「逆張り」の本質

トレード雑記第88弾、

 

「逆張り」の本質

トレードをしていて、特に負けが込むと、

「順張り」か「逆張り」かで悩むこともあるのですが・・・。

 

ぶっちゃけ、悩む意味も必要性も、まったくないと思う、

というのを、以前「株の断捨離」シリーズで紹介しました。

 

断捨離その22-順張りか逆張りかで悩まない

 

今でもその気持ちは変わりません。

 

また、有名な投資格言だけど、

「人の行く裏に道あり花の山」があります。

 

この格言が誰の言葉なのかについては諸説あって、

有力な説のなかには、茶人・千利休や、

利休とともに天下三宗匠と称された茶人で商人の今井宗久、

といったものがあります。

 

大切なのは、この言葉の意味するところですが、

一見すると「逆張りのすすめ」と読めなくもないと思います。

 

というより、これだけだと、そう読めてしまいます。

 

ただし、紹介した「上の句」だけではなくて、

あまり知られていませんが「下の句」を併せて読むと、

少なくとも、単純な「逆張りのすすめ」ではない感覚に、

なんとなく解釈が変わってきます。

 

上の句、下の句を繋げるとこうなります。

 

“人の行く裏に道あり花の山

いずれを行くも散らぬ間に行け”

 

 

単純に解釈すると、

(表の道にも花の山はあるけれど)裏の道にも花の山はある

(表の道、裏の道)どちらを行くにしても花が咲いている間に行け

となります。

 

これを株式投資に当てはめると、

 

(順張りでも稼ぐことはできるけど)逆張りでも稼ぐことはできる

いずれのエントリーをする場合でも、稼ぐ可能性が高いときにせよ

 

となりそうです。

 

その銘柄が、そのときに「何分咲き」かはわからないわけですが、

花が散った木の前で呆然と立ち尽くすことだけは避けたいですね。

 


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4件のコメント

  • 発言や文章の一部を切り取っての拡大解釈、
    最近マスコミすらやってますよね・・・
    そんな風潮に流されないようにしなくては、
    と考えさせられる記事でした。
    そしてこれはトレードにも言えることかなと。
    エントリーや利確の時って
    私はチャートの一部しか見てなかったんじゃないか
    とも考えさせられました。
    今日も内容が深いですね。
    今週もお疲れさまでした!
    追記。
    これから仕事なのでUP遅くなるかもしれませんが、
    「新しい武器」を書きかけていますw
    UPしたらTwitterでお知らせしますので、
    読んでやって下さい。

    • 今回のやつは、悪意をもって意図的というよりも、
      なんとなく「上の句」が独り歩きして定着しちゃった・・・、
      って感じかもしれませんね。

      やっぱり「他者と違うことをしろ」「逆張りのすすめ」(?)は、
      どうしてもインパクトありますからねw

      わたしもチャートの一部しか見ていないことがよくあります、
      しっかり俯瞰して見れるように勉強し直します!

      追記。
      新しい武器、めちゃくちゃ気になります!!!
      ただ、わたしも今日は夜予定があるので、
      レスポンスは明日になっちゃうかもです。

      お仕事お気をつけていってらっしゃい!

      • >わたしも今日は夜予定があるので、
         レスポンスは明日になっちゃうかもです。
        いつでも大丈夫ですよ!
        それでは
        「すうさんもお気をつけて!
         行ってらっしゃい!」

        • ありがとうございます、
          お互い暖かくして出かけましょう!

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