暴落と別れ
トレード雑記第61弾、
暴落と別れ
読んだだけで悲しくなるようなブログタイトルですが・・・、
まずは本日の楽曲紹介から。
中島みゆき『わかれうた』(1977年発表)
いつもなら映像を引用してくるところだけれど、
歌詞を引用したいので、今回は映像のリンクはなし。
歌詞も楽曲も歌声も、そのすべてが一流だと思うのだけれど、
今回のテーマと関連しているなぁと思うところを抜粋。
“恋の終わりはいつもいつも 立ち去る者だけが美しい
残されて戸惑う者たちは 追いかけて焦がれて泣き狂う”
“別れはいつもついて来る 幸せの後ろをついて来る
それが私のクセなのか いつも目覚めれば独り”
あらためて聞いて、感じたこと。
相場も一緒だ・・・。
「相場」の終わりはいつもいつも、立ち去る者だけが美しい♬
残されて戸惑う者たちは・・・、
「暴落」はいつもついて来る、「暴騰」の後ろをついて来る♬
頭のなかでリフレインされて悲しくなってくる・・・。
ここで大切なポイントは、
①暴落の前には暴騰がある
②暴落が始まったら、立ち去る者だけが美しい
③残されて戸惑う者たちは・・・。
相場全体でも言えるでしょうし、
個別銘柄もで言えると思います。
今年を振り返ってみても、何銘柄か思い浮かべることができます。
たとえば、有名なところでは某動物さん銘柄。
今年もやっぱりなツイート連発からの暴騰と暴落。
去年(か一昨年)には複数のゲーム銘柄で似たような流れがあったような。
ほかにも、今年後半の相場を賑わせた「某株式分割企業」ですが、
何回ストップ高するの、どれだけ短期間で株式分割を繰り返すの、
って、多くの人が思っていたと思う。
そこでの暴騰で爆益をあげられた人もいらっしゃったと思うし、
とんでもないパーセントの含み益の画像が出回ったりもしていたり、
まさに「お祭り状態」だった記憶があります。
当然、その終焉は、ある意味では当たり前。
わたしも何度もこういう感じの、いわゆる仕手株でやられたことがあるけれど、
「明確な犯罪」被害にあったわけでなければ、株・トレードは自己責任。
煽っている人たちに文句を言うのも、お門違い。
そして意外と重要なのは、
暴落の前に暴騰があった事実、
だから、暴騰のなかで利益を上げていればいいわけ。
上昇過程には怖くて入れずに、掴んだところがド天井で、
暴落だけにお付き合いするのはわたしの得意技でもあるけれど、
このあたりは経験して学ぶしかない。
(わたしは学べてないので、何度も繰り返すんですけどねw)
とはいえ、特定銘柄に未練タラタラで、
含み損を見ては震えながら塩漬けした経験もあるけれど、
あまりいい結果にはならなかったです。
特に金銭面より精神面できつかった。
だから、
こういうときは、
新しい出会いを信じて、
再スタートをきる方がいいように思う。
もちろん、わたし自身のことなんだけど、
わかっているつもりで忘れがち。
定期的に自戒できるようにしないといけない。
追記。
「わかれうた」が収録されたアルバムのタイトルは、
『愛していると云ってくれ』(1978年発表)です。
「別れ」と言えば、卒業シーズン恩師やクラスメイトとの別れ、
大切にしていたペットとの別れ等々・・・
が、しかし最もつらいトレーダーにとっての別れ、
それは「諭吉君との別れ」ですねwww
12月相場は、油断すると諭吉君が手に手を取って分かれていきそうな様相ですw
あと一つ「大切なポイント」に付け加えさせていただくなら、
「暴騰するスピードより暴落するスピードのほうが圧倒的に速い」です。
感覚的なものかもしれませんが、下げのスピードはめっちゃ速く感じます。
何はともあれ、危険を察知したらすぐ逃げるのがベストですねw
もう一つは暴騰で取れるトレードスキルを磨くですかね。
今のところ、私は後者ではないので、脱兎のごとく逃げようと思いますwww
ところで、中島みゆきの「別れ」で記事が書かれるとは
想像もしていませんでした。
一人で聞いていると、せつない気持ちがMAXになりますよねw
中島みゆきさんも数多くのヒット曲を世に送り出されていますが、
個人的には多くのアーティストにカバーされた「糸」ですかね。
お互い明日も警戒レベル最大で相場に臨み、「諭吉君との別れ」だけは
回避しましょう!!!
諭吉くんとの別れは、涙なしには語れませんwww
毎日のように出ては帰ってくる(帰ってこないときもあるw)諭吉くん、
できることなら諭吉くんの「たまり場」になってほしいものですw
下げのスピードはとんでもないので、
そこには抗わないのが損失を減らす最低条件ですよね。
今日もいろいろと酷い銘柄がありましたし、
気をつけねば!
中島みゆきは、わかれうた、糸、時代、空と君のあいだに、
とか大好きです。
お互い諭吉くんとの別れだけは、最大限警戒しましょう、
明日もがんばんべー!!!