兵庫県知事選挙、斎藤氏が再選!!!
トレード雑記第499弾、
兵庫県知事選挙、斎藤氏が再選!!!
注目されていた兵庫県知事選挙ですが、
20時ちょうどに斎藤候補の「当選確実」報道が出ました。
どちらが勝利するにしても深夜になるだろうとの見込みははずれ、
同時に、これならブログを書く時間が出来たと考えながら書いています。
(画像だけは翌朝に添付することにして文章はササッと仕上げる感覚)
斎藤候補の当選確実の理由を考えると、
1.政策が評価された
2.対立候補や失職に関する恨み節がほとんどなかった
3.対立候補やメディアが酷かった
という感じでしょうか。
1.に関しては、
知事時代に公約として掲げていた内容がかなり達成されていること、
また、自身の給与や退職金をカットするなど「身を切る」政策を実行していたこと、とともに、
偶然かもしれませんが、高校や大学への助成(学費無償化、エアコン・トイレ等設備の改善など)など、
若者への「目に見える形での政策」が評価された可能性があります。
今回は「選挙前から後の経緯」に注目が集まったため、
ほとんど報道されませんでしたが、政策・公約の達成状況は最も重要な評価指標です。
2.に関しては、
失職に繋がる一連の報道から、
県関係者、メディア、そして自身を批判する対立候補などに対して、
怒りや恨みの感情があってしかるべきと思われますが、
そういった負の感情を表に出さなかった選挙戦でした。
たとえば、
既得権益者に潰されたとか、嵌められたとか、メディアは嘘を言っているとか、
恨み節を前面に出した選挙戦だと逆風がますます強まっただけだと感じます。
他者に対して攻撃的にならず、
自身の政策を語る姿が「SNS」等を通じて支持が拡がった印象です。
より正確には「人間性」「人格」「資質」みたいな論争に加わらず、
距離を置いたことで政策面(上記1.)が再注目された感じでしょうか。
3.に関しては、
すでに前回までのブログで書いているように、
稲村候補の選挙戦略が稚拙であったこと(≒自身の政策より斎藤候補の批判に重点など)、
稲村候補の応援団の面々が受け入れられなかったこと(≒左翼の活動家集団の横暴など)、
ある意味でメディアの挙党一致体制での応援が、逆効果になってしまったこと、
など、普通にしていれば勝てる選挙を普通じゃない人々とやり方で自滅した印象が強いです。
今回の選挙もまた、
「マスメディアの敗北」という意味では、
わかりやすい結果となりました。
そもそも失職理由の一因とされた訪問先での「おねだり」は、
メディアで使い勝手のいいパワーワードとして頻繁に使われましたが、
自らの給与をカットする人物と「おねだり」が結びつかないという違和感がありました。
(ちゃんと調べて報道していたというより、冷笑・批判が目的となっていた感じ)
自身の給与や退職金を増額した人物であれば「おねだり」と親和性があるのですが。
一事が万事、わたしが知る限りでも、
ずいぶんと長いことマスメディアへの批判は続いています。
たとえば「オ〇ム真理教」関連の報道が無茶苦茶であったことは周知の事実ですし、
近年も「ジャ〇ーズ」など芸能関連の報道も「強いものには巻かれろ」的な報道姿勢。
直近でもアメリカ大統領選挙での一方的な報道などなど、
すでに「マス」かどうかもわからないですが、「メディアへの不信」は根深く大きい印象です。
じきに参議院選挙も行われますし、
メディアのあり方、そしてメディアを見る側のあり方、
そういった情報へのリテラシーが改めて問われる転換点となったかもしれません。
最後に、選挙結果の画像を添付。
(上位2名のみ、画像はアイキャッチとともにNHKより)
といったところで、本日のブログは手仕舞い。