麻雀とトレード-運と実力

トレード雑記第30弾、

 

麻雀とトレード-運と実力

前後編の2回に分けて「麻雀とトレード」についての雑記です。

 

まずは前編「運と実力」について。

 

麻雀とトレードの共通点として、その捉え方があると思います。

それが「運」と「実力」に関する考え方。

 

あくまで個人的なわたしの考えなので、

軽い気持ちでお読みいただけるとうれしいです。

 

簡単に表現するとこんな感じ。

 

初級者・・・運によるところが大きいと考える

中級者・・・結果は実力によるものだと考える

上級者・・・やっぱり運の要素が強いと考える

 

上級者の特徴は、

自分が勝ったとき:運が良かったです

自分が負けたとき:実力が不足してました

他人が勝ったとき:実力ですね

他人が負けたとき:運が悪かったですね

という考え方をもつ場合がほとんど(だと思う)。

 

それを聞いた側が、

「この人は実力があるなぁ」って思い知らされる感じ。

 

実際のところ「運と実力を兼ね備えた人」なんだと思う。

 

中級者の特徴は、

自分自身に実力があると考えており、

それを内に秘めている場合は「自信」のあらわれで、

外に向けてことさら発信している場合はただの「自慢」

また、他人に対して実力不足だと発信するのはいわゆる「マウント」

という感じ(だと思う)。

 

ポイントとなるのは、内なる「自信」は非常に大切な要素だけど、

外に向けての「自慢」はほどほどにしないと・・・ということ。

 

また、他人へのマウントについては、

気をつけていないと案外やっちゃってしまうことがあるから要注意。

自分でそのつもりがなくても、そう受け止められる可能性も大いにある

 

たとえば麻雀だと「なんでその牌を切るんだ」「上家の捨て牌を見てないの」とか、

後付けでいろいろ言ってくる人が少なくなかったりする。

 

ゴルフなんかの「教えたがりおじさん」もそうですが、

本人は良かれと思ってアドバイスをしてやっているしている場合でも、

高確率で煙たがられることになる。

 

ましてや、その表現そのものや、あるいは言外から伝わる部分に、

相手の実力を馬鹿にしたり揶揄したりといった感じが見え隠れすると・・・、

あまりいい印象を持たれないことが少なくない(と思う)。

 

初級者の特徴は、

基本的に運ゲーだと思っているので、自分のアガリを最優先に牌を切る(捨てる)。

その牌が他人の当たり牌のこともあるし、運よく回避することもあるけど、

長い目で見るとどうしても勝率が低くなるのは否めない。

 

トレードも同じで、わたし(初級者)なんかは、

いろいろ考えているように思っている(より正確には思いたい)だけで、

実際は何も考えなしに勢いでエントリー&イグジットを繰り返しているw

 

同時に「実力」へのあこがれを抱いている、そんな感じ。

 

ある意味で中級者の代表・鈴木久五郎

今回のブログで提示した「初級者」「中級者」「上級者」の分類で重要なのは、

その分類が「考え方」「捉え方」「振る舞い方」に基づくということ。

 

そこに投資資金の多寡はいっさい考慮されていない。

(あえてその要素を排除しているところがポイント)

 

ちなみに、先日のブログで「相場師」に関して少し触れたけれど、

そこで紹介した人物の一人が鈴木久五郎で、ある意味「中級者」の代表的人物。

 

明治時代の終わりにかけての相場で、

現在の貨幣価値にして1000億円くらいの資産を形成したといわれている稀代の相場師。

 

豪快(というより破天荒)な人物でもあり、いわゆる「成金」のイメージが強くて、

料亭から帰るときに玄関が暗くて草履が見えにくかったから札束に火をつけたとか、

そういうエピソードに事欠かない。

(エピソードのなかには鈴木久五郎に恨みを持っていた人による創作もあると思うけど)

 

で、その資産を、さらなる大相場に向けて投資をしたんだけど・・・、

買い方の代表・鈴木久五郎に立ちはだかったのが売り方の代表・野村徳七。

ご存知「野村證券」の創業者。

 

結果は歴史が示しているとおりで、鈴木はわずか1年で全財産を失う。

 

1000億円を稼ぎ出した投資手腕は間違いなくものすごいレベルではあるだろうけど、

その振る舞い(脚色もあることを理解したうえで)から、中級者そのままという感じ。

 

自信があったんだろうけど、それが過信に変わり、

「負けることは実力がないこと」という考えもあっただろうし、

だからこそ「見栄」もあったと思う。

 

結局、撤退の機会をことごとく逸して歴史からその姿を消した。

 

最近卓を囲んだ麻雀はまったくしていないけれど、

そういえば中級者の「自慢」と「マウント」が目に余る人とは、

すぐに同卓しなくなるよね、というお話。

 

わたしのような初級者は、「実力」をつけたいと思うし、

ちょっと勝てるようになると「実力がついた!」と自称中級者になっては・・・、

爆損して「あぁやっぱり実力ないわぁ」って初級者を自覚する日々を送っていますw

 

といったところで前編は手仕舞い。

 

後編は2018年発足の「Mリーグ」について、雑記していきます。

ぜひそちらもご一読ください。

 


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2件のコメント

  • すうさん、お疲れ様です。
    すうさんも麻雀うたれるんですか?

    自分は学生時代、徹夜でうって翌日の講義で爆睡。
    よくやってましたwww

    上級者は不思議と「運」の引き寄せる力が強いんですよね。
    理屈とかよくわかりませんが。
    自分も中級者の頃、レートが高いフリー雀荘に行って、
    恐らく雀ゴロ?さんにボコられてパチンコで稼いだ分
    そっくりやられてましたwww

    Mリーグの記事も楽しみにしています!!!

    • アラフィフさん、お疲れ様です。
      リアルに卓を囲んでの麻雀は今はやってません。
      たまにスマホアプリのゲームでやるくらいです。

      運と実力の関係性が、
      なんとなくトレードと似ているなぁというところからの無理やりなブログですw

      丁寧なコメントいつもありがとうございます。

2件のピンバック

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