断捨離その20-相場からの退場を恥と考えない

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株の断捨離その20

 

相場からの退場を恥と考えない

少し説明が必要かもしれませんが、

結論から申し上げると、

 

相場からは何回退場しても構わないし、何回再入場しても構わない

 

と考えた方が気持ちに余裕が持てると思っています。

 

同時に、老若男女を問わず好きな時に始められて好きな時に終わることができる。

それこそが相場の一番いいところだと感じています。

 

だからこそ、相場からの退場について悲壮感を持つ必要もありませんし、

悪いこと、恥ずかしいこと、カッコ悪いこと、情けないこと、といった感情も持つ必要はないと感じています。

 

もし、そういうマイナスの感情を持って相場にのぞむと、

たとえば資金が目減りして退場間近となったときに、

自分の人生を全てかけて信用全力3階建てで最後の大勝負!!

みたいな無茶苦茶なトレードをしてしまいがちです。

 

そうすると本当に再起不能になってしまう危険もあります。

 

偉そうなことを言っているわたしは、

投資資金がほぼゼロになる全力トレードでの退場経験1回と、

信用取引がしたいがための入金を4、5回程度経験しています。

(毎回、「これで最後だ!」と言いながら入金していましたw)

 

思い出してもつらいですが、

このときは周りが一切見えずに相場にのめり込んでいました(負けまくりですけど)。

 

今から考えると冷や汗ものですし、

ある意味ではよく破産しなかったなと思います。

 

投資資金の全てを失い金銭的に困窮して相場から離れるというよりは、

投資資金が残っているあいだに、自分の人生のペースに合わせて、

一度退場してみることもそれはそれでいい気づきがあったりします。

 

極端な話、退場して一週間後に再入場でもいいわけです。

一か月後でも一年後でも十年後でも、再入場はいつでも大丈夫なわけですから、

心身のバランスや相場環境が急激に悪化したときは、

無理をせず退場することを選択肢のひとつとして常に用意しておくことが大切だと感じています。

 

トレーダーの90%は退場するってどういう意味!?

一方で、「退場」という言葉を聞くとどうしても後ろめたさや落ちぶれた感、

恥ずかしさがつきまとうのも事実だと思います。

 

そのことに一役買っている言葉に、

「トレーダーの90%は退場する」

というものがあります。

 

細かい表現はいろいろあって、

トレーダーに「専業」という言葉が付いていたり、

より厳しめの表現で95%になっていたり、

「1年以内に」などと期限が設定されていたりしますが、

基本的にさほど大きな違いはないと考えています。

 

ぶっちゃけあんまり好きな言葉ではありません。

 

好きになれない理由は単純で、

1.相場の世界は厳密な数字で戦っているはずなのに根拠不確かな数字が躍る

2.厳しい世界だぞと言いたいがためのテンプレ的な脅し文句でしかない

3.その実10%に属している俺・私は凄いというニュアンスが透けて見える

4.同時にその10%には憧れや射幸心をくすぐる要素が含まれている

というものです。

 

上記1.は単純に90%というような統計をどこで取ったのか、

いつの話なのか、定かではないけどなんとなく使われているように思います。

こういう漠然とした数字はあまり信用に値しないように感じますし、

こういった数字に振り回されていると本質的な数字が見えなくなってしまうようで怖いです。

 

また2.以降に関連してですが、

ぶっちゃけ想像以上に生存率10%って高くありませんか?

 

たとえばスポーツ選手やミュージシャンなど、

ほとんどプロになること自体が信じられないような確率ですし、

プロになっても数字が厳しくついて回る世界です。

 

そこまで特殊な例ではなくても、

一時期上級国民などといわれた国家公務員の一部や、いわゆる超人気企業などへの就職もかなりの倍率だと思います。

また何とか就職してもそれで安泰でないことはよく知られています。

 

そう考えると、

年齢、性別、学歴、保有資格、知識、経験、体力、その他ほぼすべての要件が一切不問、

トレーダーって老若男女誰にでもチャンスがあると思いませんか。

 

