リバプール失速orプレミアリーグ専念!?

トレード雑記第546弾、
リバプール失速orプレミアリーグ専念!?
アルネ・スロット新監督が旋風を巻き起こしているリバプールですが、
実質的な世界一のクラブチームを決めるCL(チャンピオンリーグ)で、
日本時間3月12日早朝に行われたPSG(パリサンジェルマン)戦を敗北しました。
2戦合計1-1、
延長でも決着がつかずPK戦で1-4。
数字だけみると惜敗、
接戦を落とした感覚ですが、
試合内容は2戦ともほぼPSGの無双状態で、
GKアリソンを中心になんとか凌いでいたという試合。
遠藤航選手も所属しているし、
リバプール応援目線で試合を観戦していても実力差(調整、コンディションを含む)が大きい。
プレミアリーグを含めて、
年間4冠(プレミア、CL、FAカップ、カラバオカップ)を目指すわけですが、
これでCLとFAカップの敗退が確定しました。
今週末に行われるカラバオカップ決勝戦(対ニューカッスル)で勝利すると、
リバプールとしては昨年に続き連覇となります。
ここにきて疲労困憊、負傷欠場選手が増えてきていますが、
カラバオカップをなんとか獲得してほしいところ。
そうすることで、
スロット新監督としては監督1年目のシーズンでタイトル1冠の称号を得ることになります。
ちなみに、
プレミアリーグは、
現在ダントツの首位のため、
よほどのことがなければ(3連敗とか敗戦が続くなど)、
初挑戦にしてプレミアリーグ制覇は間違いなし、と考えられています。
今回のCLでの敗戦は、
ファーストレグ(第1戦)とセカンドレグ(第2戦)のあいだの試合、
プレミアリーグのサウザンプトン戦を「ターンオーバー」しなかったことが一因と言われています。
ダントツ最下位のサウザンプトンを相手に主力を温存せずに、
通常運転したところ、PSGでは主力の精彩を欠き攻めあぐねたうえに、
アーノルド(負傷)やコナテ(疲労)の緊急交代に繋がった、というひとつの解釈。
その前のFAカップでは、
極端なターンオーバー(主力を7、8人交代して遠藤がキャプテンの試合)で敗戦。
プレミア1年目のスロット監督にあれもこれも求めるのは大変ですし、
プレミア制覇できるところに位置しているだけでも開幕前の予想より抜群の出来なんですが、
それでも、なんか、こう、もうちょっと、上手くターンオーバーして、
やりくりすれば、もっと納得感のある試合運びになるのでは、と感じてしまう次第。
「もどかしい」という表現がぴったりくる感じ。
遠藤選手はほとんど試合に出場していないので、
昨年のような疲労の蓄積もなく、のびのび試合に出ているようだけど。
主力(ファンダイク、サラー、アーノルドなど)の契約更新もまだのようですし、
遠藤自身も再契約するのか不透明な状況なので、
来シーズンはクラブにとっても遠藤にとっても、
W杯イヤーとして、変化の大きな1年となりそうです。
まずは週末のカラバオカップ、
そして首位のままプレミアリーグを制覇して2冠、
一段階ギアを上げて、ここからが正念場。
最高のシーズンとなって、
パレードの映像を見ることが楽しみです。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。