来季のリバプール監督にルベン・アモリム氏就任か!?

トレード雑記第405弾、
来季のリバプール監督にルベン・アモリム氏就任か!?
現代サッカーの最高峰リーグであるイングランド・プレミアリーグは、
終盤戦を迎え上位3チーム(アーセナル、リバプール、マンチェスターシティ)が、
勝ち点1の差でデッドヒートを繰り広げています。
例年でも稀に見る接戦が続いていること、
暫定首位アーセナルにはケガから復帰した冨安健洋が所属、
暫定2位のリバプールにはスタメンに定着した遠藤航が所属していることもあって、
日本でも注目度が高まっています。
あわせて、今シーズン限りで監督勇退を表明しているリバプールのユルゲン・クロップ監督ですが、
その後任監督さがしの情報が(真偽織り交ぜつつ)飛び交っています。
現時点で有力視されているのが、
元ポルトガル代表、現スポルティング監督の39歳、ルベン・アモリム氏。
ちなみにアイキャッチ画像は、
現役時代(2013年)の画像をウィキペディアから引用。
ルベン・アモリム監督は、
シャビ・アロンソ監督(42歳、レバークーゼン)、
ミケル・アルテタ監督(42歳、アーセナル)などと並んで「次世代の若手監督」のひとり。
日本では、
日本代表で遠藤とともにボランチの一角を担う守田英正が所属するスポルティングの監督として、
「若手監督」「戦略家」「日本人選手の指導歴あり」として、好印象の監督。
仮にアモリム監督が来季リバプールの監督に就任すれば、
新しいリバプールのサッカーを見ることができそうです。
とはいえ、懸念事項として指摘されているのは、
選手時代を含めてプレミアリーグでの経験がないこと。
そのため、大成功or大失敗を含めた「出たとこ勝負」にならざるを得ない。
こればっかりは、
経験の乏しい若手監督は常に言われる話なので、
やってみないとわからないとしか言いようがありません。
監督交代で遠藤航は大丈夫!?
もうひとつ、
日本人目線で懸念されているのは、
監督交代による遠藤航の序列が下がってベンチ要員にならないか、ということ。
よく前例として、
香川真司のケースが挙げられるんだけど・・・。
香川のケースでは、
ドルトムント(ドイツ・ブンデスリーガで優勝)から、
プレミアリーグ名門のマンチェスター・ユナイテッドに移籍したシーズンに、
長年に渡って同チームを率いてきた名監督アレックス・ファーガソン監督が勇退。
後任監督の構想から外れる形で出場機会が激減、というケース。
香川のときと同じパターンになるのではないか、
という不安がつきまとっている人は少なくないと思います。
たぶん、大丈夫。
その理由は、
香川のケースは「思い出補正」による悲劇の主人公イメージが強いから。
香川の場合、
移籍した年齢が23歳と若手~中心選手としての期待が高かった。
ファーガソン監督時代はリーグ戦20試合を中心に26試合に出場しましたが、
翌年のモイーズ監督時代も、実はリーグ戦18試合を中心に30試合に出場しています。
実のところ、出場試合数は増えているわけで、
モイーズ監督に干された、という単純な話ではありません。
新体制の混乱やフォーメーション変更などはあったとは思いますが、
思い出補正を抜きにしてふり返ると、スタメン定着とまではいかなかった、という感じ。
一方の遠藤は、すでに31歳のベテラン。
加入半年でしっかりスタメンに定着しており、
香川のケースとは本質的に大きく異なる状況。
極端に言えば、
加齢との勝負にどこまで抗えるか、という感じ。
ちなみに、
香川のケースをふり返って、
リバプールで香川と似ている立場の選手を考えると、
遠藤と同時期に加入したライアン・フラーフェンベルフ。
ブンデスリーガ昨季優勝のバイエルンから移籍した21歳。
攻撃的ミッドフィルダーで、
熾烈なポジション争いのなかで、準レギュラーといった立ち位置。
香川との共通点は、
遠藤よりもむしろフラーフェンベルフの方が大きいように思います。
とはいえ、遠藤やフラーフェンベルフに限らず、
すべての選手にとって監督交代は吉と出るか凶と出るか、
そればっかりは来シーズンが始まってみないとわかりません。
まずは今季のプレミアリーグがどう決着するか、
そのことを純粋な気持ちで楽しみたいと思います。
おまけ-日本代表の「次世代の若手監督」は!?
2026年のワールドカップに向けた予選が開催中ですが、
異例の監督6年目となる森保一監督の長期政権が続いています。
当然、次の監督は誰か、
という話題は避けては通れないもので、
日本代表の方向性をちゃんと具現化した監督選びをしてほしいものです。
現在の森保監督は、
「選手としてW杯に出場できなかった最後の世代」
「海外のチームに選手として所属しなかった最後の世代」
と言うことができます。
言い換えると、次の監督候補からは、
「W杯の出場経験がある」「海外チームの所属経験がある」日本人監督が最有力。
となると・・・、
現行の路線を継続するのであれば、現日本代表の名波浩コーチ。
まぁ名波コーチはJリーグの監督時代の実績が芳しくないこともあって、
絶対的な後継者と考えられているわけではありませんが・・・。
あるいは、
実績のある外国人監督の路線に戻す可能性もゼロではありません。
その他にも・・・、
選手として凡庸だったけれど指導者として優秀な実績を積んだ監督も、
可能性は相当に低いですが、まったくないわけではありません。
たとえばJ1町田ゼルビアの黒田剛監督などが該当しそうですが、
J1で圧倒的な実績を積めば、次の次の監督くらいに、もしかするともしかするかも。
わたしの勝手な予想としては、
森保監督の長期政権のあとは短命の監督が2人くらい続いて、
その後に長谷部誠(フランクフルト)、吉田麻也(LAギャラクシー)、遠藤航など、
「代表主将+海外チームで長年活躍」の監督が誕生するのではないでしょうか。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
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