広陵高校の暴力事件に思うこと-高校スポーツの負の遺産(?)

トレード雑記第609弾、

 

広陵高校の暴力事件に思うこと-高校スポーツの負の遺産(?)

今年も夏の甲子園の季節がやってきました。

 

プロではない高校生のスポーツ大会であるにもかかわらず、

注目度は全国区、未来のスーパースター発掘の場でありメディアも連日報道する人気コンテンツ。

 

なのですが、

こちらも例年のごとく発覚する野球部の不祥事。

 

今回は広島県の広陵高校で部員を袋叩きにして退学に追いやったというお話。

 

真偽不明の内容がSNSに投稿されて数日、

高野連および広陵高校が事実を認めました。

 

ただし、SNSで拡散されている内容は、

必ずしも正しいものではなく、すでに適切な対応が行われているため、

選手を含む関係者への誹謗中傷は控えてほしいというアナウンス。

 

下記は、報道内容の一部ですが、

高野連、広陵高校ともにインターネット上で正式な文章を掲載していますので、

興味があります方はそちらをご確認ください。

 

 

現時点で、

明らかになっていることは、

①2025年1月に暴行事件が発生した

②広陵高校は高野連に報告し、高野連から処分(厳重注意)を受けた

の2点です。

 

そこから、

被害者側は、報告内容に疑問を持ち、7月に警察へ被害届を提出した(真偽不明

④上記③の内容を中心にSNSで暴力事件の存在が拡散された

⑤広陵高校は、①の事実を認めたが、③④の内容は誤りとした

⑥高野連は、広陵高校の報告に則って処分済みであると発表した

と続きます。

 

わたしが考えるポイントは3点。

 

1.被害届の提出は真実か?

現時点では、警察発表はなく、

高野連と高校ともに被害届について言及されていませんので、

被害者が実際に被害届を提出したのか否か、確定した情報は見つかりませんでした。

 

ただし、一部報道機関によると被害届提出を前提に議論されているので真実の可能性が高い。

 

真実であれば、警察による捜査がおこなわれるはずなので、

広陵高校が単独で「解決済み」と発表するところに疑問が残ります。

 

1月の時点では「解決済み」と判断していたとしても、

被害届が提出されたのであれば、残念ながら学校のみで解決できる話ではないから。

 

8月の声明で、

「新たな事実関係はない」と断定するのは加害者証言だけでは不十分なのは当然。

 

一方で、

実際には被害届の提出をしておらず、

被害者側の記録と言われるSNSの内容もまた真実でないのであれば、

それはそれで大きな問題となりそうです。

 

2.広陵高校の対応は適切か?

適切とは到底思えない、というのが正直な感想。

 

1月の暴力事件後、

監督など指導者の配置や加害部員への対応がよくわからない。

 

そして、8月のSNS経由で暴力事件発覚後、

「新しい事実はない」≒「問題ない」という対応もよくわからない。

 

いずれにしても、

7月に被害届が提出されたのか、されていないのかについて、

情報が確定していないのでこれ以上の言及ができないわけですが、

もうちょっと上手い対応があったんじゃないだろうか・・・、と思わずにいられない。

 

最も大きな疑問は監督を続投させたことで、

学校が事件を把握した段階で処分(退任)していれば、

ここまで大きな問題に発展しなかったように思う。

 

おそらくだけど、

甲子園で実績がある名物監督だったので、

誰も何も言えなかったのかも知れませんが・・・。

 

だからこそ晩節を汚すような結果にはなってほしくない、という気持ちと、

その実績を笠に、ボロカスにやっていたんだろうなぁ、という気持ちと、両方。

 

3.高野連の対応は適切か?

現時点では適切と言っていいと思う。

 

高野連は広陵高校の報告に基づいて処分を下しているわけで、

そこは感情論ではなく報告内容に応じて処分が適切であれば、それ以上の問題はない、はず。

 

高野連は捜査機関ではありませんので。

 

もちろん適切な手順や内容でなかったのであれば問題なのは当然。

 

あわせて、こちらの方が可能性が高いですが、

広陵高校の報告に事実誤認や虚偽の内容があれば、

そこは新たな報告を求めることになって追加処分に繋がるかもしれない、という印象。

 

 

わたしの結論。

 

暴力事件が事実であったことから、

被害者が退学(転校)している重みが、

加害者(選手、監督、野球部)の処分とのバランスが取れていたのか。

 

被害者側(被害者本人、もしくは支援者)が納得いかないから、

今回のようなSNSを活用しての発覚になったのではないか、というもの。

 

第三者であるわたしの勝手な解決案だけど、

①直接の加害者は退部(監督など指導者を含む)

②野球部は(加害者を排除して)残されたメンバーで存続

という感じ。

 

今回のケースで言えば、

夏の予選以前にこの解決案を実行していれば、

甲子園に堂々と出場すればいいし、出場停止や辞退の必要性はない。

 

とはいえ、残念ながら、この間、監督交代はなく、

加害者が一部レギュラー選手として県大会に出場してきた経緯を考えると、

広陵高校が「出場辞退」および再度「事件報告書」を高野連に提出するくらいのバランス感覚。

 

要するに、

広陵高校の対応がお粗末だったから、

被害者の怒りを増幅させて、加害者(生徒)を守ることも出来なくなったというもの。

 

誹謗中傷うんぬんの議論に参加するつもりはありませんが、

あくまでも事実をベースに今後の推移を見守りたいと思います。

 

さて、8月7日の第一回戦はどうなるんだろうか。

(8/7早朝に書いているので状況が劇的に変化する可能性あり)

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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