ABEMA麻雀チャンネルで「誹謗中傷」への対応が始まる!
トレード雑記第344弾、
ABEMA麻雀チャンネルで「誹謗中傷」への対応が始まる!
かねてから悪評が大きかったABEMA麻雀チャンネルのコメント欄ですが、
誹謗中傷、嫌がらせ行為に対して、調査・法的手続きに関する対応方針が発表されました。
2023年11月10日付での発表ですが、
アイキャッチ画像はタイトル、本文は以下のとおり。
あわせて、Xにて、
発表当日である11月10日のMリーグより、
過去のコメント、および通報報告を元に、
一部ユーザーの投稿制限を実施済みであることが報告されました。
英断と言っていいのではないでしょうか!!!
これまで、見ているだけで不愉快になるような、
コメント欄は酷いを通り越してめちゃくちゃでしたから・・・。
多くの麻雀プロ、関係者、ファンにおいて、
とても好意的に受け止められているようです。
今後、「まともな」コメント欄になることを期待します。
とはいえ、沈静化は一過性で、
そのうちまた荒れ始めるかもしれません。
そうなれば、
コメント欄ごと廃止してもいいかなぁと感じたりします。
というのも、
今回の対応が「麻雀チャンネル」に限定された発表でしたので、
スポーツ、格闘技、バラエティ、ニュース、将棋、などなど、
他のABEMAのチャンネルと比較して悪質だったのだと思います。
麻雀ファンのひとりとしては、
結局のところ、他のコンテンツよりも自浄作用が働かなかったから、
こういった対応に繋がったのだろうなぁ・・・、と推測します。
今回の対応を手放しで称賛するというよりは、
麻雀ファンは(自身を含めて)やっぱりダメなんだなぁと感じる次第。
それでも、今回の発表をきっかけに、
より良い麻雀番組が放送されることになれば嬉しい限りです。
と、同時に、コメント欄が酷い理由のひとつに、
麻雀チャンネルそのものの特性があるように感じます。
麻雀という競技にコメント欄は馴染まないのではないか!?
議論の出発点みたいな問いかけですが、
一度でもコメント欄を表示してMリーグを視聴した人ならわかると思いますが、
一つひとつコメントの表示時間が恐ろしく短いです。
次から次へと「一言コメント」が流れていく状況なので、
ちゃんと読むことはほぼ不可能ですし、そこで議論や質疑もほぼ不可能だと感じます。
要するに、
麻雀の「競技スピード」と「コメント欄」の親和性が思った以上に悪いのです。
たとえば、将棋チャンネルだと、一手にかける時間がゆっくりなので、
感想、議論、質問など、簡単なものに限定されますが、コメント欄の活用が可能です。
他のコンテンツ(将棋に限らず、野球など交代時間が割とあるものなど)と比較して、
麻雀の競技性を考えると、コメント欄の価値がそもそも相対的に低いように感じます。
極端に言えば、「ひと言応援コメント」をするくらいができる最善で、
打牌の検討や、選手の思考の分析などをコメント欄でやろうとしても、
リアルタイムで競技が継続中のなか、文字数、コメント掲載時間の短さ、
などの観点からほぼ不可能です。
必然的に、一生懸命に打牌批判をする価値が低い(≒どうせすぐにコメントは流れて消える)。
身も蓋もない話になっちゃうけれど、
打牌検討(批判を含む)がしたい人は、
わざわざコメント欄に書き込まないだろう。
さらに付け加えると、
あのコメント掲載時間のなかで「目に留まる」コメントを書こうとすると、
より直接的で、より過激な表現になりがちだということも想像できます。
そういう意味でも、麻雀チャンネルは、
打牌批判がしたい人には不向きなツールであると同時に、
誹謗中傷コメントが集中しやすい環境なのだと思います。
今回の発表を受けて、
お決まりの反応のひとつとして、
「誹謗中傷」と「打牌批判」は違うとか、
いろいろと細かい話をしている人たちがいますが、
Mリーグのコメント欄のスピード感覚のなかでは、
「ある選手の一打の検討をすることは不可能に近い」
というのが実態ではないでしょうか。
打牌批判がしたいのであれば、
他のツールでやればいい、ということ。
Xやnote、ブログやYouTubeなど時間を費やしたツールでは、
〇局の△選手の第×打は疑問だ、みたいな検討は可能でしょうから。
こういったことを理解している人はコメント欄から離れ、
理解していない・できない人がコメント欄に居座る感じ。
その積み重ねの結果なんでしょうが、
「コメント欄」というツールにおいて、
まともなコメントはほとんど流れずに、
しょーもないコメントで溢れかえっている状況だったのかなぁと。
正直なところ、わたしを含めて、
書き込みをしたことがない人が大多数だと思いますし、
コメント欄が廃止されて困る人も少ないのではないでしょうか。
いずれにしても、
その競技(今回の場合は麻雀)にとって、
コメント欄の設置が本当に有用なのか否か、
そういったところから考える必要があるのかもしれません。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。
おまけ.
一般論ですが、
誹謗中傷の開示請求をしたところ、
かなり身近な人だったというのは珍しくありません。
そうなるとショックが大きいので、
そういう事態にはならないことを祈ります。
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