もちろん、これだけ簡単に誰でもなれるわけですから、

その分だけ退場する人がいてもまったく不思議なことではないと思います。

 

それでも10%程度が残るのであれば、

必要以上にビビることもなければ威張れることでもないような・・・。

 

10%と聞くと、自分もいけるはずだって思っちゃうんですけどね。

 

とはいえ、

そもそも入場する人の目的が千差万別ですから、

その目的が達成したら退場(一番いいパターン)、

その目的が達成困難と見たら退場、

その目的をトレード以外の方法の方が達成しやすいと考えたら退場、

などなど、

 

あまり退場について後ろ向きにならなくてもいいのかなと。

 

2年ちょっと前に、本気で退場することを考えたときに感じたことです。

 

当時は今後一生相場とは関わらない、関われないくらいの悲壮感がありましたけど、

ひとしきり悩んで、まあ退場したらしたでいいんじゃないかと思えてからは相当気持ちが楽になりました。

 

最近もまた、なんとなく退場が脳裏にちらつくようになりました。

2020年は1月2月と苦戦しましたが、その後はそこそこ順調に勝ちを重ねることができました。

ただ10月中旬からほとんど勝てなくなっています。

 

大納会までおよそ1か月(もうそれしか2020年は残っていない、本当に早い!)、

このままの調子で負け続けるならサクッと退場して2021年に再入場もありかもしれないです。

 

2件のコメント

  • お疲れ様です、Kです。
    すうさんの考えに賛成です。
    自分も退場寸前?と言うか株に負けまくって投資資金5万円とかありました。(笑)
    5万円を投資資金としてみなすのか….は別にしてそれでも5万円で相場に居座り続けました。
    今考えてみると投資資金を増やす方に重点を置いた方が良かったかもしれません。
    しかしその時は相場に居座る続けることによって少しでも経験値を上げたいと思いました。
    ただ、たかが5万円の投資で経験値を上げるなんて大した経験値でないので、一旦相場から離れ投資資金を稼ぐ方を選びました。
    相場から離れる事=退場?という考えも好きではありませんね。
    どちらかというと一旦距離を置くと言うのが正解かもしれません。
    どうせ相場の世界に戻ってくるのだから(笑)
    Kも実は大きな声では言えませんが今年先物ミニで18万負けてます(T_T)
    コロナの2番底期待で売ってしまったわけです。
    しかしご存じの通り2番底は来ないで来たのは爆上げ相場(笑)
    去年も先物で大きくやられています。
    しかしデイトレは今年プラスです。今までの負けを今年は取り戻す事は恐らく出来ないでしょうけど
    来年は今までの負け分の2倍から3倍は最低でも勝つ予定です。
    妻には今年はトレードに関しては損益分岐点の年になると言っています。
    今年は絶対にプラスで終わる自信がありました(まだ今年は終わっていませんが)来年は大きく勝つ自信があります。
    それはいろんな経験が出来て、ある程度手法も確立してきているからです。
    何回相場と距離を置こうが良いと思います。
    自分のペースでやることが一番ですね。焦らずじっくりと時間を味方につけるのも良いかと思います。
    頑張ってくださいね。

    注 Twitterやブログは妻も見ているので大損の話は出来ません(笑)

    • デイトレKさん、
      丁寧なコメントありがとうございます!
      退場という表現がなんかネガティブなんですよね、だからあまり深刻にとらえないようにしています。
      わたしもコロナには翻弄されました、2番底が怖くて指をくわえてみてるだけパターンでしたw

      Kさんのデイトレ収支プラスはさすがです(わたしもプラスですが胸張って言えるレベルの金額じゃないです)。
      来年はわたしも頑張りたいです。3倍も勝てる自信はありませんが、自分のペースでやっていく予定です。

      奥様やご家族にはなかなか言えないですよね、
      わたしも負け続け時代の具体的な負け銘柄や金額、その時期などは念のためぼかしています。
      KさんのブログやTwitterはいつも拝見させていただいています、
      これからもよろしくお願いします!

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