サッカー日本代表、ブラジル代表に初勝利!!!

トレード雑記第639弾、
サッカー日本代表、ブラジル代表に初勝利!!!
サッカー日本代表は10月14日(火)の国際親善試合において、
これまで13戦して一度も勝ったことがないブラジル代表に見事初勝利を飾りました。
キャプテン遠藤航をはじめケガで何人もの主力を欠くなかでの快挙。
(アイキャッチ画像でも招集できなかった選手が少なくない状況)
しかも前半0-2という絶望的な状況からの大逆転!!!
ちなみにブラジル代表の視点に立つと、
過去100年以上の歴史のなかで前半2-0からの逆転負けは史上初のハプニングだとか。
10月10日(金)のパラグアイ代表戦で2-2の引き分けと、
アメリカ遠征を含めてここ数試合は勝ちから遠ざかっていたところにブラジル代表戦での勝利。
これは興奮せずにはいられませんでした。
わたしはというと・・・、
代表戦では頻繁に実施しているSNSの投稿を、
完全に忘れていたぐらい興奮し過ぎていました。
もちろん、今回の結果ですべてが好転するわけではありませんし、
招集外となったメンバーの不要論とかちょくちょく見かけるけれど、
そんな単純な話でないことは想像に難くありません。
そうはいっても、
今回のブラジル代表戦では評価(再評価を含む)できるポイントがたくさん。
1.GK鈴木彩艶のロングフィードは最高の武器になる!
所属クラブのパルマではすでに定着している彩艶からのロングフィードで一気に得点チャンス。
これまで日本代表ではほとんど活用されてこなかった武器が、
ブラジル代表戦では信じられないくらいにものの見事に決まりました。
今シーズン絶好調の上田綺世(フェイエノールト)などが、
前線で競り勝つフィジカルがあってこその「GK→FW」のホットラインと言えます。
これまで意図的に封印してきたのかどうかはわかりませんが、
ブラジル代表相手に試した結果、効果的に機能したわけですから、
これからはGK彩艶からのロングフィードは試合を決定づけるレベルでの武器になりそうです。
2.DF谷口彰悟の復帰と安定感の飛躍的向上!
アキレス腱断裂による戦線離脱から約半年、復帰して直後の大活躍。
34歳とベテラン選手ですし、
ケガをした際は失礼ながら代表は事実上引退かなぁ・・・、
などと考えていましたが、まったくそんなことはありませんでした。
ケガ人続出のDF陣を精神的にまとめ上げて、
若い鈴木淳之介選手や代表歴の浅い渡辺剛選手など上手く統率していました。
プレースタイル的には目立つ選手ではありませんが、
今回のブラジル代表戦を観ていると、GKとの連動を含めて守備に安定感をもたらす選手の存在は貴重。
得点3は派手な成果だし、失点2なので手放しで喜べるわけではないけれど、
谷口がいなかったら3失点、4失点もありえたし、そうすると逆転勝利はなかったかもしれません。
そういう意味では、
影のMVPと言っていいかもしれないくらいの安定感に映りました。
3.若手の台頭が続いている!
前述した鈴木淳之介選手は22歳。
今年7月にJリーグ「湘南ベルマーレ」からデンマーク「FCコペンハーゲン」に移籍した選手。
さらなるステップアップも期待できるくらいの活躍だったのではないでしょうか。
また、
日本代表に復帰した後はコンスタントに出場している佐野海舟選手は、
試合ごとに日本代表にフィットしているように映ります。
強豪が相手でも、
自身で打開できるドリブルやパスのテクニックも持ち合わせているところが強み。
ボランチという肉体的にハードなポジションですので、
遠藤や守田(ともに今回招集外)、鎌田、田中などと連動しながら、
違いを生み出せる選手として評価はうなぎ登りといったところ。
他にも、
森保監督はメンバーを固定化するよりは、
たくさんの若手を試しに試すタイプの監督ですので、
ここからW杯までの期間にも新たにチャンスを手にする選手が出てくるかもしれません。
そして、11月にも親善試合が2試合組まれています。
ホームにアフリカの2ヵ国(ガーナ代表、ボリビア代表)を迎えます。
身体的能力に定評があるアフリカの代表チームですから、
中南米のチームとはまた異なる戦い方が求められそうです。
この2試合でも新しい選手、ケガから復帰する選手、さらなる成長を遂げた選手、などなど、
より強くなった日本代表が飛躍する姿が目に浮かびます。
そして、W杯に最高の状態でのぞむ、そういうチームであってほしいと願います。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。