今季のMリーグは「セミファイナル」が一番おもしろい!?
トレード雑記第408弾、
今季のMリーグは「セミファイナル」が一番おもしろい!?
3月までのレギュラーシーズンを終えて、
4月からセミファイナルが始まっています。
アイキャッチ画像は、2024年4月16日(火)終了時点のチーム成績。
レギュラーシーズンが終了してからセミファイナルが始まるまでの休止(?)期間は、
いつものように例のごとく「しょーもないイザコザの話題」が中心を占めていたけれど、
いざセミファイナルが始まってみると、「麻雀のおもしろさ」が詰まっている感じ。
スポーツ観戦が好きな人のあいだではよく話されることだけど、
だいたいベスト16やベスト8の試合が一番おもしろくて盛り上がる。
たとえば、
サッカーのW杯を観てもグループリーグはチーム力の差が大きかったり、
決勝戦になると両チームともケガや累積警告の影響で満身創痍で凡戦になったりする。
(現在大詰めを迎えているCLやELなんかでも似たような傾向が指摘されます)
ベスト8くらいの激突が、
実力が拮抗していたり、戦力のバランスが良かったりと、
観ていて一番ハラハラドキドキの熱戦だったりする所以。
Mリーグのセミファイナルを観ていて、同じような感覚に。
今回、ブログタイトルに「今季の」と強調したのは、
昨シーズンから1チーム増えて9チーム体制になったことで、
よりセミファイナルのおもしろさが強調されたと感じたから。
今シーズンの注目チーム、BEASTJapanextが、
ボーダー争いを最後の最後まで盛り上げたけど、
最終的には力尽きて6位とは大差の7位でフィニッシュ。
8位雷電、9位フェニックスは、
まぁ、なんというか、過去成績からみても、
ぶっちゃけ順当に定位置に落ち着いた印象。
チーム力に差があると思われていた3チームが脱落して、
結果的に、上位6チームの熱戦が展開されているのがセミファイナル。
下位3チームに沈んだチーム関係者やファンには悪い気もするけれど、
こういった表現に腹が立つのであれば、来季の奮起を期待したい。
わたし自身、猿川プロのファンだから、来季に期待している。
話を戻して、
レギュラーからセミへのポイント持ち越し分は半分になる、
という絶妙なレギュレーションもあって、1位から6位までのポイント差が、
ほとんどない状況でセミファイナルがスタート。
「実力」と「実績」、「勢い」と「熱量」、
そういったものが絡み合うチーム戦ならではの醍醐味。
レギュラーシーズンの勢いそのままにポイントを積み重ねる選手がいる一方、
レギュラーシーズン不振だった選手の大復活や、好調だった選手の大ブレーキも。
このあたりは、ポイントが拮抗しているなかでの「かけひき」が、
幸運を引き寄せたり、不運を招いたり、と観ていてドキドキが止まりません。
短期決戦で順位変動も激しいですし、
セミファイナル後半戦からますます目が離せません。
おまけ-コンテンツとしてのMVPは猿川真寿プロ
レギュラーシーズンが終了して「個人賞」が確定しました。
【個人スコア】鈴木優(U-NEXT Pirates)
【最高スコア】鈴木たろう(赤坂ドリブンズ)
【4着回避率】伊達朱里紗(麻雀格闘俱楽部)
余談だけど、いつもながら、
「個人賞の表彰は先にやれ!」と思うのは、
わたしだけではない、はず・・・。
ちなみに「個人スコア」がいわゆるMVP。
昨シーズン新加入で苦しんでいた優選手のMVPは、
雄選手のファンにとっては、嬉しいのとホッとするのと両方だと思う。
(昨季新加入で苦戦した優、渋川、仲林の3選手が全員プラスなのもいいところ)
そして、似たような感じで、
嬉しさとホッとした、1シーズン乗り切った、
みたいな感情になっているのが、猿川選手のファン(であるわたし)。
新チームのドラフト1位として、
自身の麻雀だけではなくチームメートの麻雀をみたり、
インタビューやスピーチ、番組出演、ファンサービスなどなど、
およそこれまでの猿川プロを知っている人からすると、
「大丈夫かなぁ!?」と心配していたところ、しっかり魅せた。
今シーズン新加入7名のうち、
プラスで終わったのは渡辺太選手と猿川選手のふたりだけ。
レギュラーシーズン終盤の追い上げはもちろん、
チーム内での立ち位置、プレッシャーを考えたら、
「コンテンツとしてのMリーグ」に対する今季のMVPは猿川選手だと思う。
まぁ、猿川ファンによる贔屓目での絶賛ですが。
来シーズン、さらなる盛り上がりも、
BEASTJapanextにかかってると思うので、
新生BEASTの2年目に期待しています。
といったところで、本日のブログは手仕舞い。