福間女流六冠、将棋連盟に要望書を提出!

トレード雑記第663弾、
福間女流六冠、将棋連盟に要望書を提出!
福間女流が結婚して妊娠を発表された際も似たような話があって、
今回、第2子を嘱望する福間女流が、タイトル戦での配慮について正式に要望書を提出した、
その後、記者会見を開いた、という流れ。
わたし個人は、難しい話題だけれど、
女流棋士会で話し合えばいいのではないか、という感覚。
全員が女性であることはもちろん、
妊娠、出産経験のある女流棋士が(もちろん独身の女流棋士も)多数在籍しているのだから。
とはいえ、今回の要望書(および会見)は、
事実上「自分自身への配慮をしてくれ!」というものに過ぎない。
現状、女流タイトル戦で戦っている女流棋士は、
多く見積もっても一桁(事実上片手で数えられる程度)。
で、タイトル戦以外の話は語られていない。
つまり、女流棋士の妊娠や出産、育児について問題提起というより、
自分自身のタイトルが「不戦敗ではく奪されたくない!」、という主張がメインになってしまっている。
また、そういうメディアの切り取り方で議論を紛糾させようとしているニュアンスも読み取れる。
だから自分勝手に映ってしまう。
福間女流の言葉のなかには、
これから女流棋士を目指す少女や後輩たちの思いも乗せて、
みたいな話もあったけれど。
ここ数年でも妊娠を理由に挑戦者決定戦を辞退せざるを得なかった女流棋士もいたし、
妊娠中にタイトル戦を戦った女流棋士もいたし、そういった際には声をあげなかった、少なくとも公には。
で、自分のことになったら大きな声を上げる状況。
前回(お一人目の妊娠のとき)は、
いつものおかしなフェミニストたちが将棋界を批判していたけれど、
今回はどういう流れになるのだろうか。
わたし個人の感想は、
女性が妊娠や出産を経験しつつ安心して仕事ができる社会が望ましいし、
そのための配慮はそれぞれの職場で最大限していくべきだと当然のように思う次第。
同時に、妊娠や出産をしない選択をした女性への配慮も大切だと思うし、
生物学上は妊娠や出産ができない男性への配慮も同じくらい大切だと思う。
特定の個人を優遇せよ、みたいな流れになると、反対する人も増えるはず。
現状、女流棋士の間でこの話が盛り上がっていないのは、
話題が話題なので軽々に発言したくないというところもあるけれど、
実質的に福間女流の個人の話でしかないから、だとも思う。
「女流棋士の~」とか、「女性の~」とかではなくて、
「福間女流のタイトルと妊娠・出産・子育て」の話でしかないから。
福間女流としては、日本将棋連盟と対立する意図はないと思われるし、
できる限り後輩となる女流棋士の同意や賛同を集めて話し合いを持たれたほうがよいように思う。
それこそ、先日ご結婚を発表したばかりの西山女流とか、
こちらも今年ご結婚された日本女子プロ将棋協会(LPSA)の渡部女流とか、そういう人たち。
現状だと、いいように捉えると「孤軍奮闘」、
悪く捉えると「自分勝手」になってしまう。
そのあたりの疑問が解消されてたくさんの女流棋士が福間女流に賛同する流れになれば、
女流棋士会はもちろん、日本将棋連盟も変わっていくんだろうなぁと思えるけれど・・・。
わざわざ記者会見を開いて、多数の弁護士に囲まれている絵面をみると、
そしてほとんどの女流棋士が口を閉ざしている状況を踏まえると・・・、
どうしてもよくない方向に、変な活動の神輿に担がれそうな不安が募る。
いい落としどころがあればいいんだけれど、
対局者だけではなくてスポンサーも絡んでくるし、なかなか難しい問題だとは思う次第。
日本将棋連盟の会長が清水市代女流のあいだに決着すればいいなぁ、と漠然と。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。