競馬界の巨星墜つ、“メイショウ”松本好雄オーナー死去

トレード雑記第621弾、

 

競馬界の巨星墜つ、“メイショウ”松本好雄オーナー死去

「メイショウ〇〇」の冠名で知られる株式会社きしろ代表取締役会長の松本好雄(まつもとよしお)氏が死去。

 

1938年1月6日生まれ、2025年8月29日没、 87歳でした。

 

記憶に新しいのは、

メイショウタバルで宝塚記念(2025年6月15日)を制覇。

 

レース終了後は、

同馬の石橋守調教師、武豊騎手とともに元気な姿が見られました。

 

それから、

わずか2ヶ月半・・・。

 

死因は癌ということなので、

すでにその頃にはかなり症状が悪化されていたのかもしれません。

 

そんな素振りを一切見せずに、

人と馬が繋ぐ縁についてインタビューにも答えていらっしゃいました。

 

松本オーナーは、

競馬ファンにはおなじみの名物オーナー(個人馬主)で、

地方の零細牧場の馬を積極的に購入して、昔馴染みの厩舎、騎手を大切にする聖人。

 

現代競馬の主役は、

大資本による生産牧場兼オーナー法人で、

良血馬を揃えて、(表現悪いけれど)子飼いの厩舎、騎手を使って勝ち鞍を量産するイメージ。

 

活躍した競走馬が引退した後も、

種牡馬、繁殖牝馬として囲い込み、

一大帝国を築き上げているところに、

松本オーナーが個人馬主として立ち向かう(?)姿は、

まさにヒーローものの主人公といった構図で、競馬ファンは盛り上がっていました。

(なお、松本オーナー自身が大資本の法人と仲が悪いわけではありません)

 

その最期は、

前人未到の個人馬主2000勝を達成して、わずか4日後、

かつての所有馬たちが待つ天国へと旅立っていきました。

 

合掌

 

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