北朝鮮代表戦「消滅」の衝撃!?
トレード雑記401弾、
北朝鮮代表戦「消滅」の衝撃!?
3月の代表戦として設定してあったW杯2次予選、
北朝鮮代表とのホーム&アウェーの2試合でしたが、
ホームを1-0で勝利した後、アウェー戦の中止が発表されました。
AFC(アジアサッカー連盟)によると、
代替国での開催もなく、完全に消滅したとのこと。
その後の報道がないので、アウェー戦の扱いがどうなるか不明ですが、
おそらくは「3-0」日本代表の勝利という裁定になるのだと思われます。
国交のない北朝鮮への渡航は、
サッカーそのものよりも生命の危険があるのではないかと言われていたので、
ある意味ではホッとしたというのが率直な感想です。
直接的なケガはもちろん、
疲労(精神的なものを含む)の影響もなくなったわけですから、
ケガ人続出の日本代表にとっては一安心と言えるかもしれません
とはいえ、デメリットも少なくありません。
代表チームとしては、貴重な1試合を未消化で終わったことで、
そこで得られるチームワークやコミュニケーションのアップデートが出来ず、
新しい選手やフォーメーションを試すことも出来ず、
おそらくは1試合目に温存していたであろう選手の出場も出来ませんでした。
また、細かい話をすると、
代表試合出場数、出場時間、得点やアシストなど個人成績の上積みがゼロになります。
選手のなかには代表でアピールをする機会を失ったという認識があるかもしれません。
また、若い選手でJリーグ所属の選手だと、
海外移籍のビザ取得のために代表での出場時間が大切になりますが、
その貴重な90分も失われることになります。
こういうことになるのであれば、
昨年11月のシリア代表戦のように最初から第三国での試合を組んでいたらよかった。
そういう措置が珍しいわけではなく、たとえばレバノンなどもそうですが、
アジアは紛争等の影響でホーム不可で第三国開催の代表チームもそこそこあります。
AFCもそうですし、
JFA(日本サッカー協会)もちゃんと段取りしてよ、
と思わずにいられません。
とはいえ、
まずは3月の北朝鮮代表戦、実質2連勝。
W杯最終予選進出はほぼ確定、お疲れ様でした。
次戦は6月。
ミャンマー代表(アウェー)、シリア代表(ホーム)の2試合、
GKどうするの、とか、長友佑都はまた呼ばれるの、とか、興味は尽きません。
そして、代表戦のその前に、それぞれの所属チームに戻ってのリーグ戦。
ヨーロッパのリーグ戦だと、
23-24シーズンと表現されるように、
昨年8月頃開始~今年5月頃終了のスケジュールが多いので、
大詰めを迎えるリーグ戦は見どころ満載です。
特にイングランド・プレミアリーグでは、
暫定首位のアーセナルに冨安健洋がケガから復帰していますし、
暫定2位のリバプールでは遠藤航がスタメンに定着していますし。
他にも書ききれないくらいの日本人選手が活躍していますので、
ケガなくシーズンを乗り越えて、一人でも、ひとつでも多くタイトルを獲得してほしいです。
おまけ-インターナショナルブレイクで感じたこと
サッカーは、それぞれの所属チームによるリーグ戦と、
W杯予選や各地域の大会など国別に分かれた代表戦が併存しています。
「インターナショナルブレイク」とは、
「代表戦ウィーク」などとも表現されますが、
代表戦のための各国リーグ戦の中断を意味します。
この3月も、日本代表はW杯2予選を戦いましたが、
ヨーロッパの多くの代表が「国際親善試合」を戦っていました。
フランス、ドイツ、スペイン、イングランド、オランダ、などなど。
そこに南米からブラジルやコロンビアなども参戦して、
いつもながら豪華な顔ぶれによる親善試合が展開されていました。
W杯予選は最重要なので、そちらが優先されるのは当たり前ですが、
日本代表もヨーロッパで強豪国と2試合している姿が見たかったなぁ・・・と。
そんなことを感じたインターナショナルブレイクでした。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。