一過性のブームで終わらせないために

トレード雑記第147弾、

 

一過性のブームで終わらせないために

昨日のブログに対するアンサー(?)みたいな感じのタイトル。

 

アイキャッチ画像は、

「ブーム」で検索した「もうひとつ」のルーズソックス。

 

昨日の画像と一緒じゃないか!

って思う人は、オジサンですw

 

この微妙な違いが大切なこだわりなんですw

 

さて、本題。

 

1.一過性のブームで終了する競技・活動の共通点

まずは残念ながら一過性のブームで終わってしまったと思われる競技・活動。

 

「もの」にすると画像のルーズソックスや、

「食べ物」だと「タピオカ」や「チーズハットグ」などがパッと思い浮かびますが、

ここではスポーツなど競技・活動について。

 

わかりやすいのは、ラグビー。

 

2019年にアジア初となる日本開催で連日テレビ中継されるなど、

すごく盛り上がっていた記憶があります。

 

ただし、残念ながら、一部の特徴ある選手がクローズアップされるだけで、

ひととおりバラエティ番組に出演したところで、ブームは終了。

 

という感じ。

 

似たようなところでは、カーリング、フェンシングなんかもそんなイメージ。

 

もっとシビアに書くと、

フィギュアスケートなんかも羽生結弦選手の引退とともにブームも終了、

みたいな流れになる可能性だってあったりする。

 

一時期は男女ともに選手層が厚かったんだけれど、

選手のファンではなくて競技のファンっていう人が

どれだけいるのかはすごく微妙なところ。

 

わたしだけかもですが、加点減点のポイントとかを含めて、

フィギュアスケートのルールを熟知している人に出会ったことがないです。

 

このあたりが、スポーツなどで見受けられる最も典型的なブームのパターンで、

「競技そのもの」よりも「特定選手のキャラ」がウケていただけ、というやつ。

 

どうしてもマイナースポーツの宿命なのかもしれないけれど、

代表的な選手が広告塔となって知名度向上に一役買う(買わざるを得ない)わけで、

その選手の旬(選手として、あるいはキャラとして、またはその両方)が過ぎると、

それ以上の発展や定着には結びつかないことがほとんど。

 

2.一瞬でも脚光を浴びるのはもの凄いこと

ミュージシャンやお笑い系では、広く一般的に言われる「一発屋」だけど、

大人になってわかることは一発でも当てること自体がもの凄いということ。

 

競技・活動に関しても、

一瞬でもスポットライトを浴びて、ブームになることができれば、

それは本当にもの凄いことだと思っていますので、

上記で紹介した競技・活動を批判する意図はまったくありません、念のため。

 

ただし、いずれの競技・活動も、

おそらくは競技成績や知名度の向上、すそ野を広げて子どもたちの参入、

選手人口の増加、新規スポンサーの獲得、さらなる競技成績と知名度の・・・、

といった好循環を期待していると思う。

 

それらを実現するためには、

一過性のブームで終わらせないための仕掛けが必要になってくるわけ。

 

3.ブームが終わるかもしれない・・・

「デイトレード」については、昨日のブログで書いたとおり。

 

そして、わたしのブログでは、たびたびネタにしている将棋や麻雀も、

もしかしたらブームが終わるかもしれないと思われる部分があったりする。

 

まず、将棋。

 

今の将棋ブームは藤井聡太五冠のデビュー&大活躍によるところが大きい。

 

藤井五冠デビュー直前の時期は、

将棋連盟の暗黒期で、もうメチャクチャでボロボロだったのは周知の事実。

 

藤井五冠の活躍が異次元過ぎたこともあって、

そういった暗黒面を吹き飛ばした感があるけれど、

タイトル戦のスポンサーが継続しない(≒短期で入れ替わる)など、

将棋界を取り巻く構造的な問題はずっとそのままだったりする。

 

そんななかで新規の将棋ファン、ライトなファン層の獲得に貢献していたAbemaトーナメントでも、

藤井五冠が第5回大会にして初めて敗退(第1回から第4回まで4連覇中だった)したことで、

いわゆる「見る将」と呼ばれるファンが、この後も引き続き観戦するのか、離れてしまうのか、

このあたりは「将棋そのもの」の魅力がどれだけあるのか、ひとつの試金石となるかもしれない。

 

一方、女流棋界では、

里見香奈女流四冠がプロ編入試験を受験する決断をしたことで、

女性初の棋士誕生の可能性がでてきたことや、

史上初の「入玉宣言」で決着がついた野原未蘭女流初段と竹部さゆり女流四段の対局など、

話題に事欠かず盛り上がりをみせていたりもします。

 

わたしのように、藤井聡太五冠が強すぎて、

逆に対局に興味がなくなりつつある(≒どうせ今回も勝つんでしょ!?)ファンの心を、

繋ぎとめる新しい「何か」を期待するのは高望みかもしれませんが。

 

 

次は、麻雀。

 

と思ったけれど、

ここまででもかなりの文字数になってしまったので、

今回ここまでとして、次回以降に譲ります。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 


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