JICA「アフリカ・ホームタウン」事業撤回!?

トレード雑記第634弾、

 

JICA「アフリカ・ホームタウン」事業撤回!?

突然話題になって、あっという間に終息した(と感じている)お話。

 

JICA(国際協力機構)の数ある事業のなかのひとつだったと思うけれど、

とある事業にいきなり注目が集まり、不安と批判が瞬く間に拡がり大混乱のなかでの撤回宣言。

 

良くも悪くも、あまりにもものすごいムーブメントだったように感じる次第。

 

わたしは何が正解か誤りかわからないし、

今回出てきた都市や国家とも直接関係がないですが、

関連していくつか思うところを書き記していこうと思います。

 

なんとなくだけど、

これから数年の政治(≒選挙)のテーマになりそう、という印象を持っています。

 

1.「日本人ファースト」を掲げた参政党の躍進

今夏の参議院選挙で目玉となった参政党の躍進。

 

これまで「総論賛成」となることが少なくなかった多文化共生とか、

世界平和みたいな概念のなかにあった一抹の不安という微妙な感情。

 

そこは「0と100か」みたいな問題ではなく緩やかなレンジのなかで、

なんとなく(日本人である自分たちが)生きづらい世の中だと感じる昨今の、

その不安や不満をひと言のキャッチフレーズで表現したものだと思う。

 

きれいごとではなく足元の現実をみると、そうなるんだろうなぁという感覚。

 

当然のように左側の政党やメディアから大バッシングを浴びていたけれど、

それもまた、現実路線の庶民感覚から参政党の支持に繋がっていった感じ。

 

まずは自分たちの生活を考えようという流れ。

 

2.災害支援よりも海外支援のいつもの流れに辟易

併せて近年は地震や洪水など大きな災害が立て続けに発生していて・・・。

 

復興は遅々として進まず、

それにも関わらず海外諸国への大盤振る舞いのような巨額の支援表明。

 

世界有数の経済大国であった頃の日本であれば、

それもまた国際貢献とポジティブに捉えられたんだろうけれど、今は昔の話。

 

現在は、この約30年間をふり返ってみても、

日本だけが成長できなかったと言っても過言ではないような停滞ぶり。

 

それなのに、毎度ながらどこから予算が出てくるのかわからない支援表明の数々。

(減税等を訴えると「財源がぁ~」って回答されることへのダブルスタンダードにも辟易)

 

自国民が困窮しているにもかかわらず、

他国にいい顔をする政府への憤りがたまりにたまっていった感覚。

 

3.治安悪化、従来では信じられないレベルの犯罪に恐怖

「外国人」を主語にすると、すべての外国人が~とか、日本人でも~とか、いろいろ言われる始末。

 

だから口を開かない、という人がいわゆるサイレントマジョリティーのなか、

従来では信じられないような犯罪の報告(ニュース、SNS等)が続々と・・・。

 

電線の盗難で地域一体が停電とか、

日本語が全然理解できない人に免許を取得させて大暴走とか、

〇〇人が集団で徒党を組んで治外法権的な生活を始めているとか、

それでいて事件・事故が発生したらよくわからないまま不起訴とか、・・・。

 

そりゃあ警戒して当然ですよね、というお話。

 

しかも文化や宗教など、

郷に入っては郷に従えではなく、

自分たちのものを整えろ、みたいな風潮も。

 

食事とか埋葬方法とか、挙げたらキリがないけれど。

 

そしてそれを多文化共生とか言って推奨する人がいたりするので、

土足で家に入ってこられるような不快感を払拭できないのは当然。

 

4.国際交流、姉妹都市につづきホームタウン!?

以前から国際交流事業とか姉妹都市提携とか、そういう活動はありました。

 

わたしが居住する市区町村でも姉妹都市があったりしますが、

実際のところは提携の経緯も活動内容もさっぱりよくわからないのが実情。

 

そこにきて今回のお話。

 

ほとんどの人にとって寝耳に水の「ホームタウン」事業を掲げられたわけで、

そりゃあ反発を招くに決まっている。

 

当初JICAは、誤解だなんだと言っていたけれど、

「人手不足を外国人で補う」みたいな風潮のなかで、

ホームタウン≒第二のふるさと≒移住計画と解釈されるのはごく自然の流れ。

 

文化や宗教、生活の考え方に至るまで、

まるで異なる人たちを大量に受け入れるかのような事業が反発されるのは当然。

 

名前を変えて、形を変えて、

この事業はひっそりと続くのだろうけれど、

そもそもJICAって意味あるの、みたいな感覚にもなったりするわけで。

 

JICA(国際交流機構)による「国際交流事業」も、それいるの?みたいな、ね。

 

国際交流という標語も、これまた総論賛成だろうけれど、

各論をみると無駄だったり無意味だったり、と思えなくもなかったり。

 

5.奈良公園の鹿が総理大臣を選ぶ争点に!?

へずまりゅう奈良市議会議員のSNSでの発信が有名だけど、

自民党総裁選候補のひとり高市早苗衆議院議員が、総裁選のさなかにこの件に言及。

(ブログ執筆時点では自民党総裁選投開票前となります)

 

奈良県選出の衆議院議員としての発言とも言えますが、

最初はへずま議員のちょっとしたパフォーマンス程度だったものが、

まさか総裁選の行方を左右するような話にまで大きくなっています。

 

単純な「鹿」の問題ではないのは誰もが知る事実。

 

とあるテレビ局が取材をして外国人による鹿へのトラブルはないと放送したら、

その放送内容に疑義が生じているとして別のところでも炎上があったり・・・。

 

なんだかもう滅茶苦茶・・・。

 

とまぁ、

たらたらと書いてきたけれど。

 

日本人が日本人の暮らしを考えましょうと言うと、

日本人だけを考えていていいのか、外国人を差別するのか、お前は排外主義者なのか、

みたいな、やたらと攻撃的な人たちが湧いてくる始末。

 

本当、嫌な国になったなぁ、と思わずにはいられない。

 

追記.

高市早苗自民党新総裁が、

10月4日の総裁選をもって誕生しました。

 

これから国家のかじ取りをどうしていくのか、

未知数のところもありますので、この話題は後日あらためて。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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