Mリーグ、次の復帰選手は誰!?

トレード雑記第595弾、
Mリーグ、次の復帰選手は誰!?
前回ブログのつづき、一部未完部分の補完になります。
☆.前回ブログ
それと同時に、
現在開催中(7/1~7/6)の「WRC世界麻雀」があまりにも・・・、
というやるせない気持ちになっていますが、世界麻雀については、後日落ち着いてから別稿を予定。
(こういうネタに勢いと感情で書きなぐっていい文章になった経験がないので)
さて、本題。
内川幸太郎選手の「KADOKAWAサクラナイツ」→「EX風林火山」移籍も驚いたけれど、
過去に滝沢和典選手の「EX風林火山」→「KONAMI麻雀格闘俱楽部」がありましたので、
内川選手のケースが初めてというわけではありません。
一方で、
東城りお選手の「セガサミーフェニックス」→「BEAST X」は、
ブランク期間のある元Mリーガーの復帰第1号として、大きな注目を集めました。
当然、東城選手につづく第2、第3の元Mリーガーの復帰があるかもしれない、という機運が高まります。
そのあたりを踏まえて、
前回ブログの「5.ドラフト指名漏れの麻雀プロについて」を補完していきます。
5.ドラフト指名漏れの麻雀プロについて
アースジェッツ関連事前情報のリークを一瞥すると、前回ブログで触れた桑田憲汰プロ、
「イニシャルA」の女流プロとして、相川まりえプロや朝比奈ゆりプロの名前を良く見ました。
相川プロは女流の強豪として、
桑田プロと朝比奈プロは若手有望株として、
今後の実績&次年度以降のMリーグ情勢によっては引き続き名前が挙がりそうです。
一方、ベテラン麻雀プロについては、
いろいろと名前が挙がっていましたが、
邪険に扱うことはできない重鎮だったり、健康面も考慮しないといけないので、
実質的に最低2年契約(≒簡単に退団させると大荒れ不可避)を考えるとオーナー企業は躊躇しそうです。
特殊な事例(棋士・鈴木大介九段など)を除けば、
アースジェッツのHIRO柴田プロくらいが新規加入年齢の上限ではないでしょうか。
また、元Mリーガーの復帰を考えると、
健康上の理由などの一部例外を除けば、
通算成績が悪い(悪かった)選手が大半なので、
東城選手のサプライズ指名によって門戸が開いたとは言え、
過去の成績を覆すと期待できるレベルの大活躍をしなければ復帰は難しいと考えるのが自然です。
言い換えると、「(以前の)退団理由を払拭ができるか?」ということ。
今回の東城プロの復帰を考えると、
退団理由は明言されていなかったけれど、
自社麻雀ゲームの広告宣伝を強化したいというオーナー企業(セガサミー)の意向で、
所属団体とゲームキャラ出演などの観点から退団となった、という理由が濃厚でした。
なお、成績や人気については、
〇Mリーグ在籍時の個人成績は悪くない(プラスマイナストントンくらい)
〇選手個人のキャラ、明るさ、ルックスなど、人気が高くてファンが多い
など、退団理由となり得ないことから、その点は問題なかったと考えられます。
そういった結果を総合的に判断されて、
BEAST Xにとって「東城プロの退団理由は払拭できた!」となった印象。
このあたりの事情を踏まえて、
元Mリーガーの復帰可能性が高そうな選手を3名ご紹介。
1.丸山奏子プロ
丸山プロは元赤坂ドリブンズ所属で、
入団理由は「長期的な成長を期待した育成枠」であり、
退団理由は「伸び悩んだ」ことと「レギュレーション」による強制退団。
ということは、
「成長した」根拠が提示できれば復帰の可能性あり、となります。
たとえば、「女流最高位」のタイトル獲得。
「女流最高位」は所属団体の女流最高峰のタイトルですが、
毎年必ず1名戴冠できるわけですからそこまで高いハードルではありません。
また、復帰する場合(≒ドラフト指名を検討する場合)、
若いということもあって、何位指名でも問題なさそうです。
(ベテラン、重鎮クラスだと無下に扱うのが難しい)
さらに、既存のどのチームでも、あるいは新規チームでも、
Mリーグでのキャラ、実績が確立していない分、どこでも指名の可能性があります。
