渡辺恒雄氏、死去
2024年12月20日
トレード雑記第512弾、
渡辺恒雄氏、死去
アイキャッチ画像にあるように、
読売新聞グループの主筆、渡辺恒雄氏が死去したとのニュースがありました。
御年98歳。
世代によって評価が分かれる人物でしょうが、
「世紀の傑物」であったことは疑いようがありません。
わたしももちろん、世代的には渡辺氏の若い頃の話は知りませんし、
「ナベツネ」の愛称(?)で知られたプロ野球「読売巨人」のオーナーと、
それ以外だと中曽根康弘元総理との交流など、政界に顔が効く財界の大物、というイメージ。
名言、迷言のたぐいも数多くありますし、
なかでもプロ野球再編で揺れていた時期の「たかが選手が」は有名なひと言。
言葉の前後の切り取りも相まって、
横柄なオーナー像、今でいう老害の象徴的な人物として扱われていたと感じます。
とはいえ、
自分自身がそれなりに歳を取ると、
ナベツネさんの言っていたことの意味や経営者としての視点など、
納得できるところも大きいなぁとしみじみ思う次第。
一般的には、
ナベツネを叩いていたらウケる、
くらいの感覚なのかもしれませんが。
合掌
ご冥福をお祈りいたします