Mリーグ「渋谷ABEMAS」絶不調の理由!?
トレード雑記第493弾、
Mリーグ「渋谷ABEMAS」絶不調の理由!?
Mリーグもシーズン4分の1、全96試合中24・26試合が終了しました。
(2024年11月1日終了現在。チーム数が奇数のため、消化試合数が異なります)
アイキャッチ画像は、現時点でのチーム成績ですが、
なんと、渋谷ABEMASが最下位&△350p超という悲惨な状況・・・。
例年どおりだと、ここ(△300p超)から復活したチームはなかったはず。
昨シーズン「はじめて」ファイナル進出(=ベスト4)を逃し、
再起を誓っていたチームだけに、まだ序盤とはいえ相当厳しい展開。
絶不調の理由は、ひとつではないし、
簡単に判明できれば対処できるので、
かなり複雑な要因が入り組んでいる、はず。
とはいえ、
せっかくなので、
「だから何!?」と言われそうな理由をご紹介。
監督交代の影響はないのか!?
ご存じのとおり、
渋谷ABEMASは、1年目~4年目まで連続3位、
5年目となるシーズンに悲願の初優勝を戴冠しましたが、
そのオフシーズンに藤田晋監督から塚本泰隆監督へと監督交代がおこなわれました。
藤田監督は、Mリーグの創設者であり、
Mリーグチェアマンを兼務していたこともあって、絶対の影響力があったわけですが、
チェアマンに専念するために監督退任を決断されたわけです。
以降、6年目(昨シーズン)は5位に沈み、
今シーズンは絶不調の最下位となっています。
選手個々人の理由もあるとは思いますし、
傍から見ていると「運が悪い」としか言いようのない放銃もあったりします。
それでも、チームとして浮上してこないことには、
「何らかの理由があるのでは?」という感覚になると・・・。
ほとんど誰も指摘していないけれど、
監督交代は意外なほど重要な理由と言えるのかもしれない、と感じたわけ。
(じゃあ元に戻せば、みたいな議論にならないので有益ではないかもだけど)
ちなみに、
雀力という意味では、
藤田前監督はアマチュア強豪(最強位のタイトル獲得歴あり)、
塚本監督は元麻雀プロ(学生時代に最高位戦に所属)ですから、
すくなくとも一般視聴者とは比較にならないほど強いことは間違いありません。
そもそも塚本監督は全面に出て鼓舞するタイプではないため、
目立つことはほとんどなくて、おそらく調整型の監督だと思います。
とはいえ、以前のインタビューなどで藤田前監督が言っていたように、
「多井さんの手綱を握れるのは自分だけ」みたいな言葉が・・・、
なんとなく悪い方向に出てしまっている感が否めません。
たとえば、
昨シーズンから目立つ「偏った登板間隔」。
初期の頃は、
ほぼローテーションで4名の選手が順番に出ていた印象。
昨シーズンあたりから、
半分ネタとして面白がっていたけれど、多井プロの偏った登板が増えた事実。
その影響かもしれませんが、なんとなく松本プロの登板過多。
などなど・・・。
選手4名それぞれ強い(はず)、安定感がある(はず)なのに、
チームとして成績が上向いてこないのは、「チームとしての理由」があるはず。
他のチームの多くが、強制化自主的かを問わず「選手入替」を実施しているなか、
初期メンバーで戦い続けることに誇りを持っているチームで好感が持てる、けど。
チームのマンネリや、
他チームからの攻略への対応、
そういったところからもうワンステップ上昇するための活動が、
現在のところ「裏目」を引いているニュアンスかもしれません。
現時点での最終戦(11/1の2試合目)で多井プロが久しぶりのトップとなり、
それこそ△400p超から復活したわけで、ここで流れが変わるかもしれません。
そこに期待したいし、
ここからファイナルまで浮上するABEMASを観たい、
そういうチームであってほしいと感じます。
最後に、
わたし自身、
塚本監督を批判したいわけではありません。
塚本監督になったから勝負弱くなった、
みたいなことではないと思います。
監督を叩けばチームが強くなるわけでもありません。
それでも、
エンターテイメントとしてのMリーグ、
ほとんど「話題にならない」というところに関して、
なんらかの改善策、起爆剤があってもいいのでは、と感じる次第です。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。