「逆張り」の本質
2022年1月21日
トレード雑記第88弾、
「逆張り」の本質
トレードをしていて、特に負けが込むと、
「順張り」か「逆張り」かで悩むこともあるのですが・・・。
ぶっちゃけ、悩む意味も必要性も、まったくないと思う、
というのを、以前「株の断捨離」シリーズで紹介しました。
今でもその気持ちは変わりません。
また、有名な投資格言だけど、
「人の行く裏に道あり花の山」があります。
この格言が誰の言葉なのかについては諸説あって、
有力な説のなかには、茶人・千利休や、
利休とともに天下三宗匠と称された茶人で商人の今井宗久、
といったものがあります。
大切なのは、この言葉の意味するところですが、
一見すると「逆張りのすすめ」と読めなくもないと思います。
というより、これだけだと、そう読めてしまいます。
ただし、紹介した「上の句」だけではなくて、
あまり知られていませんが「下の句」を併せて読むと、
少なくとも、単純な「逆張りのすすめ」ではない感覚に、
なんとなく解釈が変わってきます。
上の句、下の句を繋げるとこうなります。
“人の行く裏に道あり花の山
いずれを行くも散らぬ間に行け”
単純に解釈すると、
(表の道にも花の山はあるけれど)裏の道にも花の山はある
(表の道、裏の道)どちらを行くにしても花が咲いている間に行け
となります。
これを株式投資に当てはめると、
(順張りでも稼ぐことはできるけど)逆張りでも稼ぐことはできる
いずれのエントリーをする場合でも、稼ぐ可能性が高いときにせよ
となりそうです。
その銘柄が、そのときに「何分咲き」かはわからないわけですが、
花が散った木の前で呆然と立ち尽くすことだけは避けたいですね。
発言や文章の一部を切り取っての拡大解釈、
最近マスコミすらやってますよね・・・
そんな風潮に流されないようにしなくては、
と考えさせられる記事でした。
そしてこれはトレードにも言えることかなと。
エントリーや利確の時って
私はチャートの一部しか見てなかったんじゃないか
とも考えさせられました。
今日も内容が深いですね。
今週もお疲れさまでした!
追記。
これから仕事なのでUP遅くなるかもしれませんが、
「新しい武器」を書きかけていますw
UPしたらTwitterでお知らせしますので、
読んでやって下さい。
今回のやつは、悪意をもって意図的というよりも、
なんとなく「上の句」が独り歩きして定着しちゃった・・・、
って感じかもしれませんね。
やっぱり「他者と違うことをしろ」「逆張りのすすめ」(?)は、
どうしてもインパクトありますからねw
わたしもチャートの一部しか見ていないことがよくあります、
しっかり俯瞰して見れるように勉強し直します!
追記。
新しい武器、めちゃくちゃ気になります!!!
ただ、わたしも今日は夜予定があるので、
レスポンスは明日になっちゃうかもです。
お仕事お気をつけていってらっしゃい!
>わたしも今日は夜予定があるので、
レスポンスは明日になっちゃうかもです。
いつでも大丈夫ですよ!
それでは
「すうさんもお気をつけて!
行ってらっしゃい!」
ありがとうございます、
お互い暖かくして出かけましょう!