Mリーグ、ドラフト会議【感想】内川選手復帰、最年少は阿久津選手に更新、来季注目は三浦選手!

トレード雑記第594弾、
Mリーグ、ドラフト会議【感想】内川選手復帰、最年少は阿久津選手に更新、来季注目は三浦選手!
Mリーグのドラフト会議が月曜日に開催されました。
新チーム「アースジェッツ」4名を含む9名の選手が新たにMリーガーに!
また、内川幸太郎選手と東城りお選手はMリーグ退団後に復帰した選手に!
(滝沢和典選手の事例がないわけではないけれど、実質的に東城選手が初)
一人ひとり感想を書いていくと膨大な量になりそうなので、チームごとに簡潔に。
1.アースジェッツ【新チーム】
ほぼ事前のリークどおり。
特に石井一馬選手は、
オフシーズンの解説など引っ張りだこで、
既に内定していることを匂わせていたので驚きはゼロ。
過去の鳴り物入り加入選手(タイトルホルダーなど)がそうでしたが、
成績次第では大バッシングの対象となりかねないので、シーズン序盤のスタートダッシュが肝心。
逢川恵夢選手、HIRO柴田選手も事前情報どおり、
旬の女流プロと遅咲きだけど実績十分のベテラン選手。
もう一人については、
若手の桑田憲汰プロが当確との事前情報がまことしやかにあったけれど、
蓋を開けてみればこちらも近年コンスタントにタイトルを獲得していた三浦智博選手。
いわゆるタレント系の麻雀プロではなく、
麻雀1本で戦っている人たちを集めた4名のチーム。
華がないみたいな評価もあるけれど、
結果で周囲を黙らす活躍を期待します。
ちなみに、
ドラフト会議後の三浦選手のXでの決意表明がかっこよかった。
(HIRO柴田選手の小ネタ連発のやつも面白かったんだけど)
「麻雀プロ」と「Mリーガー」の違いを端的に表現されていたので、
Mリーガー初年度からの三浦選手の大活躍に期待が膨らむばかりです。
実際のXの画像だとこんな感じ。
ドラフト会議以降、
関係者へのあいさつ回りとか、
WRC世界麻雀のレセプションなど忙しいなか、
面識のないわたしのリポストに対して、ご本人から「いいね」が返ってきていました。
こういうちょっとしたところからも、ファンとしてはうれしい限り。
ドラフト2位指名が「三浦智博」であった理由を、
その麻雀で、ポイントをたくさん持ち帰ることで証明してほしいと思います。
2.BEAST X
チームとして2年前に新規加入して、
残念ながら最短でレギュレーションに引っ掛かっての選手入替。
猿川、菅原両選手が退団して、
オーディション優勝者の下石戟選手と、元セガサミーフェニックスの東城りお選手が加入。
東城選手の指名に驚きはあったものの、
過去にMリーグを退団した選手のなかでは、
実は通算成績が上位に位置する選手のひとり。
ビジュアル&勝負根性のある人気選手のため、BEASTでさらなる活躍に期待。
チーム全体としては、
大介選手の3年目の正直レベルの大爆発と、
下石選手の期待に違わない活躍がレギュラーシーズン突破の大前提となりそう。
3.EX風林火山
松ヶ瀬隆弥選手と二階堂瑠美選手の退団に伴い、
新加入は、オーディション優勝の永井孝典(ながいこうすけ)選手、
そして昨季サクラナイツを退団してオーディションに「Mr.X」として参加していた内川幸太郎選手。
個人的には内川選手の復帰が最も嬉しいサプライズとなりました。
元々、内川選手は好きな選手(このブログでもたびたび紹介)だったのと、
オーディションにわざわざMr.Xとして枠を確保するくらいの関係性だったので、
ひょっとすると、とは思っていたのだけれど、めちゃくちゃ嬉しいです。
退団の経緯、退団後の振る舞いなど、
退団後に内川選手を好きになった人もいるくらい大人気選手。
ネタにされる敗戦(四暗刻単騎の西、▲4万点超など)が目立つけど、
通算成績はまずまずの数字を残している実力派の選手。
二階堂亜樹監督兼選手体制のもと、
着実にポイントを持ち帰る麻雀に期待。
4.KADOKAWAサクラナイツ
よくわからない理由で内川選手が退団、
事前情報どおりに20代の阿久津翔太選手を指名。
Mリーグ全体としてみると、
初年度から最年少の松本選手(渋谷ABEMAS)が伸び悩んでいたなかで、
8年目にしてようやく選手の最年少記録が更新(営業目的等の女性選手を除く)。
若手No.1との呼び声が高い阿久津選手の活躍に期待。
チームとしては、
昨シーズン中のトラブルが決着していない(公式発表がない)状況が続いているので、
今シーズンについては、おそらくアンチやヒール的な声が大きくなりそうなチーム。
良くも悪くも、今シーズンの成績に注目。
5.ドラフト指名漏れの麻雀プロについて
長文が想定されるため、次回以降、別稿を準備中。
6.まとめ
Mリーグのドラフト会議は、
これまでもそうですが入団交渉等が事前にあって、
事実上「ドラフト指名」=「入団交渉権獲得」=「入団」となっています。
(過去には一度も指名拒否となった事例はありません)
こちらもいつもながらですが、
ある程度の事前情報も漏れていたので、
大きなサプライズとなる指名はありませんでした。
それでも、
東城選手や内川選手の復帰は、
過去に退団した選手にもチャンスがあることを意味しますし、
オーディション優勝者の下石選手、永井選手は一躍人気麻雀プロの仲間入りの可能性を、
最年少となる阿久津選手の指名は、若い20代の選手にも門戸が広がった期待感があります。
初年度7チーム21名から、8年目10チーム40名となるMリーガー、
それぞれの選手、チームに、それぞれのドラマが拡がっていくことを期待しています。
最後に、
選手兼監督が3名(亜樹プロ、茅森早香プロ、滝沢和典プロ)となりました。
いよいよ監督の役割とは、
みたいな話も出てくるかもしれません。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。