荒ぶる相場「史上最大の下落、からの史上最大の上昇」

トレード雑記第456弾、

 

荒ぶる相場「史上最大の下落、からの史上最大の上昇」

先週たいへんな下落を経験したわけですが、

そこが底ではなかったようで、月曜日に史上最大の下落となりました。

 

 

週末の先物の動向から、下目線ではあったものの、

「まさかこんなに(4000円超)下がるなんて!?」

というのが多くの方の共通認識だったと思います。

 

不謹慎なたとえですが、

地震がきて驚いていたら、それは「余震」で、

その後にもっと大きな揺れ、つまり「本震」がきた、みたいな感覚。

 

さすがにもう一段、これより大きな下落幅での下げはないと信じたいけれど、

それももちろんあり得ると考えることも大切になります。

 

前回のブログでも書いたけれど、

一気に戻すことも考えられるし、そのまま下にズルズルということも考えられますので。

 

☆.前回ブログ(公開:2024年8月5日、執筆時期:同4日)

株価下落(!?)、暴落(!?)への備え!!!

 

このブログを書いているのは8月6日(火)の引け後になるけれど、

この日の相場は、大きな戻り買いで上昇しました。

 

その上昇額(幅)は、こちらも史上最大。

 

 

見出しにあるように、

史上最大の下落も、史上最大の上昇も、異常と言ってもいいレベルの乱高下です。

 

2024年に史上最高値を更新した事実と相まって、

よくわからない値動きが続いている、というのが率直な感想。

 

重要なことは、

「よくわからないことが起こり得ることは、わかる」

という感覚を持っておくこと。

 

すでに、SNSでは、パニックを扇動する人たちよりも、

「歴史に学ぼう」という感じで「過去の暴落」や「暴落からの回復期間」、

その他「長期トレンド」などデータの紹介や偉人の格言など、かなり平静を取り戻しています。

 

火曜日も続落していたら、騒ぎ立てる人がもっと増えたんでしょうが、

そういう人たちが声を潜めてくれるのは、相場にとって良いことだと感じます。

 

こういうときこそ冷静になって、

冷やかしや扇動する言葉に騙されないことが大切。

 

そして、今だからこそ、

あらためて気をつける点を列挙。

 

1.こういうときだけ出てくるインフルエンサーに注意!

普段SNSから離れていたような人もたくさん出てきました。

 

単純な生存確認レベルの投稿は影響ないですが、

こういうときだけ「爆益報告」してくるタイプは要注意。

(普段から一定のペースで収支報告している人を除く)

 

収益画像の加工はもちろん、

両建てにして爆益「のみ」報告も可能なので、

不安・恐怖に手を差し伸べてくれる教祖のように信じ込まないことが大切。

(元々の知人・友人など繋がりのある人を除く)

 

2.下落だけ騒いで上昇は無視する人たちに注意!

これまでの上昇に対しては何ひとつ言及しないどころか、

なんなら「自分の技術で利益を上げていた!」みたいな人たちが、

下落したとたん「政府が~、岸田が~、日銀が~」みたいに声高に喚くタイプに注意。

 

SNSの特徴として、

称賛より不満が支持を集めやすいわけですが、

それ(≒承認欲求が強い)を差し引いてもあまりにも露骨な他責思考とは距離を置くことが大切。

 

3.原因を断定する、キャッチーなフレーズを多用する人たちに注意!

今回の下落(からの上昇)について、

その理由がよくわからないのが特徴のひとつです。

 

そこを「わからない」ではなく「原因は〇〇だ!」と力強く発言すると、

それっぽく聞こえてきますし、自信満々な姿勢から「強い人、信念のある人」みたいな評価が得られやすいです。

 

実際には、複雑な要因が絡み合っての株価変動ですから、

簡単に原因を断定することはできませんが「不安や恐怖のなか答えを欲している人」によく響きます。

 

また、「〇〇ショック」とか、「追証」など、

わかりやすく響くキャッチーなフレーズを多用する人たちには、さらに注意が必要です。

 

上手いことを言いたい、

それっぽいワードを作って拡散すれば「自分の手柄」になる、

みたいな感覚で、(相場や関係者の間で)爪痕を残したいといった自己顕示欲の高さが見え隠れします。

 

共通して言えることは、

株式投資・トレードを始めた初心者が不安に駆られている今が稼ぎ時、

とばかりに騒ぎ立てている人たちから距離を置くこと、信じすぎないこと、

注意深く観察しておいて、この後の相場の変化でどういう発言をするのか、

しっかりと見極めることが大切になってきそうです。

 

わたし個人は、

前回ブログの引用ブログ(4月の段階)で書いていたように、

35000円がひとつの基準だと考えているので、今週維持できるか、

それとも大きく下がってしまうのか、そのあたりに注目しています。

(先物がまた下がっているけど、週後半で35000円に回復してほしい)

 

といったところで、本日のブログは手仕舞い。

 

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