日本代表、「戦術」って何!?

トレード雑記第471弾、

 

日本代表、「戦術」って何!?

サッカー日本代表のW杯アジア最終予選が絶好調。

 

強豪国と言われていたところの引き分けや負け試合もあって、

2試合12得点0失点の日本代表へのファンの声は「有頂天」といったところ。

 

まぁ、いつもながらの、

勝てば官軍、負ければ・・・、というやつだと思うけど。

 

いずれにしても、

森保監督の評価が(何度目かの)上昇していることは、

日本代表全体の、そして森保監督をはじめスタッフ、選手、

それぞれ個々別々の関係者すべての貢献だと思っているわたしにとっては嬉しい限り。

 

とはいえ、ここ数年、よくでてくるフレーズで、

実際のところ「よくわからない」表現が、ブログタイトルの「戦術」。

 

この表現が使われる文脈は、

だいたい「森保監督には戦術がない!」という批判。

 

負け試合が重なると、100%言われる批判で、

勝ち試合でも、99%言われている(笑うしかないけれど)。

 

いろいろな人がいろいろなところで、

サッカーを語る際に「戦術」って表現を使っているんだけど・・・。

 

 

「戦術」って何!?

 

 

ちゃんと答えられる人っているんだろうか。

(詭弁とか、それっぽいウンチクじゃなくて)

 

そのうえで、

森保監督には「戦術がない!」と断定できるんだろうか???

 

さらには、

仮に戦術がなかったとして、

「戦術がない」≒「ダメ!」なんだろうか???

 

 

ちなみに、

わたしのようは「古い」サッカーファンにとっては、

たとえば「フォーメーション」や「スタイル」を戦術と捉えている人が多い。

 

「フォーメーション」とは、

「3バック」(≒左右のウィンガ―が上下動を繰り返しながらクロスorカットイン)、

「4バック」など、守備体型のことだったり、

「1トップ」(≒ポストとなる長身FWにボールを預けてセカンドボールを狙う)、

「3トップ」など、攻撃のポジショニングの考え方だったり。

 

そして、たとえば4-3-3とか表現されるフォーメーションから、

想起する戦い方のパターンの総称を戦術と表現したりしている感じ。

 

また「スタイル」だと、

「パスサッカー」(≒細かいパス回しを主軸にボールをキープしながら攻撃する)、

「カウンターサッカー」(≒引いて全員守備からのロングボールor前からプレスをかけて攻撃回数を増やす)、

みたいな感じで、前者はゆったりポゼッション重視、

後者はラン&ガンのようなスピードと運動量で勝負する戦い方。

 

で、いずれの場合も、

当然、その戦い方を体現できる選手がいることと表裏一体。

 

足の速い選手が多ければ、それに対応したフォーメーション、スタイルが実現できるし、

ボールキープに優れた選手が多ければ、など、以下同じ。

 

そして、だいたいの場合、

クラブチームのサッカー、特にビッグクラブだと、

こういう戦術(≒フォーメーション、スタイル)がしたい、

という監督等のメッセージに選手を集めてくるイメージ。

 

ビッグクラブになればなるほど、

そういうカラー(特色)があるし、出しやすいとも言える。

 

一方で、中堅~弱小クラブのほとんどは、

そうは言っても「今いる選手でやり繰りするしかない!」というイメージ。

 

また、各国の代表チームだと、

ここでもいくつかの類型化できそうだけど、

大きくは「国内組」が多い代表と、「海外組」が多い代表のチームとで異なりそう。

 

前者の代表は、

強豪国だとスペイン、ドイツ、イングランドなど。

 

自国リーグが世界最高峰で、

多くの選手が自国リーグのトップチームに所属しているパターン。

 

一方の後者の代表は、

こちらも強豪国だと、アルゼンチンをはじめとした南米の強国に加え、

欧州だとフランスなど、アジアだと現在の日本代表が該当する感じ。

 

そして前者の強豪国は、

コミュニケーションが密にできる分だけ戦術の引き出しが多く、

後者の強豪国は、どちらかというと選手ありきの戦術が採用されやすい。

 

と、思う。

 

あくまでも、わたしの感想。

 

また、弱小国は結果的に国内組によるチーム編成になるので、

戦術をはじめ「ないものねだり」の幻想が多くなってしまう感じ。

 

だから、

かつての日本代表の場合、

「俺たちのサッカー」と声高に叫ばれていたわけ・・・。

 

そして、そこでは、

キャッチーなフレーズ(≒「フラットスリー」など)が神格化されていたり。

 

 

現在の日本代表では、

そういう「わかりやすい」サッカーをしていないので、

結局のところ、批判したい人にとって、「戦術がない!」としか言いようがないのかもしれない。

 

ある意味では「魔女狩り」と一緒。

 

魔女の定義とか概念とか、そういうところはわかならいのに、

なんとなく「魔女だー!!!」って雰囲気で迫害していたやつ。

 

なんとなく雰囲気で、

「森保監督≒戦術がない」と言っておけば玄人っぽく聞こえるから、みたいな。

 

 

まとまりのない内容になってきたので、

そろそろ終わりにしますが、最後にひとつ。

 

古いサッカーファンのひとり言としては、

サッカーファンというより、「サッカーゲームファン」みたいな人が増えてきた印象。

 

で、結論は最初に書いたとおり、

日本代表における「戦術」って何!?

 

ちゃんと回答できる人はいるのだろうか???

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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