レベルの失敗例は、
カンボジア共産党のポル・ポト中央委員会書記長による大虐殺。
(閲覧注意レベルの胸糞案件です、詳細が気になる方はweb検索してください)
いずれにしても、
「過去に戻す」、「この間のダメなものをリセットする」、
などと、仰々しく掲げた類の改革もどきの政策は、
ことごとく失敗することは歴史が証明しています。
“愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ”
ドイツの宰相、
オットー・フォン・ビスマルクによる有名な格言。
この格言こそ、まさに、
今回の蓮舫氏がダメだった理由を端的に表現しています。
小池都政の8年間について、
そこでの仕事や生活を全否定して、
ゲーム感覚で嘲笑しながら「リセットボタン」を押す、
この人間の尊厳を踏みにじるような発言を受け入れられる都民がどれだけいるでしょうか。
東京都民のひとりであり、
東京都選出の国会議員であった蓮舫氏の発言ですから、
何をか言わんや、虚しい響きとなって轟いてしまいます。
「2位じゃダメなんでしょうか?」とも共通するけれど、
一生懸命に頑張っている人たちの気持ちがわからないんですね。
良かった点は引き継ぎ、
不十分な点は拡充して、
不合格な点は軌道修正。
これが健全な挑戦者による建設的な発言です。
当たり前のことなんですけどね。
「男性がー」とか、「女性がー」とかも関係ありません、
人間としての根本の部分にあまりにも・・・、という感じ。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
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