『ドラゴンボール』って知ってる!?
トレード雑記第194弾、
『ドラゴンボール』って知ってる!?
これまでの『〇〇って知ってる!?』のなかでは、
というより全漫画を含めてもトップクラスの人気と知名度を誇る漫画。
最近『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』のテレビ版リメイクや、
『SLAM DUNK』の映画公開などから、懐かしくなった感じです。
ちなみに、無料漫画アプリで読める作品かどうかはわかりませんが、
アニメまで含めたら一度は見たことがあるという人は少なくないと思います。
アイキャッチ画像は、
インターネットで拾った(たぶん)最初期のアニメ画像です。
せっかくなので、大人になった現在、
子どもの頃に読んだ記憶を頼りに、その凄さを再認識しようと思います。
あらためまして、本日紹介する漫画はこちら。
『ドラゴンボール』(鳥山明)
1984年から1995年まで約9年間連載、
『週刊少年ジャンプ』の看板漫画であった人気作品です。
思い入れが強すぎて、何万字になるかわからないので、
ざっくりと端折りつつ、ドラゴンボールの「凄さ」をご紹介。
(遠い昔の記憶も多いので間違っていたらごめんなさい)
ドラゴンボールの凄さはたくさんありますが、
絞りに絞ってファンであれば記憶に残る『週刊少年ジャンプ』の伝説をふたつ。
1994年『週刊少年ジャンプ3・4合併号』
1991年『週刊少年ジャンプ21・22合併号』
前者は『週刊少年ジャンプ』黄金期の金字塔、
発行部数653万部(ギネス記録)となった号。
(1995年新年3・4合併号ですが、発売は1994年12月)
その後、『ドラゴンボール』の終了もあって発行部数は年々右肩下がり。
(直近2022年だと発行部数130万部程度ですから、その凄さがわかります)
とはいえ、週刊少年ジャンプはたくさんの人気漫画があったわけですから、
『ドラゴンボール』単体の記録ではないでしょうという方に、後者の号の伝説をご紹介。
ジャンプは(おそらく現在でも)「読者アンケート」(≒人気投票)を実施していて、
結果が芳しくないと「テコ入れ」や「打ち切り」となる作品もあると言われています。
ドラゴンボールの読者アンケートの結果は、
「天下一武道会」のときに1位に輝き・・・、
その後連載終了まで常に1位を獲得し続けたと言われています。
なかでも『週刊少年ジャンプ21・22合併号』は、
得票率81.5%という史上最高値をたたき出して伝説となりました。
(無作為抽出1000件のうち815件という圧倒的得票数)
当時のジャンプ作品においてドラゴンボールが「一強」で、
そのほかの作品が面白くなかったわけではありません。
掲載作品のラインナップを見れば、
あらためてその凄さがわかります。
同号の掲載作品(順不同、抜粋)ですが、
「SLAM DUNK」「ジョジョの奇妙な冒険」「幽☆遊☆白書」「魁!!男塾」
「CITY HUNTER」「まじかる☆タルるートくん」「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」
「ろくでなしBLUES」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」などなど・・・。
ほかにも、電影少女、アウターゾーン、珍遊記、花の慶次などが掲載されていました。
これらの作品への得票を全部合わせても18.5%、
もはや面白い・面白くないを超えた次元に「ドラゴンボール」があったわけです。
そして連載終了にあたっては、
アニメやグッズ販売など関連会社への株価への影響を考慮して、
連載終了計画が綿密に練られたうえでの完結となったようです。
連載終了後も、アニメ、映画、ゲーム、その他グッズが大ヒット、
世界的な作品として今なお人気の衰えが見られません。
ちなみに、1995年の連載終了以降は、たとえば現在連載中の『ドラゴンボール超』など、
鳥山明自身は作画を担当せずに、原作者として原案などに携わる形式を採用しています。
すべての制作過程を漫画家ひとりで実施するという漫画家がいる一方で、
画力に定評のある鳥山明が作画を担当せずにヒット作品を作り続けているというのは、
時に過酷といわれる漫画家の働き方などに対して示唆に富んでいるようにも感じます。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
追記。
ドラゴンボールのストーリーやキャラ紹介などはすべてカットしましたw
知らない奴いる!?
いねえよなぁ!!?
次回に続く。
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