日中関係はどうなるのか!?

トレード雑記第658弾、
日中関係はどうなるのか!?
最近、日本と中国との関係、いわゆる日中関係がギクシャクしている感じ。
とはいえ、
わたし自身は、
これまでも定期的にギクシャクしてきたので、
そのうち収まるだろうという希望的憶測を持っていたりします。
さて、
今回の「ギクシャク」の端緒はどこか、
というのは議論が分かれそうですが・・・。
いくつかの報道を総合すると、
①高市早苗総理の「台湾有事」を巡る国会答弁
②答弁の「朝日新聞」系のweb記事(誤報による訂正あり)
③訂正前の記事を引用する形の中国総領事のSNSでの発信
のいずれか、あるいは複合的な解釈となりそう。
わたしは日本人なので、
①は、想定しうる危機や対応は(一定の範囲内で)対策すべき、という答弁に「是」の立場。
また、②は、いちいち画像をアップしませんが、同社のweb記事の見出しに、
日本が積極的に武力行使を行う(≒積極的に台湾有事に加担すると読めてしまう)という、
意図的かそうではないかは置いておいて「過激で」「扇動的な」見出しをつけたことに「非」の立場。
そして、その修正前の記事を引用するかたちで③が行われたので、
記事修正とともに総領事が軌道修正をすればよかったのに、という立場。
残念ながら中国側は「メンツをつぶされた」と判断したのか、
総領事の発言にとどまらず、省庁(日本で言うところの外務省など)が過激な発言を追随してしまった。
そしていつもどおり(?)、日本のメディアの大半は、
高市発言を失言と捉え「撤回・謝罪を要求する!」みたいな展開に・・・。
なかには「戦争」という表現を使用したり、
「戦前の雰囲気・空気」などと意味不明なことを言ってみたり、
「あなたは戦前から戦争を見てきたの!?」みたいなコメンテーターまで出てくる始末。
もちろん、
この話は、国家と国家の次元だけではなく、
ビジネスとしての日中関係も考えないといけないですし、
生活としての日中関係も当然考えないといけないわけで、
その人の立ち位置によっては考え方や対応は変わってくるのが常識。
そんな感じで、
基本的には冷静に経緯を見守っていたんだけれど、
今回、大阪府議会が中国総領事に謝罪を求める決議が可決されたという報道をみて、
発案が自民党、維新と公明と共同で提出されて、全会一致で可決したらしい。
ここにきて具体的な動きがあったことは興味深いですし、
報道しているのが、今回のギクシャクに関係している朝日新聞系というのも興味深い事実。
なかなか明確な落としどころは難しいのかもしれませんが、
変な煽りに惑わされず、冷静にかつ丁寧に、上手く着地できるように願うばかりです。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。