プロ歴0年、大介プロの麻雀

トレード雑記第327弾、

 

プロ歴0年、大介プロの麻雀

Mリーグが開幕して早くも3週目に突入しました。

 

2023年10月2日(月)の試合終了時点で、

各チームだいたい8試合が消化したところです。

(チーム数が奇数なので6試合消化と10試合消化のチームあり)

 

個人別では、それぞれの選手が2回程度出場した計算。

 

開幕から2週間で注目されていたのは、

新規加入チーム、そして新規加入選手が活躍するのか、できるのか、

といったところですが、ひととおりのお披露目登板は終了しました。

 

そんななかで、ひと際目立っていたのが大介プロ。

 

大介プロに対するSNSでの評価をみても二転三転していて、

混乱している様がよくわかるのですが、簡単に整理してみます。

 

1.【開幕週】大介プロの悪目立ち

開幕日2戦目を任されたのが大介プロで、トップ目からまくられての3着フィニッシュ。

チームとしては開幕戦登板の猿川プロも3着で、驚くほど静かな滑り出しとなりました。

 

物議を醸したのは金曜日のチームとしては2日目となる試合。

 

1試合目の予告登板が、鈴木大介プロ(自身2試合目)。

 

ここでちょっとした炎上。

 

控え室には、開幕日に登板のなかった菅原千瑛プロも中田花奈プロもいるのに・・・。

 

新加入チームだし、

まずはひとりずつ「お披露目」登板を予想していた大方のファンを裏切る結果に。

 

そして試合展開は自身1試合目と同様にトップ目に立つも、まくられての4着。

 

登板理由などは監督の決定事項ですし、

ファンにいちいち公開されていませんが、

菅原プロや中田プロのファンにしてみれば、

記念すべきMリーグ初登板間違いなしと考えていたところに、

前回悔しい3着で連続登板の希望(≒わがまま)を聞いての登板・・・、ラス。

 

チーム方針や大介プロの負け方に対して、

イラッときた人が少なくなかったようで・・・、2回目の炎上。

 

そして・・・、

3回目にして最大の炎上となったのが、

同日2試合目の応援に回ったところからの控え室での映像。

 

2試合目を任されたのは初登板の菅原プロで、

苦しみながらも自身&チームに見事なトップをもたらす結果に。

 

記念すべきチーム初トップを飾り、満面の笑みで控え室に戻ったところ、

菅原プロが考えていたような祝福もなく感想戦(≒この場合は実質ダメ出し)が開始。

 

座ったまま、頬杖を突いたまま、指摘をする大介プロ。

 

ハイタッチを期待していたような手を上げた動きから、

そっと手を下ろして腕を組む悲しそうな菅原プロの表情が映像として配信されちゃった・・・。

 

自分のラスを帳消しにするトップ、しかもチーム初トップ、

麻雀プロ歴で言えば大先輩の菅原プロを相手に、「お前は何様だ!」と大炎上。

 

金曜日の試合だったので、

週末も非難の声が継続する流れに。

 

だいたいこんな感じ。

 

坊主憎けりゃ・・・、の感覚で、所作が汚い、

打牌選択に対する批判(≒雀鬼流への批判や揶揄)、

さらには容姿や人格に対してまでの誹謗中傷など、まぁなかなかの展開。

 

2.【2週目】登板なし、初解説が好評

2週目はBEASTの試合は1日のみで、

中田プロの初登板と、菅原プロのリレーで2着、3着とまずまずの出来。

 

大介プロは控え室で応援となりましたが、

前週の炎上騒動もあって、立ち上がってお出迎え。

 

ぶっちゃけ、このあたりの控え室映像は、

「撮影スタッフ」と「チームの意向」(≒選手の宣伝)が、

あまりにも嚙み合っていなかっただけだったので、

そのあたりがしっかりと修正されたのだと感じます。

 

個人的には、大介プロの責任というより「見せ方」のミス。

 

チーム初トップの菅原プロを出迎えるのであれば、中田プロが適任だと思うし、

女性同士ならハイタッチやハグもあり、キャッキャとうれし泣きもあり、という感じ。

 

そういう「絵・場面」がチームや選手の宣伝になると思うんだけど、

なんで大介プロの「絵・場面」を採用したのだろうか・・・。

(控え室には関係者もいたはずなのに、指示しないのかなぁ)

 

ちなみに、これは男女差別ではなくて、区別、というかビジネスの考え方。

 

当然、大介プロや猿川プロがトップを取った場合には、

男性同士のハイタッチやハグがあっていいと思うから。

 

これがたとえばチーム6年目のABEMASとかだと、

多井隆晴プロと日向藍子プロがハグしていても絵になるけれど、

まだまだチームとして完成していないBEASTにそれを求めるのは酷というもの。

 

ちょっと話が逸れちゃったけど、

大介プロは2週目の登板はなかったものの、Mリーグで初めての解説を担当。

 

そもそも麻雀プロになったのが最近なので競技麻雀の解説歴はゼロに近いはず。

 

ところが、大介プロの解説は声は聞き取りやすいし、

4人それぞれの選手に自分(大介プロ)がなったとして「何切る」を解説する感じで、

かなり好評だったように思う。

 

それぞれの選手がどのような打ち手で、何を考えてどの牌を切るか、

みたいな「人読み」に基づく解説(このタイプだと渋川プロが有名)ではなかったけれど、

4人の対局者それぞれの視点で、自分なら、という切り替えを丁寧に実行していた感じ。

 

そういう意味では将棋の解説によく似た展開。

 

控え室での振る舞いの改善、

解説における自頭の良さ、など、

1週目に浴びせられた批判の声はかなりの部分なくなったようです。

 

3.【3週目】よく和了り、よく放銃しての自身初トップ、そして混乱へ!?

そして3週目。チーム4日目となる初戦に大介プロが登板。

 

個人として3戦目、これまでの2戦は3着、4着と、

結果が芳しくなかったけれど、今回も似たような(?)展開に。

 

めちゃくちゃ高い手を和了る(あがる)。

かと思えば、相手の手にも放銃しまくる。

 

一人で加点しては失点して、また加点して、

みたいな展開で自身3戦目にして初トップをゲット。

 

あまりに異質な麻雀だったので、

SNSでは賛否というより驚き、絶句、みたいな受け止められ方が大半。

 

本人もトップインタビューでホッとした表情を浮かべるとともに、

第一打に字牌を切ったところ(≒自身初戦で議論となった打牌選択と類似)なども話していました。

 

このトップで個人成績も36名中19位と、

まずまずのところまで盛り返してきました。

 

先日の大炎上のあと、チームリーダーの猿川プロが長文のTwitterで、

大介プロにはよく和了りよく放銃して暴れまわって「ヒール」役を担ってほしい、

とエールというか援護射撃というか予防線というか、そういう投稿があったわけで、

現在のところ、まんまそういった展開になっているように感じます。

 

チームとしては、大介プロ3戦、菅原プロと中田プロが2戦、

猿川プロは開幕戦の1戦のみという登板数で物足りませんが、

先にプロ歴の浅い選手たちに経験を積ませる方針なのかもしれません。

 

好き嫌い、アンチ〇〇はどうしようもないですが、

新加入のBEASTがチーム成績4位というのは健闘していると思いますし、

昨年度優勝のABEMASが最下位というのも興味深い(?)展開です。

(ABEMASについてはまた後日、別のブログで)

 

大介プロとしてもBEASTとしてもMリーグとしても、

これからますます盛り上がってくることに期待したいです。

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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