『魔術ギルド総帥~生まれ変わって今更やり直す2度目の学院生活~』って知ってる!?

トレード雑記第563弾、
『魔術ギルド総帥~生まれ変わって今更やり直す2度目の学院生活~』って知ってる!?
実は前回ブログのタイトルは、当初『~3選』だったんです。
今回ご紹介する漫画は、
てっきり以前に紹介していたと思っていたので、
こちらを含めて3選とする予定だったんですが・・・。
ということで『~2選』になったので、
あらためて今回ご紹介したいと思います。
☆.前回紹介した漫画はこちら
今回紹介する作品は、前回紹介2作品と比較して(『マガポケ』で掲載されている)話数が少ないので、
もしかすると、この後、少なくない作品のように途中で読むのを止めることになるかもしれません。
とはいえ、
ベタな展開で中だるみ的な内容がありつつも、
独特の魅力を感じながら読み続けている作品となります。
あらためまして、
本日紹介する漫画はこちら。
『魔術ギルド総帥~生まれ変わって今更やり直す2度目の学院生活~』
(原作:白石新、漫画:望月秋五郎)
冒険、学園生活&復讐ファンタジーものというベッタベタな作品。
大魔導士だった主人公が部下に裏切られて絶命・・・、と思ったら・・・、
不慮の事故等で「死んだときに(転生して)生き返る」ようにあらかじめ準備していたので少年に転生。
転生といっても、「現実→架空世界」とか、
「過去(死亡)→数百年後の未来(転生)」とかではなくて、
架空世界における同時代の別の少年に生まれ変わる、みたいな感じ。
で、
学生(高校生くらいのイメージ)として生徒や教師によるイジメに抗い、
「ざまぁ!」展開でやっつけていく、というこれまたベッタベタな展開。
そして、
この学園生活がひと段落した後のストーリーが・・・、
悪くない。
むしろ、こっちの方がいい。
だいたいのしょぼくなる作品だと、
当初の世界観である学園生活をひととおり完結すると、
まったく異なる世界観のストーリーが始まって、まるでおもしろくなくなる、
みたいな作品が散見されるわけですが。
しっかりと世界観を維持しつつ、
ストーリーの拡がり、途中から出てくる新しい登場人物など、
綿密に練られた新章展開であることがはっきりと伝わってくる作品。
また、主人公の決めゼリフ(?)なのか、
作品のキャッチコピーなのか、「エレガント」という表現がおもしろい。
シリアスとギャグと両方で使用されていて、
読み進めていくうちにクセになってくる感じ。
途中、読んでいて中だるみというか、
つまらなく感じる時期がなかったわけではないけれど、
それでも読み続けているいい意味でめずらしい作品(少なくない作品は途中で読むのを止めるので)。
まぁ、ベッタベタな二番煎じで、
目新しい要素はほとんど皆無な作品にもかかわらず、
小気味いいストーリーで内容がすんなりと入ってくる感じ。
騙されたと思って読み始めると、
わたしのように途中からハマってしまうかも、という作品。
おすすめです。
しかし、
なんというか、
この作品に限らないけれど、
ポイント付与対象でなければ、
絶対に読むことのない冗長でおもしろさが微塵も感じられないタイトルはなんなんだろう。
(今の子どもたちにはこういう長ったらしいタイトルの評判がいいのだろうか???)
といったところで、本日のブログは手仕舞い。