“皇帝”シンボリルドルフ、“世紀末覇王”テイエムオペラオー誕生日!

トレード雑記第701弾、

 

“皇帝”シンボリルドルフ、“世紀末覇王”テイエムオペラオー誕生日!

3月13日は日本の競馬界を代表する2頭の名馬、

シンボリルドルフとテイエムオペラオーの誕生日。

 

2頭とも「7冠馬」(GⅠ勝利数7回)であり、

現役引退後に人気が爆発した馬という共通点があったりします。

 

シンボリルドルフは、

1981年3月13日生まれ、2011年に30歳の生涯を閉じました。

 

日本競馬4頭目の3冠馬にして、

史上初「無敗3冠」を達成した名馬で、

「皇帝」というめちゃくちゃかっこいい二つ名があります。

 

アイキャッチ画像は、

3冠達成時の写真(JRAホームページより引用)。

 

ただし、わたしは現役を知る世代ではなくて。

 

諸先輩方の話を総合すると、

現役時代の人気はイマイチだったとか・・・。

 

その主な理由がこちら。

 

1.いつも先行3~5番手で最後の直線で抜け出して勝利する「地味な」レース運び

2.それでいて勝利するので「馬券」のうま味が少ない(≒買っても勝っても儲からない)

3.鞍上「岡部幸雄」騎手(当時)は牝馬に強く、牡馬での実績・人気はいまひとつ

 

特に1.は、ルドルフの前年に3冠馬となった「ミスターシービー」が、

直線一気の「追い込み」で他馬をごぼう抜きにする派手なレース運びと真逆。

 

強いけれど「つまらない」という評価で、人気が上がらなかったんだとか。

 

なんとなくわかる気がします。

 

そんなシンボリルドルフの人気が爆発したのは90年代に入ってから。

 

その主な理由がこちら。

 

1.産駒「トウカイテイオー」のドラマティックな大活躍

2.岡部幸雄騎手が競馬界を代表する名ジョッキーとなった

3.競馬ゲーム(「ウイニングポスト」など)のヒットで逆輸入的に人気馬に

 

このあたりがわたしの世代(?)なので鮮明に記憶しています。

 

トウカイテイオー(1988年生-2013年没)の派手なレース展開、

何度も大けがをするもそのたびに復活しては勝利をかっさらい、

涙なしでは語れない1年ぶりの出走となった有馬記念でのラストラン、などなど。

 

種牡馬として「皇帝」シンボリルドルフから、

産駒となる「帝王」トウカイテイオーへの血統ロマン。

 

そのころはJRA騎手の第一人者となっていた岡部幸雄騎手が語るルドルフとの思い出話がまた、

「(人気・実績抜群の)岡部が言うならルドルフは本当にすごい馬なんだ」みたいな納得感に。

 

そして、90年代当時流行した競馬ゲーム「ウイニングポスト」や「ダービースタリオン」の影響で、

ルドルフの現役時代を知らない世代にも、唯一の「7冠馬」(当時)、二つ名「皇帝」、「帝王の父」として、

その人気が不動のものに高まっていった、というのが、おおまかなシンボリルドルフの評価。

 

現役当時、2年連続3冠馬誕生もあって、ある意味で麻痺していた名馬の感覚のズレが、

7冠馬の印象を過小評価してしまっていたようで、その後、テイエムオペラオーまで7冠馬は誕生しなかった、

という歴史的な事実から振り返れば振り返るほど、引退後の評価が高まり続けている様子。

 

一方のテイエムオペラオーは、

1996年3月13日生まれ、2018年22歳で亡くなりました。

 

クラシック皐月賞を勝利しましたが、

ダービーはアドマイヤベガ、菊花賞はナリタトップロードに敗北(それぞれ3着、2着)。

 

オペラオーが覚醒するのは古馬となった2000年、文字どおり世紀末の年。

 

8戦8勝、内訳はGⅠ5勝・GⅡ3勝、

古馬王道レース完全制覇という史上初にして今後も破られそうにない前人未踏の大記録を達成。

 

そこからつけられた二つ名が「世紀末覇王」。

 

100年に一度しかない「世紀末」の年に、

現代競馬では年間8戦する競走馬自体が少なくなっていることもあって、

「8戦出走」すら可能性が低いと言われている状況で「8戦全勝」ですから。

 

ちなみにこの年は年度代表馬に「満票」で選出されましたが、

満票での選出はテンポイント(1977年)、シンボリルドルフ(1985年)に次ぐ3頭目の快挙。

 

それでは本題、

これほどの名馬が、

現役時代に人気が出なかった主な理由がこちら。

 

1.シンボリルドルフにも増して「地味な」レース運び

2.馬券のうま味はもちろんなし

3.鞍上は新人の和田竜二騎手(当然、人気・実績は少ない)

 

オペラオーもルドルフ同様、

同世代や一世代上の世代に有力馬・人気馬がたくさんいて、

現役時代はどうしても地味(だけど圧倒的に強い)な存在で、

「ヒール」(悪役、敵役)として扱われるかわいそうな馬のパターン。

 

そんなテイエムオペラオーが現役引退後に人気となった理由も、

シンボリルドルフのときと似通っています。

 

1.競馬ゲーム「ウマ娘 プリティダービー」の影響が絶大

2.「7冠馬」「古馬王道路線8戦全勝」が時間の経過とともに再評価

3.生涯獲得賞金額ランキングに残り続ける名馬として

 

こちらも競馬ゲームは絶大。

 

ゲームから競走馬に興味をもった人は、

その馬の「ストーリー」や「エピソード」を紐解いて追体験することが大好き(な人が多数)。

 

テイエムオペラオーがヒールとして扱われた代表的なレース、

世紀末覇王の称号を獲得するべく年間無敗で挑んだ2000年「有馬記念」の激闘。

 

和田竜二騎手とのエピソードなど、

こちらも涙なしでは語れない濃密なお話になります。

 

さらに、現役時代は評価されづらくても、

「ハナ差圧勝」という名言(迷言?)が誕生するほど、

僅差での勝利がオペラオーの代名詞であり強さの象徴として語り継がれることに。

 

そして、近年は海外レースに出走する競走馬が増えてきましたし、

特にドバイなど優勝賞金が桁違いのレースに勝つ競走馬が出てきてたことで、

生涯獲得賞金の増加、なかばインフレ状態となっている2020年代にも関わらず、

20世紀生まれのテイエムオペラオーがいまだに生涯獲得賞金ベストテンに名を連ねている事実。

 

勝利したレースの獲得賞金も、20年前と現在では大きく異なるので、

現在の賞金額で換算し直すと、第2位に居座ることになる伝説級のすごさ。

(先日フォーエバーヤングが生涯獲得賞金第1位に躍り出るまでは現在価値換算で第1位)

 

時代が変わることでレース選びも変わりますし、

調教をはじめとしたトレーニング技術、獣医学も進歩しています。

 

賞金額も増額されていきますし、当時は存在しなかったGⅠなんかも多数登場しています。

 

そういったなかで、時代を超えて、

しかも現役時代よりも引退後に評価を上げ続ける名馬という意味で、

語り継がずにはいられない2頭の名馬、シンボリルドルフとテイエムオペラオーのお話でした。

 

ちなみに、

それぞれの鞍上を、

デビュー戦から引退まで一貫して岡部幸雄騎手、

和田竜二騎手だったというのも共通したエピソード。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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