トレード雑記第662弾、

スーツ「AOKI」、子会社「快活クラブ」で絶好調！？

ビジネススーツの業界を長らくけん引してきた「青山商事」と「AOKIホールディングス」、

ところが、ここにきて両社の明暗が分かれているという記事を読みました。

記事を単純化すると、

時代の流れとして、スーツ自体がカジュアル化してきているし、

一時期の在宅ワークのムードもあって業界が変化している現状に・・・、

業界最大手の「青山」は対応できず、「AOKI」は対応できている、というお話。

その代表的な取組事例として、

ビジネスウェアというファッションだけに執着せずに、

第2、第3の柱としてエンターテイメント事業に注力しており、

その代表例が複合カフェ「快活CLUB」の運営。

「快活CLUB」は、

AOKIの完全子会社である「（株）快活フロンティア」が展開している事業。

「紳士服量販店」という業態に固執しなかったことがAOKIの好調の秘訣、という解釈。

それだけではないと思うけれど、

一見すると関連性がないように映る業界・会社を再編して、

大きな目線で会社の収益や成長を考えるビジネスセンスは最も重要な経営センスのひとつ。

このままAOKIの好調が維持されて、一方で青山が何もできずに衰退するのか、

それとも青山もこれから巻き返しの一手があるのか、そして業界全体が盛り上がってくるのか、

それとも一般的な解釈としてこのままスーツ業界はじり貧で縮小していくのか、などなど。

今後の動向に注目が集まります。

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

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