広陵高校の暴力事件に思うこと②-そして消滅へ!?

トレード雑記第610弾、

 

広陵高校の暴力事件に思うこと②-そして消滅へ!?

前回ブログではそこまで深くは書かなかったけれど、

やっぱりというか、残念ながら、より悪い方へ悪い方へと進んでいる感じ。

 

 

☆.前回ブログ

広陵高校の暴力事件に思うこと-高校スポーツの負の遺産(?)

 

 

前回ブログを書いたとき(8/7早朝)と前後して、

そして実際に試合を実施したこともあってか(結果は広陵高校の勝利)、

その後、新しい情報が出るわ出るわ、何が何だか収拾がつかないくらいの勢い・・・。

 

このような状況下で、

8月10日(日)に広陵高校校長が会見を開き、

2回戦以降の出場を辞退するとの発表がありました。

 

 

う~ん・・・。

 

ことごとく選択を間違っている感がしてならない。

 

出場を決めたのであれば、

監督(あるいは校長)が矢面に立って、

最後まで全力で試合をすれば良かった。

 

辞退するなら、大会前だよね、という至極当然のお話。

 

結果的に、あらゆる人たちに迷惑をかけただけになってしまった。

(高校野球から出禁になってもおかしくないくらいの事例)

 

これからどこまでメスが入るのか、

新しく発覚した別の事件を含めて被害届が受理されているようなので、

警察の捜査の進展を待つしかないわけですが。

 

現段階で考えられる、

今後起こりそうなこと5点。

 

1.事実上の野球部廃部?

中井監督体制による長年の実績(≒広陵高校の光の側面)は周知の事実ですが、

今回のような暴力事件が(何件も)公になった以上、退任は避けらせないはず。

 

中井監督だから「広陵高校野球部に入りたい!」という生徒や保護者は少なくないわけで、

監督退任となれば、野球部の体制はもはや別物となりそう。

 

併せて、

暴力事件の舞台となった「寮」についても、

今後存続できるかは不明だと思うし、廃止を主張する人も出てくるはず。

 

事実上、広陵高校野球部は廃部と考えて良さそう。

 

なんなら、事実上にとどまらず、形式的にも廃部となっておかしくない事件。

 

2.広陵高校は存続できるか?

厳しいように映る「野球部は1年間の対外試合禁止」処分などを下していれば、

世間の同情を集めることが出来ただろうし、再建もやりやすかったかもしれない・・・、

 

けれど・・・、

今となれば後の祭り。

 

事実上の廃部は避けられないだろうけれど、

それだけで収まるのか、たぶん焦点はそのあたりになりそう。

 

校長が野球部の関係者(元野球部長という話)で広島県高野連の役員(今回の件で辞任)、

副校長が件の中井監督と言われているので、「野球部の問題≒高校の問題」と言われかねない。

 

ある種の洗脳のようなかたちで中井監督の指導下(≒支配下)にいた生徒たちが、

その洗脳から解けて、広く情報が得られるようになると、そこで何をどう判断するか。

 

生徒たちは、

ここまで晒し者となったので、

就職や進学にも影響するかもしれないし、

プロ野球選手というルートも難しくなるかもしれない。

 

そうなれば、

新たにSNS上で言われている監督やコーチの暴力について、

証言をする生徒が出てこないとも限らないわけで・・・。

 

最悪のケースを想定すると、

高校自体が組織ぐるみで暴力&隠蔽という話に発展すると、

廃校になるかもしれない、そんなレベルのお話になってしまったように感じる次第。

 

学校名を変更して再出発、

みたいなことは十分に考えられる話。

 

そして、

やっとこさ開いた校長の会見で語られた辞退理由も、

暴力事件そのものについてより、SNSで拡散されて生徒や保護者に危険が及ぶので、

そういったところから生徒たちを守るため、みたいな被害者意識が全面に出ていたようにも映るし。

 

悪手に悪手を重ねているようにしか見えない。

 

これまで積極的に報道してこなかったメディアも今後は報道せざるを得ないだろうし、

一連の騒ぎが終息するまでには、相当多くの時間がかかりそうです。

 

結局、誰一人、何ひとつ守れなかった、

という悪しき前例として語り継がれることになりそう。

 

3.逮捕者は出るか?

基本的には警察の捜査結果を待つしかない。

 

ここまで大事になると、

口裏合わせのようなことも難しいだろうし、

前述したように生徒たちが事件のことを証言するかもしれない。

 

なんなら他にも暴力事件が発覚するかもしれないわけで、

逮捕者が出てもおかしくない事態になっていると考えられます。

 

そもそも暴力事件自体が問題ですが、

ここまで大きくなってしまった一因として、

高野連と被害者とで異なる報告書を提出していたという話が出ていますので、

そのあたりの隠蔽、改ざんなどの有無が捜査のポイントになってきそうです。

 

4.高野連にメスは入るのか?

別稿にて後日公開予定。

 

5.学生スポーツの報道は変わるのか?

同上。

 

 

いずれにしても、

もはや野球部だけの問題ではなくなった印象。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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