「麻雀プロは麻雀で評価されるべき」を考える

トレード雑記第600弾、

 

「麻雀プロは麻雀で評価されるべき」を考える

前回ブログの続き。

 

文章は週末に書き上げていたけれど、

週明けには「プロとは何か?」みたいな・・・、

どんどん話が大きくなっていっているようです。

 

そのため、

今回のブログに微調整は加えたものの、

基本は前回の続き、という位置づけになります。

 

☆.前回ブログ

麻雀業界のちょっと深刻なお話-麻雀プロをおもちゃにする人たち

 

某若手麻雀プロの最初のSNS投稿にあった、

「麻雀プロは麻雀で評価されるべき」について、

考えていこうというのが今回の内容。

 

 

と、その前に・・・。

 

前回ブログを公開した後(7/14夜)、

当該麻雀プロから追加で「大切なご報告」がありました。

(長文のため画像添付は割愛します)

 

報告内容を時系列に追加すると、

⑥.所属団体からの追加処分示唆、深い反省、有料取材記事の取り下げ

となります。

 

ぶっちゃけ、前回ブログで書いた内容そのまんまですね。

 

特に最後の点、

ブログで「活動家」と表現したnote執筆者との決別が明記してあったところが評価できます。

 

競技麻雀プロ団体に所属する麻雀プロであれば

表立って付き合う人物は良く考えないといけない、というわかりやすいお話。

(友人・知人をやめろという話ではありません、念のため)

 

なお、「大切なご報告」に対する反応も様々ですが、

こちらもブログで「情弱」と表現した人たちが、いまだに湧き続けていることに驚きました。

(あれだけ丁寧な経緯の説明と報告の文章を理解できない人がいるとは・・・)

 

いずれにしても、ご本人が麻雀プロを続けるのであれば、

再起して、将来的にタイトル戦線の常連となる活躍を期待します。

 

 

さて、本題。

 

「麻雀プロは麻雀で評価されるべき」について。

 

わたしの結論は、

「理想を言えばそうあってほしいし、そうなりつつある!」というもの。

 

つまり、この方の意見に賛成。

 

むしろ、一般論として、

「麻雀で評価されるべき」を否定する理由は見当たらない、と思う。

 

とはいえ、

そこには歴史的な経緯だとか、

ベテランと若手の意識の違いとか、

男性と女性とでも異なる意見があってもおかしくないですし、

所属団体においても、そしてアマチュアのあいだでも、多種多様な考えがあってもいいわけです。

 

評価者(評価する側の人)も、

わたしのようなアマチュアで単純な麻雀ファンもいれば、

麻雀プロ同士の相互評価とでは考え方が異なりそうです。

 

たとえば、

麻雀プロによる麻雀プロの評価だと、

タイトルという称号が一番わかりやすいけれど、

それ以外でも、独自の「段位制度」や「ランク制度」を制定している麻雀団体もあります。

 

一方で、アマチュアの評価だと、

放送対局を視聴して「役満を和了る」とか「派手なビタ止め」とか「差し込み」とか、

わかりやすい所謂ファインプレーが評価の対象になったりします。

 

また、「評価」と似ている概念ですが、「人気」という概念もあります。

 

こちらは麻雀プロに限定されず、サッカーや野球のプロ選手もそうですが、

「成績&or」で語られる「ルックス」「インタビュー対応」「ファンサービス」など総合的な概念。

 

そして、放送対局の企画者が評価する場合、

この「人気」という概念はとても重要な基準になりそうなことは間違いありません。

 

人気選手のプレーは肯定的に、

そうでない選手のプレーには否定的に、

というのもアマチュアの「ファン心理あるある」だと思います。

 

それは麻雀業界に限らず、どの業界も一緒。

 

人によっては人気先行と感じる選手もいるでしょうが、

その期間が長くなれば「人気だけ」と揶揄されたり、結果的に「人気も落ちてくる」のが一般的。

 

とまぁ・・・、

このあたりのお話は一般論でつまらないかもしれません。

 

もし、この方のSNSにおいて、

具体的な事例があれば、それに対して議論も深まるわけですが、

そこはSNSという短文投稿の難しいところ。

 

牌効率を知らないとか点数計算ができない、

というのがどの程度の話かもわかりませんし、

それでも評価されている麻雀プロの存在について、

これまたどういう人物を指しているのか、よくわかりません。

 

点数計算という観点だと、記憶に新しいけれど、

先日の「WRC世界麻雀」でオーラスの点数状況を勘違いして、

「負け確」の和了りをしてしまった伊藤優孝プロは「できない」の対象でしょうか。

 

そもそも点数計算と一口に言っても、

「点数申告がスムーズにできる」という初歩的な話から、

「2着勝ち上がりの対局で条件確認を理解して打牌選択できる」みたいな複雑なものまであったり。

 

具体的には、先日話題になった「Mトーナメント」での前田直哉プロの「赤五萬切り」は、

点数計算を熟知していないとできない一打だけど、あれを基準にしていいの、とも思ってしまう。

 

Mリーグだとほかにも、日向藍子選手が自模ったけれど「和了らず」を選択して、

他家のノーテンを読み切って聴牌料を獲得したやつなんかも、点数計算を熟知した技術。

 

こういうトッププロの技術をみると、

競技麻雀の点数計算は奥が深い、と思う次第。

 

今回のSNSは、

なんとなくだけど、

競技麻雀に努力を費やしているようには映らない、

SNSで水着の写真を公開しているようなタイプの、

若手女流プロをイメージしての言葉かもしれません。

 

もっと端的に、

自分より弱いと考えている麻雀プロがチヤホヤされて、

業界内で評価されていると感じることに複雑な感情があるのかも。

 

それを(わたしが)勝手に解釈して、

話を進めてしまうと収拾がつかなくなりますのでこれ以上は差し控えます。

 

という感じで、

総論としてこの方が指摘される「麻雀プロは麻雀で評価されるべき」に賛成ですが、

もしかすると、具体的な事例が挙げられると、賛同できないパターンもありそうです。

 

いずれにしても、

今回の騒動の主役となった麻雀プロには、

ぜひ、タイトル戦線で活躍して、麻雀で評価される麻雀プロになってもらいたい。

 

併せて、点数計算や牌効率を担保する試験制度や研修制度を提案してほしい。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

人気ブログランキング
1日1回応援クリックよろしくお願いします!

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です