トレード雑記第339弾、

【囲碁】中村菫女流棋聖、韓国へ！

先日報道がありましたが、

中村菫（すみれ）女流棋聖の韓国移籍が正式に発表されました。

（アイキャッチ画像は、日本棋院のホームページより）

10歳の少女が囲碁のプロ棋士になると話題になったのが約4年前。

現在14歳ですが、13歳で獲得した女流棋聖のタイトルホルダーとして、

すでに囲碁界の第1人者として、次世代を担う逸材と考えられていました。

そんなさなか、中村女流棋聖が選択したのは、

「より強い」「より成長が望める」韓国の囲碁界への移籍。

世界で、特に東アジアで人気の囲碁ですが、

近年の世界大会では中国や韓国との実力差が如実に開いていたようです。

1990年代くらいまでは囲碁の世界も日本が強豪でしたし、

韓国出身の趙治勲（ちょうちくん）九段の活躍なんかは、

「ニワカ囲碁ファン」であるわたしですら知っています。

女性でいえば、

台湾出身の謝依旻（しぇいいみん）七段の活躍が記憶に新しいです。

他にもたくさんいらっしゃいますが、

日本に来て活躍する方がいるわけですから、

日本から海外で活躍する棋士が誕生することは、

日本の囲碁界にとって重要な一歩となるかもしれません。

ちなみに、日刊スポーツの記事によると、

保有している女流棋聖のタイトルについて、

タイトル戦は開催されるけれど、防衛した場合は返上となるようです。

中村女流棋聖にとって、他の囲碁棋士にとって、

日本の囲碁界にとって、今回の移籍が業界の活性化に繋がることに期待します。

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

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