完全試合を狙わない

トレード雑記第100弾、

 

完全試合を狙わない

野球において9イニング27人の打者すべてを打ち取ることで達成できる偉業中の偉業。

 

四球・死球や味方の失策(エラー)による出塁もありとする「ノーヒット・ノーラン」よりも、

達成確率が段違いに高く、投手にとってこの上ない名誉とも言える。

 

ちなみに日本のプロ野球で完全試合を達成した投手は15名、

1980年までは14名いて、それ以降は1994年5月18日の槙原寛己(巨人、対広島戦)のみ。

 

槙原は、どちらかというと、ほんわかオトボケとしたキャラや、

対阪神戦でのバックスクリーンにホームラン3連発を浴びるなど、

敗戦投手としての情けない映像が取り上げられがちだったりするし、

同時期に活躍した斎藤雅樹、桑田真澄と比較してやや影が薄いところも・・・、

あったりするけれど、間違いなく歴代プロ野球でも日本を代表する大投手のひとり。

 

なお、わたしは読売巨人ファンではありませんw

 

トレードにおける完全試合

トレードにおいて何が完全試合かと言われると、

よくわからないけれど、パッと思い浮かべるのは勝率100%、

すべてのトレードで利確をすること、だと思う。

 

理想であり、幻想であり、妄想であり、

そして破滅への序曲・・・。

 

意識しているか、意識していないかを問わず、

勝率100%を目指すとだいたい悲劇的な結末が待っているのが現実。

 

「プラテンするまでのお祈り」や「ナンピンの乱発」など、

どうにかしてプラスにすることにこだわってしまって・・・、

99回の利確をしても、1回の救いようがない大爆損に繋がってしまうから。

 

そこまでのケースは極端だとしても、

いわゆる「コツコツドカン」と呼ばれる典型的な負けパターンのひとつ。

 

通算での勝ちを目的とするのであれば、

51勝49敗であってもいいわけです。

 

そこに、

いわゆる得失点差まで加味して考えると、

たとえば30勝70敗と負け越していても、

負けるときは1点差の接戦・惜敗、

勝つときは大差をつけての圧勝劇であれば、

トータルでプラスとなるわけですね。

 

もちろん、わかっています。

わかってはいても、できません。

できていないことを重々承知で・・・、

 

トレードにおいて完全試合(≒100%の勝率)を目指さない、

それよりも失点以上の得点を稼ぐこと、つまり勝ち星をもたらすこと、

さらには得失点差におけるトータルでのプラスを志すこと、

こそが大切だと思うわけ。

 

何を今さらと思われるかもしれませんが、

細々と書いてきたトレード雑記第100弾を記念して、

至極当然の大前提条件を言語化しましたというお話。

 

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2件のコメント

  • 毎日の更新お疲れ様です。
    パーフェクト、目指そうと思っても
    今の自分にはそのスキルが無いので、
    そんなことは微塵も思えないのが悲しいですwww
    勝率よりも、トータルプラスを
    毎月目指す、これが第一ですかねw
    すでに2月で潰えそうですが、
    少しでも前に向かって進みたいと思います。
    今週も読ませて頂きありがとうございました。
    来週はいい1週間に出来るよう、
    お互いベストを尽くしましょう!!!

    • お仕事お疲れさまでした!
      いつも温かい丁寧なコメントありがとうございます。

      トータルプラス、
      お互いそこを目指して、
      明日からもベストを尽くしましょう!!!

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