(ドリブンズ再入団もあり、他チームもあり、という感じ)
加えて丸山プロの付加価値的な強みとして、
絵や歌が上手くファンサービスには定評があったことから、
固定ファンも多く、人柄や人気面での心配はなさそうです。
一部過激で変なファンが足を引っ張るかもしれないところが懸念材料ですが、
実際に復帰することになれば、まともなファンからの温かいエールが送られそうです。
2.村上淳プロ
丸山プロと同時期に強制退団となった村上プロ。
退団理由は、
丸山プロと異なり、実績十分での入団ですから、端的に成績不振と言えます。
ですから、たとえば、
現在3期のタイトル「最高位」を通算5期獲得して、「永世最高位」になるなど、
これまでにない称号を得ることが求められそうです。
併せて、
Mリーグというチーム戦でも戦えるなんらかの証明が必要となりますが、
村上プロは、以前開催されていた「神域リーグ」で、チームマネジメントの実績があります。
神域リーグでは、選手兼任監督として、
アマチュア(Vチューバー)の技術指導、モチベーション管理などを実践し、
開催された3年間で抜群のリーダシップを発揮して、チームを好成績に繋げています。
(Vチューバーを守る必要があるなど、漢気溢れる兄貴分的な発言も高評価)
ドリブンズ在籍時はドラフト2位としての役割でしたが、
チームリーダー(≒ドラフト1位)として、「選手兼任監督」のような立場であれば、
村上プロが復帰できる可能性はゼロではないと思われます。
当然、丸山プロとは比較にならないくらいハードルは高いですが、
「永世最高位」+「新チーム加入」+「ドラフト1位で村上のリーダーシップに期待するオーナー企業の意向」
みたいな感じで「村上プロ+若手プロ」のチームであれば、Mリーグ復帰の可能性はありそうです。
3.魚谷侑未プロ
セガサミーフェニックス創設から6年、ドラフト1位で在籍。
東城プロと同じ時期に退団したわけですが、
退団理由は、東城プロと同じくオーナー企業の意向があったことは想像に難くありません。
同時に、東城プロにはない退団理由として、
〇Mリーグでの個人成績が振るわなかった(通算大幅マイナス)
〇リーダー(≒ドラフト1位)として在籍6年間でチームは3年最下位
〇SNSで一般人(ファンではないと思いますが)とレスバトル
といった部分もありそうです。
個人のタイトル獲得実績から見れば、
女性麻雀プロでNo.1と言えば、魚谷プロ。
なのですが・・・、
復帰が遠い理由はこういったところにもありそうです。
実績の上積みで言えば、もはや女流のタイトルを複数獲得しても評価に繋がらないので、
「鳳凰位」(所属団体の最高峰タイトル、男女混成での頂点)を獲得するというのが一番わかりやすいはず。
女性での鳳凰位は史上初の戴冠となるので、大きな価値があります。
そのうえで、チーム戦で戦える「プラスアルファ」を示すことができるか、という感じ。
前述の村上プロが神域リーグを通じて証明したようなやつ。
あるいは、めちゃくちゃ極端に書けば、
個人成績は振るわなくてもチーム成績は不思議と悪くない、
「チーム雷電」リーダー(ドラフト1位)の萩原聖人選手による数値化できない魅力、など。
このあたりがクリアできれば、魚谷プロの復帰もゼロではないと思うのですが、
具体的な何かを(わたし自身)思いつかないので、かなり厳しいのは間違いない気がします。
それでも、
丸山プロ、村上プロ、魚谷プロ以外の元Mリーガーの復帰は、
よほどのことがない限り、相当困難なレベルで厳しいのかなぁというのが率直な感想。
オーディション形式のセレクションが拡大すれば、
誰にでもチャンスはある、という状況にはなるのですが。
最後に、
元選手本人の復帰意欲とか、健康上の理由とか、
チームの新加入とか、いろいろな要因が絡み合うので、
あくまでも素人によるネタとして聞き流してくださるとうれしいです。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。