『銀牙-流れ星 銀-』って知ってる!?
トレード雑記第521弾、
『銀牙-流れ星 銀-』って知ってる!?
知る人ぞ知る懐かしの漫画(だと思う)、
秋田犬の仔犬を主人公に、犬vs熊、犬vs狼を描いた伝説的な作品。
80年代の少年漫画黄金期に異彩を放った名作です。
あらためまして、
本日紹介する漫画はこちら。
『銀牙-流れ星 銀-』(高橋よしひろ)
1983年から1987年まで『週刊少年ジャンプ』で連載、
単行本全18巻、さらに後述するように続編やスピンオフ作品が大量に出版された、
(わたしが思っているよりもかなり)根強い人気を誇る動物漫画です。
内容は、
「マタギ」(熊などを対象とする猟師)の老人と、
秋田犬(≒マタギ犬、熊犬などと称される日本で唯一の大型犬種)たちが巨大な熊と戦うお話。
老人は冒頭と要所要所で登場するけれど、
基本は「犬」の群れが「赤カブト」と命名された巨悪な熊に戦いを挑む、
少年ジャンプのお約束「友情・努力・勝利」を犬で表現したストーリー。
ちなみに熊を倒した後は、
狼vs熊の必殺技バトル漫画へと昇華(?)。
名前だけは聞いたことがあるという人もいるらしい、
「絶・天狼抜刀牙」など、必殺技の応酬が繰り広げられます。
連載時をリアルタイムでは知らないのですが、
おそらくは当時から一大ブームを巻き起こしたのではないかと推察できます。
なぜなら、作品としては、
アニメ、舞台などへと拡がり、
80年代漫画の2世ブームのなか、
本作も主人公の息子(犬です)が主人公となる続編『銀牙伝説WEED』(1999~2009年)の連載へ。
さらにさらに、その息子(孫となる犬)を主人公とした続編や、
スピンオフ作品(最初の主人公の父犬のやつや、人気のサブキャラを主役にしたやつなど)も複数出版。
秋田犬以外でもたくさんの犬種が登場しますし、
それぞれの犬たちのドラマがあったりと、しっかりと練られたストーリーが秀逸です。
現在では、銀牙は、大人気シリーズとして、
累計発行部数1000万部を軽く超えているようです。
ちなみに、わたしは、
作中で「モス」と呼ばれている犬が好きです。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。