ノースサファリサッポロ閉園、動物たちの行方は!?
2025年10月1日

トレード雑記第632弾、
ノースサファリサッポロ閉園、動物たちの行方は!?
北海道を代表する(?)とまでは言えないかもですが、
それなりの知名度を誇っていた動物園「ノースサファリサッポロ」が2025年9月をもって閉園しました。
一昨年あたりに話題になって、
どうも違法建築物を使用しての無許可営業が長年に渡っている実態があって、
再三にわたる是正勧告を無視し続けていたところに札幌市から行政指導となり、やむなく閉園みたいな流れ。
騒動の勃発から、これまでの経緯を観察していると、
ノースサファリサッポロ側のあまりにも杜撰な経営実態と、
それと同じくらい札幌市や国による杜撰な補助金行政の両方が見えてくる感じ。
違法だと理解しつつ、追加の補助金を何億何千万円と申請を許可しておいて、
今になって「全額返金せよ!」みたいな流れで、いやいやどっちもどっちじゃないの、という気がしないでもない。
そして多くの人にとって、
動物園と行政のグダグダと並行して気がかりだったのは、閉園後の動物たちの行方。
一時期はYouTubeでも園の活動を積極的にPRしていて、
出演者だった飼育員の方も明るくて人気のチャンネルだったんだけど、
(出演者ご本人はあくまでも出演者なので責任があるわけではないけれど)こういう話になると悲しくなります。
そして、やっぱりというか、想像どおりだったけれど、
猛獣とか受け入れ先はなさそうだと思っていたら案の定、
まだ決まっていない動物が300頭もいるんだとか・・・。
園側は今回の件で裁判をすることを明言しているので、
引き続き行政と園とのあいだで訴訟が行われて司法の判断に委ねるという流れと進むわけですが、
動物のことや飼育員など園で働いている(た)人のことを思うと、釈然としない閉園となりました。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。