全然期待していなかったのに、読んだらおもしろかった漫画3選
トレード雑記第300弾、
全然期待していなかったのに、読んだらおもしろかった漫画3選
前回のブログとなんとなく似ていますが、
今回ご紹介する3つの漫画は、いずれもスマホの漫画アプリで、
いわゆる「ポイント獲得」目的で全然を期待しないで読んでみたら、
思いのほかおもしろかったので、そのまま読み続けている作品です。
なお、前回よりは「おススメ度」が高い作品群だったりします。
☆前回のブログ
1.『黒岩メダカに私の可愛いが通じない』(久世蘭)
2020年に『週刊少年マガジン』に読み切り作品として掲載されたところ、
大好評だったらしく、連載作品として連載が開始、現在も連載中の漫画。
アイキャッチ画像は、単行本第1巻の表紙です。
(わたしは漫画アプリ「マガポケ」で読んでいますが)
ジャンルは、
本ブログではおそらく初出の、ラブコメ作品。
高校生の日常を描いた、そのまんまのラブコメ。
ストーリーは、転校生の男子がやってきて、
その男子に恋心を抱く女子高生たちの日常物語。
この作品の最もおもしろいポイントは、
スポーツ万能の人気者、頭脳明晰・眼鏡をかけた学級委員長、ヤンキー・番長、
お金持ちでスクールカースト上位のご子息ご令嬢、陰湿ないじめっ子、などなど、
といったキャラクターが、まったく「登場しない」ところ!!!
あくまでも、普通の男子高校生と女子高校生の日常の恋愛模様を描く作品。
それが、思いのほか、めちゃくちゃおもしろいわけです。
超人的な主人公やヒロインでもないし、
暴力(喧嘩)、お金にモノを言わせた展開、エ〇描写などもないですし、
そういったエピソードに逃げずに、日常の甘酸っぱい青春を描いています。
絵は好き嫌いがわかれそうですが、キャラの魅力、ストーリー構成は、
おっちゃん・おばちゃんになった今だからこそ、より実感できる良さに溢れています。
2.『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』
(原作:未来人A、漫画:井上菜摘、キャラクター原案:jimmy)
いわゆる「なろう系」の転生もののコミカライズ版。
ちなみに、サブタイトルがすごく長くて、
『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる
~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた〜』
が、正式なタイトルとなります。
正直にぶっちゃけると、
無料漫画アプリ&ポイント目的の「半強制」感覚で読み始めた作品。
いつもは高速スクロールするところなんだけど、
たまたま上手くスクロールできなくて読み始めた、みたいな感じ。
異世界転生の導入は、まったく記憶になくて(≒本編に影響ゼロ)、
いわゆる「領地経営」系なんだけど、小領主の跡取り息子として、
仲間(≒部下)の発掘、育成、他領主との交渉、交易、戦闘、などなど、
ストーリーがしっかりしているところと、
主要登場人物のキャラの魅力を掘り下げているところがおもしろいポイント。
「三国志」や「信長の野望」などのゲームが好きな人だと、
読んでいて飽きないレベルで練られている良作だと思います。
3.『終末のワルキューレ』
(作画:アジチカ、原作:梅村真也、構成:フクイタクミ)
「人類史上最強は誰か!?」みたいな感じで、
世界の偉人と神話の神々が1対1で対決をするという、完全なファンタジーバトル作品。
2018年に『月刊コミックゼノン』で連載開始、現在も連載中で、
複数のスピンオフ作品やアニメ化もされたかなりの人気漫画。
神々の代表は、ゼウス、ポセイドン、シヴァ神、など、
人類の代表は、始皇帝、呂布、ジャック・ザ・リッパー、など。
わたしもそうでしたが、多くの人にとってもたぶん、
納得できる人選から、「え!?このキャラが最強の人類(神様)!?」みたいな人選も多々あって。
こういうファンタジーバトルは、
どうしても必殺技の応酬で大味な展開になりがち。
子どもの頃ならいざしらず、
大人になってわざわざ読むことある!?
って先入観があったわけですが・・・。
世界の偉人や神話・伝説など、
ある程度の知識があって、それなりに知っているからこそ、
それを裏切るようなキャラ設定、ストーリー展開におもしろさを感じたわけ。
今回ご紹介した3作品は、
ジャンルもストーリー構成もバラバラで、
めちゃくちゃおススメです、とは言えないけれど、
好きな人にはハマる要素がちゃんと散りばめられている作品。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
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