日本独自のSNSって、できそうにないなぁ・・・
トレード雑記第310弾、
日本独自のSNSって、できそうにないなぁ・・・
割とよく指摘されるお話だけど、
日本独自のSNSって、なかなかできないし、
仮にできたとしても運用面で支障をきたし、
結局うまくいかないんだろうなぁ・・・、
という小話。
アイキャッチ画像は、
「X」の「X」を引用。
最近では、Twitterの仕様が短期コロコロ、
「X」と名称変更したことなんかもあって、
使い勝手が良くないとか、別のSNSに乗り換えたいとか、
そういうった文脈で、なんで日本独自のSNSって発展しないのか、
みたいな話題も出ていたりするけれど。
日本独自のSNSを構築する可能性はあっても、
その可能性が伸びる環境にはなかったりするんだろうなぁ。
有名(悪名?)な、「Winny」を開発した故・金子勇さん、
またWinnyのプロトタイプを初公開した「2ちゃんねる」を開設した西村博之さん、
など、天才・奇才が正当な評価を得られることが、なかなか難しい感じ。
そんなことを考えると、
イーロン・マスクにしても、スティーブ・ジョブズ(故人)にしても、
賛否あれど活躍できる環境があるということが大きいのだろうなぁ・・・と。
とはいえ、これだけだと、
ただの「国が保障しないから」とか、
「政策が技術者を潰している」みたいな政治批判になるんだけれど。
おそらくそういった側面だけではない感じ。
最近、
ちょくちょくTwitter(現Xだけど、表記が紛らわしいのでTwitterで統一)でみる、
話題のキーワード表記で、ドキッとすることが少なくない。
例を挙げると、こういうやつ。
「事実上死亡」からの「藤井聡太七冠」は、
全然別々のキーワードなんだけど、ドキッとする。
ほかにも、
こういうサブキーワードが付いたやつ。
「大谷さん」は大谷翔平だと推測できるし、
その下に「死亡と発表」は、なかなかにビビる流れ。
もちろん、ここに表示されるワードは、
たくさんの人が検索するなどした人気のワードで、
社会情勢、政治、経済、事件や事故、スポーツ、芸能、ビジネス関連、などなど、
検索されたあらゆる単語から一定のアルゴリズムによって表示されているわけです。
実際のところは、ワードとワードのあいだには関連性がないわけですが、
こういった表示は、もうちょっとどうにかならないものか、とも感じるわけ。
で、ふと感じたことは、
もしこのTwitterが日本資本の会社だとしたら・・・。
不謹慎だ!!!
ふざけた表記を謝罪しろ!!!
欠陥サービスを提供するな!!!
みたいな展開になって・・・、
結局サービスとして定着しないんじゃないかなぁって考えたわけです。
たまたまでしょ、
そんなこと常識で考えたらわかるでしょ、というレベルの内容が、
意味が分からないくらいの揚げ足取りから変な炎上に繋がる社会だと、
さもありなん、と感じるわけ。
(最近は聞かないけれど)以前のアメリカであった、
台風の名称に「ジェーン」とか「ジュディ」とか人の名前をつけるやつも、
日本でやったら、「〇〇さんに恨みでもあるのか!」って言われそう。
(実際には日本でも台風に人名をつけていた歴史があるみたいですが)
なんか話が逸れてきたけれど、
細かいことにいちいちケチをつけ続ける人が多ければ多いほど、
自分の考え方以外を認めない、みたいな人が多ければ多いほど、
新しいサービスは潰されるんだろうなぁ・・・、と感じた次第。
結局のところ、
日本が独自のSNSを構築できないのは、
わたしを含めた一人ひとりの日本人が、
視野が狭いからなんじゃないかなぁと。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。